告別式の流れが全部わかった!内容と所要時間や6つの疑問に答えます

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告別式については、よく知らないとかわからないという人が多いです。

それもそのはずで、告別式に参列しているのに葬儀に参列しているなんてことになっていて困惑することもあります。

どこまでが葬儀で、どこからが告別式なのか流れの中でもハッキリしていません。

 

そこで多くの人が気になる告別式の意味と流れについて詳しく説明します。

実は意外にも告別式の歴史は浅いのです。

そして告別式とお通夜の関係について3点、告別式についての疑問点の3点についてお答えします。

 

— この記事の目次 —

1. 告別式の意外な歴史知ってますか?

2. お葬式の流れの変遷を知ると今の告別式がわかる!

3. なぜ葬儀と告別式が一体化したの?

4. 告別式の流れを時間でチェック

5. 告別式とお通夜、3つの「どっち?」にお答えします!

6. ここが知りたい!告別式での3つの疑問

7. 仏式以外の告別式の流れって知っていますか?

8. まとめ

1. 告別式の意外な歴史知ってますか?

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

現在のお葬式は、葬儀式と告別式の2つの儀式が一体となって進められるようになっています。

葬儀式は、故人の血縁関係である家族や親族が中心になり故人の冥福を祈る宗教的な儀式です。

 

では告別式はどういう儀式なのでしょうか?

最初に告別式の歴史から紐解いてみましょう。

 

1-1.告別式が始まったのはいつから?

告別式の原型に当たると言われている儀式は江戸時代前のものなど幾つか指摘されています。

しかし一般的には明治時代の中江兆民の無宗教形式の葬送が告別式の原型であるとされています。

つまり告別式の歴史は明治時代(明治34年)から始まったと考えられているのです。

 

中江兆民の葬送は、本人の遺言からお葬式にはよりませんでした。

中江兆民を知る人たちにより青山葬会場(青山墓地)において、無宗教葬で行われたのです。

 

大正時代になると、告別式という儀式が普及してきて無宗教形式の告別式だけではなく、仏教や神道と結びついた「仏式告別式」や「神式告別式」もおこなわれるようになりました。

その頃には寺院まで葬列を組んで行進する葬列もされなくなり、自宅で告別式が行われていました。

更に時代が進み昭和の高度成長期になると、今度は告別式が葬儀式と一体となり、自宅から専用葬儀会場で行われるように変化しました。

 

そして現在では、故人の身内や親しい人が集まる「お通夜」と、宗教的儀式である「葬儀式」と、一般の弔問者による社会的な儀式である「告別式」が一般的な流れになっています。

告別式は明治34年では無宗教式によるセレモニーで始まりましたが、現在では葬儀式と告別式が一体化したものになっています。

 

1-2.最初の告別式ってこんなでした

中江兆民は幕末に生まれ明治初期に活躍した思想家です。

「兆民」という名前は「億兆の民」という意味が込められているそうです。

 

告別式の始まりとされる中江兆民の葬送の儀式は、友人や弟子たちにより開催された「無神無霊魂」の告別式でした。

中江兆民は1901年12月13日に他界し、告別式は12月17日に青山会葬場で行われました。

その告別式の詳細は1901年12月18日付けの朝日新聞に「中江兆民居士告別式」として報じられています。

12月17日午前9時:中江兆民の棺を乗せた棺車が小石川の自宅を出発

12月17日午前10時:棺が青山墓会葬場に到着

「一千名参集して棺を迎え場の正面に柩を安置」して告別式が開式

 

告別式では、以下の順にスピーチがなされました。

(仏式の葬儀の僧侶による読経にあたります)

板垣退助の弔辞

大石正巳の追悼演説

門下生総代として野村泰亮の永別式辞

そして、「棺前告別」として参列者が敬礼をしています。

これは、仏式の葬儀の焼香をあげることに相当します。

 

1-3.かつてのお葬式全体の流れにはビックリ

江戸時代頃までの日本でおこなわれていた庶民のお葬式は、儀式らしいものではありませんでした。

その後お葬式の流れが徐々に様式化・儀式化して現代のように確立していきました。

昔のお葬式には現代人からするとビックリするような内容もありました。

 

お通夜

お通夜は故人の遺族だけでなく親しい人も集まり故人と最後の一夜を明かしました。

お通夜では、お釈迦様の入滅に倣って故人を北枕で寝かせます。

胸元には悪霊が入り込まないように刃物を置いていました。

こうした内容は現在のお通夜でも受け継がれています。

 

納棺儀礼

故人をお湯できれいに清めてから死に装束を着せて桶か棺に納めました。

この際に、僧侶に読経をしてもらう場合もありました。

この納棺時には、蓋を石で「釘打ち」して封じます。

石を使う理由は、死霊を封じ込める力があるからです。

しかし実際のところは「これでお別れ」という故人への断念の意味を込めるためとされています。

 

内葬礼(出立の膳)

故人の家族を中心に最後の食事をします。

食事後に故人が生前使っていた茶碗を割る儀式(茶碗割り)をする地域もありました。

これも死者が戻らないようにと言うよりは「これが最後の食事なのだ」という故人に対する断念を確認する意味とされています。

 

庭葬礼(露地式)

棺や桶を庭に出して集まった人たちから最後の別れを受けます。

現代でも出棺時に霊柩車が故人の家や関係の深い場所を巡って火葬場に向かいます。

その際は、近所の人や故人の関係者などが故人をのせた霊柩車を見送ります。

この庭葬礼(露地式)こそが、告別式の原型だと考えている人もいます。

 

葬列

参列した人たちで葬列を組んで、故人の桶や棺を寺院へ運びます。

葬列の組み方も地域や宗派により細かく決められていました。

昔の日本のお葬式では、参列者にとっての中心儀式がこの葬列でした。

現代の葬儀の際に設けられる祭壇は、この葬列での輿のなごりであるともいわれています。

 

堂内葬礼

寺院で僧侶にお経をあげていただきます。

現代の葬儀式にあたるのが、この堂内葬礼もしくは内葬礼です。

葬列がほぼ行われなくなったことから、お葬式の中心儀式が堂内葬礼か内葬礼になって現在に至っています。

 

埋葬(火葬)

以前は一部の身分の高い人を除き、ほとんどの人が土葬されていました。

明治以降に伝染病防止の必要もあり火葬が法律で決められて、ほぼ火葬が100%に近い状態になっています。

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