花はお葬式でどう使われる?用途やマナー、相場など全部解説します

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4.祭壇の近くに供えられる花~供花

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

お葬式では祭壇のそばに供花が飾られ、葬儀会場を華やかにします。

しかし供花を送る場合は、気をつけなければならないことが多くあります。

ここでは、供花の意味やマナーについてお伝えいたします。

 

4.1 供花の意味やしきたりは?

供花は「きょうか」「くげ」「くうげ」と読みます。

供花は、故人との関係性が近い方の他、職場の方や友人・知人なども送ることができます。

また、関東など一部の地域では喪主が供花を出す習慣があります。

 

供花は、喪家がお香典を辞退しているときにその代わりに送ることもあります。

それと、お葬式に参列できない方が弔意を表すのにも使われます。

 

数え方は枕花や花輪と同様に一つなら「一基」、二つ同じものを送れば「一対」です。

一対の場合は祭壇の左右の同じ位置に置きます。

 

供花で使われる花は、菊、ユリ、トルコキキョウ、カーネーション、デンファレ、胡蝶蘭、カラー、デルフィニウムなどです。

色合いは白を中心に水色やピンク、紫など淡い色を合わせることが多いです。

 

華やかな色(赤やオレンジなど)の花や、バラなどとげのある花は基本的には使われません。

しかし近年では、故人の好きだった花であれば、そうした習慣にこだわらない方も増えてきています。

造花やプリザーブドフラワーが使われることはあまりありません。

 

神道のお葬式では白・黄色の菊や白いユリなどが使われます。

キリスト教のお葬式では白のユリやカーネーションなどが多く、和菊は使われません。

供花のアレンジは、高さが1.7~1.8mほどのスタンドに飾られるスタンドフラワーや、篭に盛って飾られる篭アレンジメントなどがあります。

 

4.2 供花の送り方は?連名で送るには?

いつ・どこに・誰宛に・いくつ送る?

供花は、遅くともお通夜の3時間前に間に合うように葬儀会場に送りますが、そのためにはお通夜の日の午前中までには注文しましょう。

お通夜と葬儀・告別式の会場が違う場合は、葬儀・告別式の会場に、前日に到着するように送ってください。

お通夜を行わないお葬式でも、葬儀・告別式の前日に到着するように会場に送ります。

 

宛名は喪主様宛で、フルネームが分からなければ「〇〇家様」「〇〇様ご遺族様」としてください。

喪主や親族、それに故人と特に親しかった方は一対送りますが、会社関係など、故人とそれほど深い関係性のない方の場合は一基にするのがマナーです。

しかし近年では、スペースの都合上で一基だけ送ることも多くなっています。

 

連名で送るには?

連名の場合、〇〇一同といった名称でまとめるか、個人名を並べて書くかのどちらかとなります。

〇〇一同にする際は、会社名や団体名があればそれを先に記入します。

個人名を並べるときは、肩書きや年齢の順(右から)となります。

名札には3名~8名記入することができますが、4名以上は2段に分けられます。

注文するときに注意すべき点は?

供花を注文するときに気をつけなければならない点としては、以下のようなものがあります。

 

・喪家が供花を辞退していないかどうか

・地域性や喪家の宗教

・葬儀会場によっては外部の花を持ち込めない、持ち込み料がかかる、花の種類が限定されるなどの決まりがある

・遺族や親族で供花をとりまとめていることがある

・花の種類や色、供花の数など会場全体のバランス

 

供花は葬儀社・生花店・ネットで注文できますが、葬儀社で注文した場合、上記の注意事項は葬儀社で確認してくれます。

 

注文の流れは?

供花は葬儀社で注文するのが一般的ですので、ここではその流れでご説明します。

葬儀社に連絡を取らなければなりませんが、葬儀社の名前や連絡先が分からない場合は葬儀会場に聞いてみましょう。

お葬式の日時と喪家名を伝えれば教えてもらえます。

 

連絡が取れたら葬儀社と相談しつつ、送る数や花の種類、スタンドかアレンジメントかを予算を踏まえて決めましょう。

札に入れる名前は漢字の間違いなどないよう、FAXを送るのが良いでしょう。

支払い方法は振込みや当日支払うなど、葬儀社によって違います。

 

生花店やネットで注文する時の注意点は?

生花店やネットで注文する際は、先にお伝えした注意点を葬儀社や親族・葬儀会場等に確認する必要があります。

ネットの場合は、到着に日数がかかることがあるのでよく確認しましょう。

支払い方法がクレジットカードでないと日数が延びるところも多いです。

 

葬儀社と比較してのメリットは、花の種類に自由がきく点です。

しかしネットではイメージが違ったなどのトラブルがありますので、メールで画像を送るサービスのあるところを選んだ方が良いでしょう。

 

4.3 供花の値段はいくらくらい?

供花の相場は一基7,000~20,000円くらいで、中でも15,000円くらいの品がよく利用されています。

また、弔事では故人と縁の薄い方が、近しい方より高い供花を送るのはマナー違反とされています。

そのため喪主の供花の相場は高くなり、20,000円以上が多いようです。

 

4.4 供花の並び順は?

供花は故人との関係性が近い方から(喪主→遺族・親族→会社関係や友人・知人)、以下の図の順のように並べるのが一般的です。

 

<供花の並べ方>

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

並び順で優劣をつけたくない場合は芳名板を使う方法があります。

芳名板は一つ一つの供花に名札をつけず、会場の入り口に名前を並べた板を掲示するやり方です。

これだと名前は順不同(五十音順)となり、供花の並べ方に頭を悩ませずに済みます。

 

また芳名板は、先に御花代をいただいて、供花は遺族がすべて注文する形をとることもあります。

この場合御花代は供花だけでなく、会場全体の花に使われます。

芳名板を使用するときは、一基当たりの1,500~3,000円の手数料がかかります。

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