密葬と家族葬その違いとは?本来の意味を知り理想とするお葬式を!

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密葬と家族葬というお葬式に関する言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、密葬と家族葬とは同じようなお葬式のイメージがあったり、その違いを混同して使う場合が多い言葉です。

密葬と家族葬は本来は全く違うもので、いざお葬式の時に密葬にしようとか、家族葬にしようとか決める際に、それまで持っていたイメージと異なる場合があります。

多くの方に見送られる盛大なお葬式をしたい、身内だけで出来るだけコンパクトなお葬式にしたいなど、どのようなお葬式を理想とするかで、普通の一般葬にするのか、密葬がいいのか、家族葬がいいのかが変わってきます。

 

今回は、密葬とはどんなお葬式なのか、家族葬とはどんなお葬式なのかを、それぞれを詳しく分析し、その違いを比較解説していきます。

密葬と家族葬のそれぞれのメリットデメリットやその違いを知ることで、どのようなお葬式を理想としていくのかの参考にして頂ければと思います。

 

— この記事の目次 —

1.密葬と家族葬は一緒なの?

2.名前と違って全然密かじゃないのが密葬というお葬式

3.基本は親族のみでおこなう家族葬というお葬式

4.親族で儀式を済ませ、多くの知人に見送ってもらう密葬

5.親族のみですべてを済ませたい時は家族葬

6.密葬と家族葬の違いを検証

7.まとめ

1.密葬と家族葬は一緒なの?

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

最近町の中の看板や、テレビのコマーシャルで、「密葬」や「家族葬」という言葉を目にすることが増えてきていると思います。

密かなお葬式と書く「密葬」と、家族のお葬式と書く「家族葬」は、家族だけで密かにお葬式をするものという同じ内容のお葬式をイメージする方もたくさんいるようです。

 

しかし、実はこの2つは全く別の種類のお葬式と言えます。

まずは、お葬式の種類の解説から始め、お葬式の中で、「密葬」と「家族葬」とはどういうものなのかについて説明していきます。

 

 

1.1.お葬式の種類について

一口にお葬式と言っても、色々な形式のお葬式があります。

今回テーマの「密葬」「家族葬」のほかに、お葬式に関する言葉で耳にするのが、「社葬」「音楽葬」「鳥葬」などがあるかと思います。

「社葬」はその名の通り会社のお葬式で、「音楽葬」は音楽を多く用いたお葬式だとイメージできると思います。

「鳥葬」などは実際にはなかなかないと思いますが、死体を鳥に啄ませて自然に返すお葬式で、他に似たようなもので「獣葬」なども世界にはあるようです。

 

お葬式を種類分けするときに、お葬式の流れで大きく2つの種類に分けて考えることができます。

それは、ごく普通にイメージするお葬式の流れで、ご遺体のお迎え、安置、納棺、お通夜、葬儀・告別式、出棺、火葬をおこなう一般的なお葬式か、そうでないその他のお葬式の2種類です。

それでは、代表的なお葬式の種類を簡単に説明して、種類分けしていきます。

 

1.1.1.一般葬

ごく普通にイメージするお葬式が一般葬です。

亡くなってからの大きな流れは、ご遺体のお迎え、安置、納棺、お通夜、葬儀・告別式、出棺、火葬となります。

 

参列者は、親族や友人知人、会社関係者、ご近所の方などになります。

名前の通り一般的なお葬式に種類分けすることができます。

 

1.1.2.社葬

会社の経営者や会社に大きく貢献した方のお葬式をおこなったりする場合があり、会社が主体となっておこなうお葬式を社葬と言います。

社葬の基本的な流れは、一般葬または後で説明する「密葬」を先におこない、その後会社が主体となるお葬式をおこないます。

「密葬」とは別に、お通夜と葬儀・告別式の両方を再度おこなう場合もあれば、葬儀・告別式のみおこなう場合もあります。

また、お別れ会という形式で、葬儀会館に限らずホテルなどでおこなう場合もあります。

 

