お葬式での挨拶が全てわかる!/喪主の挨拶、孫による弔辞など

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7.知っておきたい!宗教によってお悔やみの挨拶は異なる


出典元:https://www.hana-sougi.com/plan/shukyo/c_protestant.html

 

日本のお葬式は仏教式が多いため、お悔やみの挨拶も仏教の教えに則ったものです。

しかし、キリスト教や神道では死に対する考え方が異なるため、お悔やみの言葉として使わないものがあります。

ここでは、宗教によるお悔やみ言葉の違いについて解説します。

 

7-1キリスト教では「成仏する」という概念がない!

キリスト教では、人の死を「終焉」とは考えません。

死は永遠の命の始まりとされ、「不幸なこと」や「悲しむべきこと」ではないと考えられています。

 

死とは、地上の罪を許されて神様のもとに行ける、祝福すべきことであるとされています。

カトリックでは「帰天(きてん)」、プロテスタントでは「召天(しょうてん)」と表現します。

そのため、お悔やみ言葉が存在せず、「お悔やみ申しあげます」などの言葉も使われません。

 

「安らかなる眠りをお祈りいたします」「平安をお祈りいたします」「ご昇天をお祈り申しあげます」「安らかな旅立ちでありますよう、お祈り申しあげます」「神さまの平安がありますように」などの言葉に言い換えて、遺族を労わる気持ちを伝えましょう。

「寂しくなりますね」といった声かけでも良いでしょう。

 

また、仏教では一般的な「成仏する」という概念もキリスト教にはなく、亡くなった人が神や仏になるという考えはありません。

「ご冥福をお祈り申しあげます」は、「哀悼の意を表します」と言い換えるのが適当です。

その他、「冥土」「往生」「供養」といった言葉も使いません。

 

7-2神道では、死は悲しむものではないとされている


出典元:http://ososhiki.bellco.co.jp/knowledge/

 

神道では、死は悔やんだり悲しんだりするものではなく、むしろ喜ばしいものと捉えることもあります。

そのため、仏教用語である「冥福」「成仏」「供養」や、悲しみの意味を持つ「哀悼を述べる」といった表現も相応しくありません。

 

仏教の「ご冥福をお祈りします」といった言葉は、「御霊(みたま)のご平安をお祈りいたします」「御安霊(ごあんれい)の安らかならんことをお祈り申しあげております」「拝礼させていただきます」に言い換えをします。

「このたびは突然のことでございました」「お知らせをいただき、ありがとうございました」などと伝えるのが良いでしょう。

 

7-3仏教の中でも浄土真宗は、「冥土をさまよう」という概念がない

仏教で使う「ご冥福をお祈り申しあげます」という言葉は、死後、暗黒世界に落ちていることを前提とし、冥土の旅を無事に終えて成仏して幸せになるよう祈ることを表します。

仏教の中でも、浄土真宗は「冥土をさまよう」という概念を持ちません。

 

人は亡くなったらすぐに浄土に向かい、阿弥陀仏の働きによって生まれた諸仏(大事なことを教えてくださる仏様の1人)であると受け止めます。

そのため、冥土をさまよう存在だとは考えられておらず、「ご冥福をお祈り申しあげます」という表現は相応しくありません。

 

同じように、「他界」「永眠」「天寿を全う」「〇〇歳で大往生」といった表現も、浄土真宗の教えを鑑みればいずれも不適切な言葉です。

「ご冥福をお祈りします」は「謹んで哀悼の意を表します」「ご逝去を悼み、慎んでお悔やみ申しあげます」と言い換えましょう。

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