数珠の使い方を知るには3つの観点と3つのポイントをおさえよう!

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数珠は普段何気なく手にしていますが、数珠を手にする意味や正しい使い方について自信はありますでしょうか?

数珠の意味と使い方の全てがわかるように3つの観点で数珠を整理してみました。

 

それは本式数珠と略式数珠という形式、男性用と女性用のつくり、宗派別の違いの3つです。

さらに数珠と使い方について大切なポイント3つについて詳しく説明します。

これで数珠の使い方についての理解はバッチリです。

 

また、数珠の珠の数とか、数珠が切れたら縁起がどうかとか、数珠に関係する言い伝えは意外に多いです。

とても役に立つ数珠にまつわる様々な知識や言い伝えについても説明します。

 

— この記事の目次 —

1. そもそも数珠とは何か?

2. 本式数珠と略式数珠はここが違う

3. 男性用の数珠と女性用の数珠を間違えないために

4. 宗派別の数珠の違いは実に微妙

5. 数珠の意味と使い方で気になる3つのポイント

6. 数珠にまつわる知識

7. 数珠のブランド「京念珠」

8. まとめ

1. そもそも数珠とは何か?

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

数珠はお通夜や葬儀の際は必ず持参するものです。

そして多くの人が自分専用の数珠を持っています。

それほどまでに身近になっている数珠ですが、あらたまって「数珠」って何ですか?と聞かれると答えに詰まりませんか?

それでは最初に数珠とはどういうものか詳しく説明します。

 

1-1.数珠の歴史を紐解くと

数珠を持っているだけで魔除けや厄除けとなり、さらに福を授かるとされていることをご存知でしょうか。

数珠はお通夜や葬儀の小道具でもなく、僧侶のお勤めの道具だけではないのです。

 

数珠の歴史を辿ると仏教と同じくインドに至ります。

数珠の原型のようなものは、古代インドで広まっていたヒンズー教のバラモンが儀式に用いていたようです。

その後インドで誕生した密教が仏教用具として儀式に取り入れました。

そして密教と共にインドからシルクロードを経て中国に伝わり、その後朝鮮半島を経て紀元六世紀前後に日本に伝わったようです。

日本では密教の僧侶が数珠を使い始め、貴族仏教徒に拡がり鎌倉時代になると一般の仏教徒も使用するようになりました。

 

古代インドのバラモン教の聖典には「連珠」という記述があり、それが「念珠」となり「数珠」として伝わったということです。

「連珠」には祈りの回数を数えるのに使う珠という意味があり、「念珠」とは心に念ずる珠という意味があります。

 

また数珠を取り入れた仏教の教えでは「仏説木槵子経」にお釈迦様が語った言葉として以下の記載があり数珠の原点とされています。

「百八の木槵子(もくげんじ)・無患子(むくろじ)の実をつないで、いつも手にして心から三宝(仏・法・僧)の名を唱えなさい。そうすれば煩悩が消え、災いもなくなります。心身も楽になるでしょう。」

 

1-2.数珠の材質・材料は何か

数珠の材質には木と石があり、材料はそれぞれ天然木と天然石になります。

 

天然木による木製の数珠

主材料としては栴檀(せんだん)、黒檀(こくたん)、紫檀(したん)、柘植(つげ)、正梅(しょううめ)、屋久杉(やくすぎ)などが使用されます。

天然木による数珠は、軽くて手に馴染みやすく扱いやすいもので、使えば使うほど珠に艶が出てきて長く愛着を持って使用できます。

 

「仏説木槵子経」そのままに木槵子の実から作られた数珠も販売されています。

さらにお釈迦様が菩提樹の木の下で悟りを開かれたことにちなみ、菩提樹の数珠も販売されています。

菩提樹の数珠にはたくさんの種類があって、星月菩提樹(せいげつぼだいじゅ)、天竺菩提樹(てんじくぼだいじゅ)、鳳眼菩提樹(ほうがんぼだいじゅ)、金剛菩提樹(こんごうぼだいじゅ)、龍眼菩提樹(りゅうがんぼだいじゅ)など迷ってしまうほどです。

