喪服のマナー最新保存版!葬儀の服装や身だしなみはこれで完璧!

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冠婚葬祭のマナーにはさまざまな要素があり、迷うことが多いですよね。

中でも喪服のマナーは、悲しんでいる遺族に失礼にならないことや、親戚の目などに気を使うものです。

 

この記事では、そんな喪服のマナーについて詳しくお伝えしていきます。

遺族や親族・一般参列者での違いや、通夜・葬儀・法事での喪服の選び方、小物類や身だしなみ、着物やレンタルの喪服など細部にわたって解説して参ります。

喪服のマナーに迷った際に、この記事をご活用いただければ幸いです。

 

— この記事の目次 —

1.礼服・ブラックフォーマル・喪服とは?

2.男性の喪服のマナーは?

3.女性の喪服のマナーは?

4.妊娠・授乳中・子供の喪服って?

5.夏・冬の葬儀の服装は?

6.その他の小物のマナーは?

7.喪服のレンタルの仕方は?

8.まとめ

1.礼服・ブラックフォーマル・喪服とは?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

喪服の売り場やサイトを見ると、「礼服」「喪服」「ブラックフォーマル」などいろいろな言葉が使われていますね。

これらにはどういった違いがあるのでしょうか。

 

また、喪服の分類の仕方として「正喪服」「準喪服」「略喪服」があります。

まずはこうした違いや分類について見ていきましょう。

※喪服のマナー・ルールは地域などによって差異があります。

 

1.1 喪服のカテゴリーは?

冠婚葬祭など改まった席のときに着用する服のことを「礼服」と言います。

礼服は「カラーフォーマル」と「ブラックフォーマル」に分けられます。

礼服の中で、特に黒のものを「ブラックフォーマル」、それ以外を「カラーフォーマル」と呼んでいるのです。

 

しかしただ単に色の違いではなく、一般的にブラックフォーマルは、「弔事に着る衣服=喪服」と考えられています。

「カラーフォーマル」は、結婚式や学校行事・パーティなどに着用する服装という認識です。

つまり、大きな括りとして「礼服」があり、礼服の中に喪服(ブラックフォーマル)というカテゴリーがあるのです。

 

また、喪服は格式によって、正喪服・準喪服・略喪服に分けられます。

弔事に出席する人やシーンによって、どの格式のものを着用するかが変わります。

喪主・遺族や親族・一般参列者の順で格式の高い喪服を身に着けるのがマナーです。

 

1.2 正喪服とは?

正喪服は、喪主や、故人との関係が三親等までの血縁の方、または葬儀委員長などが、葬儀・告別式~一周忌までに着用する喪服です。

 

男性の正喪服(洋装)

男性の洋装の正喪服はモーニングコートです。

正喪服として着用する場合は、モーニングコート・ベスト・ネクタイ・サスペンダーは黒、コールパンツは黒の分量の多いもの、白のレギュラーカラーのシャツとなります。

 

モーニングコートはどちらかというと葬儀よりも、結婚式の新郎や新郎新婦の父、総理大臣の親任式などで見たことがある方が多いのではないでしょうか。

また、モーニングコートは昼間に着用する正喪服です。

正喪服としてモーニングコートを着用する方は、今ではあまり見られなくなりました。

 

男性の正喪服(和装)

男性の和装の正喪服は紋付羽織袴です。

着物では紋がついたものがフォーマルとされています。

種類は五つ紋、三つ紋、一つ紋などがあり、つけ方では染め抜き紋、縫い紋等があります。

 

格式の高いのは五つ紋で、背中と両袖、両胸の五ヶ所に紋があるものを言います。

また、染め抜き紋は地色を抜いて紋を入れたもの、縫い紋はあとから縫い付けた紋で、染め抜き紋の方が格式が高くなります。

 

男性の正喪服の羽織と長着は一番格式の高い染め抜き五つ紋で、服地は黒羽二重です。

夏の服地は絽を用います。

羽織紐は黒または白で、平打ちか丸組みです。

 

袴は仙台平または博多平で、長襦袢・半衿は白またはグレー、黒(色は諸説あり)となります。

地域によっては白の重ね衿をつけますが、不幸が重なるとして好まれないことも多いようです。

帯は博多織の角帯です。

足袋は基本的に白ですが、地域によっては黒で、草履は畳表のもので鼻緒は黒となります。

 

女性の正喪服(洋装)

女性の洋装の正喪服は、光沢のない黒無地の生地でワンピースやスーツ、アンサンブルなどとなります。

スカートの長さはひざ下こぶし一個分くらいで、ロング丈も着用できます。

パンツスーツはカジュアルな印象なので、正喪服として着用するのは避けた方が良いでしょう。

しかし、足の悪い方や高齢者の安全・寒さ対策のためにパンツスーツを着用されるのは問題ありません。

 

