遺族と親族の違いとは?範囲・席順・焼香順、その他のマナーは?

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5.喪主・遺族が葬儀に関してやることは?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

この章では、喪主や遺族に絞って、葬儀に関してやるべきことをお伝えします。

喪主や遺族がやることは、正直とても多いです。

悲しみの中で大変ですが、分からないことは葬儀社や親族とよく相談しながら、着実に片づけていきましょう。

 

5.1 臨終~通夜・葬儀までにやるべきことは?

遺族は、臨終のあとにさまざまな物事を進め、決定していかなければなりません。

まず、故人に近い親族の方や親しくしていた友人、故人・遺族の学校や職場などに亡くなったことを連絡します。

ご遺体は、自宅に安置しない場合には葬儀社または搬送サービスに、安置施設へ搬送してもらいましょう。

 

死亡診断書または死体検案書を病院や警察で受け取り、葬儀社を決めたら、打ち合わせをしていきます。

そこで決定するのは、以下のような項目です。

 

・正式に喪主を決める

・葬儀の予算や規模、形式(直葬、家族葬、一般葬、社葬など)

・葬儀における宗教または宗派

・葬祭場、火葬場、日程、時間

・納棺の儀や湯灌を行うかどうか

 

日程や時間は葬祭場や火葬場の空き状況と、僧侶の予定を優先して決めてください。

菩提寺がある場合は喪主(遺族)が連絡し、日程や戒名、お布施代、会食の出欠などについて相談しましょう。

宗教的な儀式を行わない直葬を選ぶ場合には、トラブルを防ぐためにもまず、菩提寺や親族の意見を聞いてみてください。

 

初七日法要は、葬祭場によっては火葬後に行えないことがありますので、その場合は式中初七日となります。

この点は葬儀社に相談し、菩提寺にもどうしたいかを伝えましょう。

菩提寺がないけれど僧侶を呼びたいなら、葬儀社に依頼します。

 

納棺の儀(仏衣などへの着替えや死に化粧を遺族が手伝い、納棺する)や湯灌の儀(ぬるま湯でご遺体を洗い清めること)は必ず行わなければならないわけではありません。

納棺の儀は30,000~40,000円くらい、湯灌の儀は80,000~100,000円くらいが相場です。

 

他に、棺・骨壺・遺影写真・祭壇・供花・供物などを決めたり、返礼品についてや、通夜ぶるまい・精進落としについて、火葬場への送迎についてなども遺族が決定する項目です。

小規模な葬儀の場合には参列者をどこまで呼ぶのか、お香典や供花を辞退するのかどうかも決めましょう。

受付や車両係などが必要ならそれも決定します。

 

場所や日程が正式に決まったら、参列してほしい方に連絡し、学校や職場にも休みを取ることを改めて伝えてください。

町内会(近所)にも葬儀の手伝いや参列をお願いするかどうか(身内だけの葬儀にするか)を、連絡しておきます。

役所の手続きは葬儀社が代行するのが一般的ですので、死亡届に必要事項を記入して、葬儀社の方に渡しましょう。

 

仏衣を使用しない場合には故人の着替えを準備します。

また、棺に入れる思い出の品も探しておきましょう。

喪服や数珠がなければ通夜(葬儀)の日までに用意します。

 

5.2 葬儀の流れはどのようになる?

次に葬儀の一般的な流れをざっと見てみましょう。

お通夜は一般的に18~19時くらいから始まり、通夜式が1時間くらいで終わると、通夜ぶるまいが行われます。

通夜ぶるまいは21時までには終了します。

葬祭場によっては仮宿泊できますので、宿泊、または自宅に帰ります。

 

お通夜の翌日、葬儀・告別式が行われるのは10~11時くらいからが多く、式は1時間ほどで終了、その後出棺、火葬場へ移動します。

火葬場で最後のお別れをし、待合室で待ちます。

火葬にかかる時間は1~1時間半くらいで、終わったらお骨上げを行います。

 

その後、葬祭場に戻り還骨法要や初七日法要を行い、精進落としをして解散です。

式中に初七日を行う場合もありますし、火葬場によっては火葬を待っている間に、精進落としが可能です。

葬儀の形式には、お通夜を省略する一日葬、宗教的な儀式をほぼ行わない直葬などもあります。

また、地域によっては火葬が最初だったり、お通夜→火葬→葬儀・告別式の順に行われるところもあります。

 

5.3 通夜や葬儀の当日やることは?参列者への対応は?

お通夜や葬儀の当日は、遺族は1~1時間半くらい前には会場に到着するようにしてください。

親族控室が使用できる時間を確認しておきましょう。

葬儀社と最後の打ち合わせや、受付・返礼品・弔電・弔辞の確認、僧侶へのお布施のお渡しを済ませます。

お布施のお渡しは、お通夜か葬儀のどちらか1回です。

 

喪主や遺族は、葬儀の儀式に出席している間、参列者を出迎えたり、見送ることはありません。

挨拶を受ける場合は、親族や世話役などが行います。

喪主や遺族は席を立たず、挨拶を返すにしても目礼する程度で良いでしょう。

 

喪主や遺族が参列者の前で行う、遺族代表の挨拶については、7章でお伝えします。

通夜ぶるまいや精進落としでお酌をするかどうかは、地域や家のしきたりに合わせましょう。

お酌をしながら挨拶をして回るのが普通の地域もありますし、喪家はなにもせずに座っているべきといった風習の地域もあります。

 

受付や会計、車両係などを親族や参列者のどなたかに頼んだ場合は、3,000~5,000円の謝礼を渡しましょう。

封筒に志と書き、お礼を述べて渡してください。

葬儀委員長や世話役代表を依頼していた場合は、謝礼は10,000~30,000円ほどで、それに加えて菓子折りもお渡ししましょう。

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