こうした付加価値のある数珠を自分自身用に持つのも良いかもしれません。

 

天然石による石製の数珠

天然石の種類として男性用には虎目石・青虎目石・オニキス、女性用にはローズクォーツ・藤雲石・ビルマ翡翠が好まれます。

本水晶・翡翠・琥珀から作られた数珠は、性別や年齢を問わずに使われています。

石で出来た数珠は何といっても様々に変化する色合いが美しいことと、珠の表面のあでやかな輝きが魅力です。

 

また天然石には石の持つ効力や意味があり、誕生月や干支などと組み合わせて意味を持たせることもあります。

自分のポリシーや生年月日に関係する天然石の数珠を選ぶ人も多くなっています。

 

1-3.数珠の使い方は決まっているか

数珠は古代インドのバラモン教の聖典から祈りの数を数えるのに使っていたと説明しました。

具体的には古代バラモン教の神々の名を唱えて、唱えた回数を数えていたとされています。

仏教に取り入れられた際も、当初は真言と呼ばれるマントラを数えるのに使用されました。

 

その後日本に伝わった仏教では、祈りや真言の数ではなく日々のお勤めの際に唱える念仏の数を数えるのに使用されていました。

鎌倉時代以降は、念仏やお経の数を数えるのに使う他に、数珠の珠と珠を擦り合わして音を出すという使われ方も始まりました。

さらに自らの信仰を象徴するものであったり、仏事の時の装飾品の意味合いも持つようになり現在に至っています。

 

お通夜や葬儀の際の参列者はお勤めをするわけではないので本来数珠は不要のものになります。

しかし現在では数珠を携えて葬儀に参列することが欠かすことのできないマナーとなっています。

 2. 本式数珠と略式数珠はここが違う

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

数珠には「本式数珠」と「略式数珠」の2種類があることをご存知でしょうか。

本式数珠とは、仏教の各宗派の正式な数珠のことで「二輪数珠」とか「振分数珠」といいます。

略式数珠とは、仏教の宗派に関係しない数珠のことで「片手数珠」といいます。

それでは本式数珠と略式数珠について詳しく説明します。

 

2-1.本式数珠とはこういうもの

本式数珠とは、宗派ごとに決められた形式の数珠です。

基本的にその宗派の信徒の人が使用する格式の高い数珠です。

二輪数珠や振分数珠の他にも正式数珠といわれることもあります。

 

特徴的なのは男性用本式数珠と女性用本式数珠というように男女で別になっていることです。

また外観上でも特徴があり、二重の数珠の形式で使用する珠の数が108個だということです。

ただし108個という珠の数にあまり拘りを持たない宗派もあります。

 

なお、持っているだけで魔除けや厄除けとなり、さらに福を授かると言われている数珠は本来は本式数珠の方であって略式数珠ではありませんでした。

 

2-2.略式数珠はこうなっている

略式数珠とは、仏教の宗派に関係なく誰でも使える数珠のことです。

片手念珠といわれることもあります。

男性用略式数珠と女性用略式数珠に分かれている場合がありますが、珠のサイズや数珠の長さで区別されているだけです。

 

外観上の特徴では一重の数珠の形式で、使用する珠の数は決まっていません。

略式数珠の材料は種類が豊富で、低価格のものあるので気軽に使うことができます。

 

2-3.本式数珠と略式数珠の使い方はこう違う

本式数珠は、お通夜や葬儀・告別式や初七日法要や各種法要の宗教儀式の際に使用します。

略式数珠であっても咎められることはありませんが、やはり自分の宗派の正式数珠を使うべきです。

正式数珠を持っていることで魔除けや厄除けとなり福を授かると言われているので、まだ持っていない場合は早めに用意しておくことをお勧めします。

 

略式数珠は、どこにでも気軽に持ち運べますのでご自身の趣味に合った数珠を用意しておきましょう。

季節に合わせた色合いの数珠を用意して使い分けるのもオシャレです。

自分の宗派でないお通夜や葬儀・告別式に参列する際などに使用することができます。

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