女性の正喪服(和装)

和装では、黒無地の染め抜き五つ紋付きの着物です。

生地は関東では羽二重、関西では縮緬が多いですが、最近では縮緬を使われることが増えてきています。

また、6月と9月は単衣、7月と8月は絽の着物が正式です。

長襦袢や半衿は白で、重ね衿については男性と同様です。

 

帯は黒無地で、地域により名古屋帯または袋帯ですが、最近では袋帯が二重なため「不幸が重なる」とされる傾向にあり、袋帯を一重に結ぶこともあるようです。

帯締めは絹で黒の平打ち、房は上から下に入れます。

帯揚げも絹で色は黒です。

 

足袋は白、草履は布製の黒または鼻緒が黒のもの、バッグも布製の黒です。

髪飾りや帯留めなどの光沢のあるものは避けます。

 

1.3 準喪服とは?

準喪服は喪主から一般参列者まで着ることができるもので、通夜や葬儀・告別式、一周忌までの法事に着用します。

喪主や遺族の場合は、三回忌まで準喪服を着るという説もあります。

近年では喪主や遺族も正喪服ではなく、準喪服を着ることが多くなっています。

 

また以前は、通夜は平服(略喪服)を着て駆けつけ、葬儀には準喪服を着て参列するのが普通でした。

しかし今は仕事の都合などにより、一般参列者は通夜にのみ参列することが多くなっています。

そうなると通夜が故人との最後のお別れの場となりますので、平服でなく準喪服を着用して通夜に行くのが一般的です。

 

男性の準喪服(洋装)

男性の準喪服は、「ブラックスーツ」と呼ばれるものです。

黒無地のスーツで、ネクタイを変えれば慶弔どちらにも使えます。

詳しくは2.1で解説いたしますが、仕事で着るスーツとは異なります。

 

男性の準喪服(和装)

黒羽二重の五つ紋付き羽織に、濃紺やグレーなど地味な色合いの無地または細いストライプの長着となります。

羽織紐は黒またはグレーで半襟・長襦袢は白かグレーです。

袴は仙台平、帯は地味な角帯を選びます。

足袋は白または黒、草履は畳表付きで鼻緒は白または黒となります。

 

女性の準喪服(洋装)

正喪服と同様、黒のワンピースやスーツ、アンサンブル等となります。

準喪服では、派手にならなければ織り柄やレース、フリル、リボン、シースルー、ベルベットなどを使用してもよいとされています。

正喪服ではOKだったロング丈のスカートは、準喪服では着用せず、ひざ下こぶし一個分がベストの長さです。

準喪服でもパンツスーツは避けるべきですが、正喪服と同じく足の悪い方や、高齢者の安全・寒さ対策のためなどであれば着用できます。

 

女性の準喪服(和装)

和装では無地の地味な色(グレーや茶、紫やグリーンなど)に黒の帯となります。

紋は三つ紋か一つ紋です。

小物は正喪服に準じます。

 

1.4 略喪服とは?

略喪服とは、仮通夜や三回忌以降の法事に着用するもので、平服とも呼ばれます。

喪主(施主)・遺族・一般参列者が着用できますが、喪主(施主)や遺族は三回忌まで準喪服とする説もあります。

訃報に「平服でお越しください」と書いてあった場合、この略喪服を着用します。

仮通夜など急いで駆けつけるときには、「不幸を予期していた」というイメージとならないように、準喪服ではなく略喪服となります。

 

男性の略喪服(洋装)

男性の略喪服とはダークスーツのことで、黒だけでなくダークグレーや濃紺でもOKです。

地味な色で、光沢が強くないもの、ストライプなど柄つきでも目立たないものを選びます。

 

男性の略喪服(和装)

和装は、濃紺やグレーなど地味な色合いの長着です。

羽織は黒で、紋は三つ紋または一つ紋(紋はなくてもよい)、袴は履いても履かなくてもよいです。

帯は角帯で地味な色を選びます。

 

女性の略喪服(洋装)

黒やグレー、紺等の地味な色のワンピースやアンサンブル、スーツ、パンツスーツなどです。

ストライプや水玉、チェックも派手でなければOKです。

 

女性の略喪服(和装)

和装では準喪服とほぼ同じで、無地の地味な色(グレーや茶、紫やグリーンなど)の長着です。

江戸小紋でも構いません。

紋は一つ紋、帯は喪主(施主)や遺族は黒、それ以外の方は地味な色帯となります。

小物は正喪服に準じます。

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