供花とは?紛らわしい枕花、花輪、献花の3種との違いを徹底解説

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5. 供花について大切な5つのポイントとは?

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

供花とはどういう花で、枕花、花輪、献花とどう違うのかについて説明しました。

夫々に意味と用途があるのですが、実情としてはかなり混同されている場合もあることがわかりました。

ここでは供花について大切なポイントの5点を説明します。

 

5-1.供花とはいつどこで誰に手配する?

供花の手配については地域や宗教・宗派によって違いがありますが、ここでは仏式の一般的な場合を例に説明します。

喪主・血縁関係の近い遺族の場合と、訃報を受けた人の場合と、訃報は受けないが人づてに聞いた人の3ケースがあります。

 

喪主・血縁関係の近い遺族

喪主か世話役がお通夜や葬儀の前に供花の取りまとめをして、葬儀業者に手配を依頼します。

葬儀業者の方で会場の広さや祭壇の規模に合わせて調整して設置してくれます。

供花がおくられてくる状況により、祭壇がさびしくならないように供花を追加したりする場合もあります。

逆に供花が多すぎると雑然として贈り主の名前も読み難くなるため、遺族の供花の数を減らして調整することもあります。

 

訃報を受けた人・訃報は受けないが人づてに聞いた人

訃報を受けた人で供花をおくりたい人は、喪主に問い合わせるのではなく葬儀会場に問合せて、供花の手配をするのが葬儀業者か会場担当者か確認し連絡先を教えてもらいます。

その担当者に連絡を取り供花の手配を依頼します。

 

葬儀ではなくお通夜に供花をおくりたい場合は、時間的な制約がありますので一刻も早く手配の依頼をしましょう。

時間的に無理がある場合は、リスクを冒すより葬儀後の初七日から忌明けの四十九日までの間に故人のご自宅にお花か別の品物をお届けする方が良いでしょう。

 

また、供花の手配先は葬儀会場か葬儀業者が無難です。

自分の知り合いの生花店などの葬儀会場か葬儀業者以外に手配をかけたい場合は、葬儀会場からお断りされるリスクがあります。

現在では花の贈答はネットで簡単にできるようになっていて供花の場合も注文ができますし指定先に届けることもできます。

しかし上記のリスクがあるので、あらかじめ葬儀業者に確認してから手配をかるようにしましょう。

断られたり制限が付いたりすると面倒なことになりますし、せっかくの気持ちが無駄になることがありますので注意が必要です。

 

5-2.供花とはいくらぐらいが相場なの?

供花の値段は生花の種類や大きさなどおくる人により様々ですが、葬儀業者が用意している料金価格は1基の供花で1万円台から3万円台が中心です。

1対の場合は値段も倍になります。

一番注文が多いのは1基で1万5千円ぐらいの供花のようです。

 

なお、供花をおくった場合は香典を包む必要が無いとされています。

また供花と香典を両方おくる場合は、香典の方が金額が高くなるようにします。

しかし厳密に決められているわけではなく、あくまで参考として頭に入れておけばよいことで実際はケースバイケースとなります。

 

5-3.供花に名札はこう付ける

供花には贈り主の名札をつけることが多いです。

供花を手配する葬儀業者や会場担当者があらかじめ用紙を用意していますので、そこに筆書きか印刷をして供花に付けます。

会場によりますが、名札を供花に直接付けずに近くに貼る場合や、芳名板を用意して贈り主の名前を一覧で掲載することもあります。

 

名札への書き方としては名前はフルネームで、連名の場合は適切に記載できる場合は全員の氏名を書きますが、多すぎる場合には「〇〇〇一同」というような記載にします。

供花の贈り主が法人の場合も同様で、会社名や部署名を正確に記載しますが文字数が多くなった場合などには株式会社を(株)のように略すことは問題ありません。

 

具体的には以下のような記載となります。

名札は縦書きにされますが、画面構成上横書きで記載します。

また、名札上部の「謹供」は「敬供」や「供」などの文字の場合もありますし、記載が無くとも構いません。

 

個人の場合

謹供 〇〇〇〇

 

連名の場合

謹供 〇〇〇〇

〇〇〇〇

〇〇〇〇

 

遺族の場合

謹供 兄弟一同

謹供 子供一同

謹供 孫一同

謹供 親戚一同

謹供 親族一同

謹供 〇〇家

 

法人の場合

謹供 〇〇〇〇株式会社

代表取締役 〇〇〇〇

 

5-4.供花をいただいたらお礼はどうする?

香典をいただいたら香典返しをするように、供花をいただいたらお礼をしなければならないかと心配になります。

しかし供花と弔電をいただいた場合にはお礼をしなくともマナー違反ではありません。

基本的にいただいておけばよいものです。

 

気になる人や丁寧に対応したい人は、会葬礼状や忌明けの挨拶としてお礼状をお送りすれば良いでしょう。

場合によりハンカチなどの品物を添えればより丁寧になりますが、キリがありませんので割り切って考えることも必要です。

お礼状は印刷物での郵送で構いませんが、できることならお礼を手書きでしたためた上で直接渡すことがより望ましいです。

 

供花のみおくられてきてお通夜や葬儀に参列しなかった人にはお礼状を送っておくことをお勧めします。

贈った本人は参列していないので、本当に供花が飾られているかは知ることができないため喪主からお礼状が来ると安心できます。

そのためお礼状は葬儀後になるべく早い時期に送るようにしましょう。

 

5-5.御供花料って何?

「御供花料」あるいは「お花代」や「御花料」といわれる場合もありますが白無地の封筒に表書きをしてお金を包むことがあります。

この「御供花料」は2通りの使われ方がされますので、間違いやすいので注意しましょう。

 

供花の代金としての御供花料

供花を手配する際には、葬儀業者や葬儀会場担当者に連絡して手配することが多く、無難であると説明しました。

その代金の支払いをする際に、「御供花料」として代金を封筒に入れて依頼先に渡します。

これは文字通りの代金なので分かりやすい使い方ですが、現実問題としては混乱を招くことが多いものです。

 

葬儀参列者が、事前に遠方から電話なりメールなりで連絡して供花をおくり、代金を御供花料として支払うことはシンプルなのですが、具体的な渡し方を明確にしておく必要があります。

葬儀参列者が、受付で御供花料を香典と一緒に出してしまうことがあるからです。

事前に関係者に確認が取れていれば良いのですが、喪主としても大勢の参列者の中で個々に供花の代金としての御供花料なのか香典代わりの御供花料なのか分かり難いものです。

 

供花の贈り主が葬儀業者に依頼した場合は、受付に御供花料を出すのではなく、葬儀業者に直接支払うようなやり取りを決めておく方が喪主や遺族側の負担を軽減することができます。

また贈り主が自分の香典に、依頼した供花の代金を上乗せして入れておくのも混乱を招くもとになりますので避けるようにしましょう。

 

香典代わりとしての御供花料

供花をおくりたいが時間的に間に合わなかったとか、葬儀そのものを後に知ったという場合に供花をおくる代わりにお金を包んで渡す際に「御供花料」という表書きを使います。

単純に香典の代わりとしてお金を渡すのに「御供花料」を使う場合もあります。

神道やキリスト教の葬儀には香典という考え方そのものがありませんので「御供花料」としていることがあります。

また北海道の一部の地域のように喪家の葬儀の費用を軽減する意味合いでお金を包む際にも「御供花料」を使うことがあります。

 

香典代わりとしての御供花料は、当然のことながら実際の供花の費用とは関係のない金額になります。

香典代わりとしての御供花料の目安としては、香典と同じ金額を包めば良いでしょう。

 

なお、香典代わりとして御供花料をおくると喪主や遺族側から金額に見合ったお返しがされます。

そのお返しを辞退される場合は、あらかじめ御供花料をおくる際にお返しを辞退する旨を手紙に記載するか喪主や遺族にハッキリと伝えておくようにしましょう。

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