社葬の参列者は、会社関係者が中心となります。

お葬式を2度おこなうという流れになりますので、一般的なお葬式ではなく、その他のお葬式に種類分けすることができます。

 

 

1.1.3.合同葬

一般葬と社葬が一つになったものが合同葬です。

合同葬の基本的な流れは、一般葬と同じですが、喪主が故人の親族、施主が会社となり、喪主と施主が合同でおこなうお葬式ということで、合同葬と呼ばれます。

特徴は、お葬式にかかる費用を喪主と施主の両方で持つということになります。

 

合同葬の参列者は、基本的に一般葬と変わらず親族や友人知人、会社関係者、ご近所の方ですが、中でも会社関係者が割合として多く参列に訪れる可能性があります。

基本的にお葬式の流れは、一般葬と変わりませんので、一般的なお葬式に種類分けすることができます。

 

1.1.4.一日葬

お通夜と葬儀・告別式という通常2日かかるお葬式を、1日でまとめてするお葬式なので、一日葬と呼びます。

一日葬の流れは、一般葬からお通夜部分を省いており、葬儀・告別式をおこない、出棺、火葬という流れになります。

 

参列者は、基本的に一般葬と変わらず、親族や友人知人、会社関係者、ご近所の方などになりますが、1日に簡略化したいという趣旨なので、案内も広くおこなわず一般葬よりも少なくなることが多いようです。

一日葬は、一般葬からお通夜を省いているので、その他のお葬式に種類分けします。

 

1.1.5.直葬

直葬は一日葬をさらに簡略化した最もシンプルなお葬式となります。

直葬の流れは、お通夜、葬儀・告別式をおこなわず、火葬のみとなります。

 

参列者は、親族などごく狭い範囲の場合がほとんどです。

直葬も一日葬と同様に、その他のお葬式に種類分けします。

 

それでは、今回のテーマである「密葬」と「家族葬」はどちらに種類分けされるのか見ていきたいと思います。

 

1.2.一般葬の中の家族葬

今回のテーマの一つである「家族葬」は、その名の通り家族のお葬式です。

「家族葬」の流れは、基本的に一般葬と変わらず、ご遺体のお迎え、安置、納棺、お通夜、葬儀・告別式、出棺、火葬となります。

「家族葬」の特徴は、参列者が一般葬と大きく異なることで、親族のみが基本で、親しい友人などが加わる場合もあります。

一日葬の家族葬や、直葬の家族葬もありますが、ここでは一般的なお葬式に種類分けしておきます。

 

1.3.その他のお葬式である密葬

もう一つのテーマである「密葬」は、基本的に親族や親しい友人などのみで一度お葬式をおこない、その後に本葬として社葬などをおこないます。

「密葬」の流れは、基本的に一般葬と変わらず、ご遺体のお迎え、安置、納棺、お通夜、葬儀・告別式、出棺、火葬となります。

しかし、その後に本葬として再度、葬儀・告別式などを多くの方に案内しておこなうこととなります。

2度お葬式をおこなうということで、その他のお葬式に種類分けします。

 

このように、「家族葬」と「密葬」は、お葬式の流れで種類分けした時に、まったく違うお葬式だということがわかります。

元々、本葬をおこなうことが前提で、親族のみで先に密かにおこなっていた「密葬」と、時代の変化で親族のみでお葬式をおこなう需要が出てきたため誕生した「家族葬」ですが、親族のみで密かにおこなうという部分が重なり、同じようなお葬式であると混同されている場合があります。

 

親族のみでひっそりとお葬式をおこないたいと思う方は、「密」という文字から、「密葬」がそのイメージに合ったお葬式だと思うかもしれませんが、「密葬」はあくまで本葬をおこなうことを前提としていますので、目指すお葬式は「家族葬」であると言えます。

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