供花とは?紛らわしい枕花、花輪、献花の3種との違いを徹底解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

お通夜や葬儀・告別式で花を供えることを「供花」といいます。

しかし供花の他にもお葬式関係の花というと「枕花」とか「花輪」とか「献花」があります。

これらは供花とはどう違うのでしょうか?

 

そもそも供花の正式な意味やマナーはどうなっているのかハッキリしません。

供花とかお葬式関係の花となると、葬儀業者や花屋さんに任せきりでよく知らなかったりします。

万一失礼なことやマナー違反があるといけませんので、ここできちんと整理しておきましょう。

 

供花とは他の3種類の枕花、花輪、献花と比較してどう違うのかをハッキリさせます。

また供花の種類や相場についても説明しますので、これをご覧いただければ供花については安心していただくことができます。

 

— この記事の目次 —

1. そもそも供花とはどんな花のこと?

2. 供花と枕花の違いはこれなのです!

3. 供花と花輪はこんなに違います

4. 供花と献花は全くの別物!

5. 供花について大切な5つのポイントとは?

6. キリスト教に供花はあるの?

7. 神道だと供花はどうなるの?

8. まとめ

1. そもそも供花とはどんな花のこと?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

最初に供花の意味や定義について説明します。

また供花に関する意外な地域性や現在のトレンドについてもあわせて説明します。

 

1-1.供花とはどんな意味でどう読むか

供花とは、葬儀の際にお供えされる花でお悔やみの気持ちを込められた生花です。

供花という漢字は「きょうか」と読みます。

「くげ」と読むことは「きょうか」と比べると少ないのですが間違いとはされていません。

しかし「くげ」と読む場合は「供華」の漢字が使用されることが多いです。

ややこしいことに「供華」の漢字は「くうげ」とも読みます。

 

具体的には供花とは葬儀の際の祭壇に飾るものです。

通常は祭壇の両側に対で2基飾るものですが、必ず対である必要はなく1基だけの場合もあります。

数え方としては1基と、対になっている場合は1対と数えます。

2基とは数えないため供花を注文する際などには間違いの無い様に注意が必要です。

 

最近では葬儀ではなくお通夜に参列される人が多く、お通夜の祭壇に生花を飾ることも供花となります。

従ってお通夜や葬儀・告別式の祭壇に供える生花を供花、供華としてほぼ問題ありません。

ちなみに供華の本来の意味は寺院の本堂などで仏前に供える花を意味する仏教用語ですから「供花」という漢字を使い「きょうか」と読むようにすることが最も誤解を避けることができます。

 

なお、葬儀後に自宅に飾る祭壇として後飾りというものがあります。

後飾りの祭壇にも花立てを置き花を飾りますが、それは葬儀が済んでから飾るものでもあり供花とは言いません。

 

1-2.供花とは誰が誰におくるもの?

供花とは、葬儀に際して参列する人が故人へ手向けるためにおくるものです。

会葬者が喪主や遺族におくるものではありません。

会社関係では、取引先の代表者が喪主であるようなケースには意図としては喪主に供花をおくっているのですが、あくまで故人に対しておくることになります。

 

供花とは故人にお供えするものですから遺族であっても供花をおくることができます。

子供一同とか、孫一同や親族一同といったおくり方になります。

祭壇がさみしい時などは喪主から依頼されて供花をおくり飾り立てをすることもあります。

 

ただし喪主が供花をおくるかというと、その点では地域により違いがあります。

関東含めた東日本では喪主がおくる供花を見かけることが多く、長野県などの地域によっては喪主の供花を一番立派に仕立てて飾ることが多くなされています。

逆に西日本では喪主がみずから供花をおくることは見かけることも少ないです。

ちなみに供花を複数祭壇に飾る際は、故人と血縁関係や付き合いの深い順に供花を並べて飾るようにします。

 

一つ気を付けるべきことは、供花をおくる場合に必ず遺族の意向を確認することです。

香典や弔電、供花などを遺族側が辞退されている場合があります。

訃報を受けた場合は、供花などについて「辞退させていただきます」というような記載があるので判断できます。

訃報を人づてに聞いた場合では、遺族の意向はわかりません。

できれば遺族に事前了承を得ることが確実ですが、葬儀の間は遺族は何かと忙しいので葬儀業者や葬儀場担当者に確認してみるようにしましょう。

 

1-3.供花にはどんな花を使うもの?

供花には白い菊を使うことが一般的です。

しかし必ず白い菊でなければならないということではありません。

淡い色合いの花であれば、洋花も使われています。

また、祭壇の見映えの観点から白い菊をベースとしながらも数本の濃い色の花を意図的に混ぜることもあります。

 

ただし生花である必要があります。

造花を供花に使うことはありませんので間違って使ってしまわないように注意しましょう。

 

その他に注意点としては地域によって違いがあることです。

特に京都を中心とした関西では、供花とは「樒(しきみ)」になります。

樒が供花に使われるいわれは以下のように様々なものがあります。

 

鑑真和上が唐招提寺落慶法要の際に供えたことにちなんでいる

独特の香りにより邪気を故人に近づけないことから使われるようになった

常緑樹なので仏が永遠に生きることを象徴していると考えて使われるようになった

昔は現在のように生花を容易に手に入れることができなかったから使われるようになった

 

1-4.供花にも時代の変化が?

最近では、お通夜や葬儀でも故人が好きだった生花を使って供花とされることがあります。

ある著名人の葬儀では、生前赤いバラを好まれたということで祭壇が赤いバラの供花で飾られました。

現在では、故人に手向けるものである以上その主旨に沿ったものであれば許容されるようになってきたと考えても良さそうです。

 

また、身内を亡くして悲しみにくれている遺族に慰めの意味で花をおくりたいという依頼が葬儀業者にも来るようです。

それはそれでとても良いことですが、供花ではありませんので葬儀業者も混乱してしまいます。

葬儀の際に葬儀業者に依頼すると間違いのもとになりますから、遺族に対する贈呈の場合は生花店などに遺族の自宅に届けてもらうように依頼した方が良いでしょう。

<< 次ページへ続きます >>
1 2 3 4 5 6 7 8

人気の検索キーワードTOP10


いま話題の家族葬 人気の検索キーワード
[家族葬 DIY葬の費用]  [密葬と家族葬の違い]  [家族葬とは]  [家族葬 参列]  [密葬 家族葬 違い]  [小さなお葬式]  [家族葬 通夜]  [家族葬 お香典マナー]
葬儀のマナー<参列者> 人気の検索キーワード
[社葬に参列]  [葬儀屋さん一覧]  [葬儀 受付 マナー]  [神道 葬儀]  [葬儀 流れ]  [葬儀 数珠 選び方]  [通夜 告別式 違い]  [お悔やみ申し上げます 使い方]  [冠婚葬祭 マナー]  [直葬とは]  [葬儀 マナー]  [告別式 マナー]  [葬儀 流れ] 

お葬式?これだけ読めば大丈夫!

人気記事ランキング


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket