合同葬の意味と形―社会人が知っておくべき9つのポイント

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合同葬と言う葬儀の形をご存知でしょうか? 近頃、会社と遺族が協力して故人の葬儀を営む、合同葬と言われる葬儀を行うことが増えています。

これは、社葬や会社主催のお別れ会とは、また違った形の葬儀です。会社に貢献された方や、長く勤めて取引先諸方とも深いお付き合いのあった方などが亡くなられた場合、普通の葬儀ではなかなか間に合わないことも多くあります。そういった場合に、ご遺族と相談しながら、会社規模で営まれるのが合同葬なのです。
合同葬にはいろいろな意味があり、その葬儀の内容も規模も様々です。複数の会社が共同で営む葬儀も合同葬ですし、災害や事故で多数の方が亡くなられた場合に営まれる、大規模な葬儀も合同葬と言います。

この記事では、会社が主な準備を担当しつつ、亡くなった方の遺族とともに葬儀を営む合同葬に限定して、準備すべきことやマナーについて解説します。

— この記事の目次 —
1.合同葬とは
2.合同葬の営み方
3.いくらかかる?合同葬の費用
4.どうしてやるのか。合同葬の意義
5.社員として合同葬を準備する場合
6.取引先として合同葬に参列する際のマナー
7.合同葬の喪家としてのマナー
8.参列者が絶対言ってはいけない言動とは?
9.近年注目されている「家族葬」と「直葬」喪主の為の基礎知識
まとめ

1.合同葬とは

出典元:http://photomaterial.net/a0085/

例えば身内の誰かが亡くなった場合、家族は私的な交友はわかっていても、社会的な関係はわからなかったりします。

一方会社側は社会的な関係は分かっても、個人的な交友はわかりません。故人が取引先や同業他社との繋がりが多い場合、遺族だけでは対処が難しく、かといって会社側としても、遺族の意向を無視してあちこちにお知らせするわけにもいきません。

この2つを同時に解決できるのが合同葬です。ただし何でも誰でも合同葬になるわけではなく、そこには合同葬ならではのルールややり方があります。

1-1.合同葬が営まれる場合あれこれ

まず合同葬は遺族ではなく会社側から提案があるものです。創業者や会長社長といった会社のトップ、もしくは会社に多大な貢献のあった役員などが、合同葬の対象になります。業務中に亡くなった殉職者の場合もありますが、これはかなり特殊な例です。その会社に勤めていれば、誰でも合同葬を営んでもらえるわけではないのです。

そもそも会社が合同葬を営むのは、取引先をはじめとした関係各所に、故人の訃報をお伝えするということが第一にあります。会社に深く関わっている人ほど、知り合いも多く社会的関係も深いものです。かといって会社での故人しか知らない場合、どんな葬儀を望んでいたか趣味は何だったかなど、仕事上の言動からは知りようがありません。

一方の遺族側は、親戚や友人や趣味嗜好などは把握していても、会社の関係までは十分に把握していない場合がほとんどでしょう。合同葬が営まれるような方であれば、お知らせするだけでも大変な数になります。個別に対応するのはほぼ無理でしょう。

このような会社側遺族側の双方のために、合同葬は営まれます。会社側は遺族側によくお話を聞いて葬儀の準備ができますし、遺族側は会社側に葬儀の次第は任せつつ、参列者に応対することができます。会社にとっても遺族にとっても、何より故人にとって一番良い形で見送ることができるのです。

1-2.合同葬と社葬の違い

会社が営む葬儀として、社葬と言うものもあります。お別れ会を会社が企画することもありますね。でも合同葬は、社葬やお別れ会とまったく違います。

社葬もお別れ会も、故人を荼毘に付すいわゆる「お葬式」は、もう終わっているのです。遺族や親しい方々でのお葬式を終えた後で、あらためて会社としての葬儀や会を設けるのが、社葬でありお別れ会です。故人の遺影はあっても、最後にお顔を見るようなことはできないのです。

合同葬は遺族と会社が一緒に営む「お葬式」です。故人の亡骸が安置された祭壇があり、個人的な知り合いも仕事上の知り合いも、一緒に故人を見送ります。遺族とは面識のないような人でも、故人と深い付き合い、長い付き合いの参列者がいるかもしれません。社葬やお別れ会では最後に顔を見ることはできませんが、合同葬ならば直接お別れを言うことができます。

もちろん葬儀の流れによっては、直接顔を見ることはできない場合もあるでしょう。参列者の数は一般の葬儀より大規模になりますし、遺族に無理も言えないこともあります。それでも故人に目の前でお別れをしたいと思うような、そんな会社関係の方にとっては、合同葬は最後の機会になるのです。

1-3.合同葬は故人の宗教で見送るもの

社葬やお別れ会は、基本的に無宗教になります。これはすでに葬儀は終わっているため、宗教色を無くして行うからです。お骨葬になる場合が多いため、ホテルを利用することもでします。ホテルではご遺体を安置することができないからです。

一方合同葬では遺族の意向によって、特定の宗教でお見送りします。仏式の場合もキリスト教式の場合も神式の場合も、合同葬ならば可能です。ただし式場は葬儀会館やセレモニーホールのような斎場になります。

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