霊園を決める前に知っておきたい。後悔しない選び方とは

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ひと昔前までは、当然のようにお墓は代々受け継がれてきました。

しかし、現在は核家族化や価値観の多様化によって、わざわざ遠方の代々の墓に入らなくても、新しく自分たちのために墓を建てる人も多くなりました。

 

そのようなときに真っ先に考えなくてはならないのが、墓を建てる場所、すなわち霊園です。

現在では、墓を建てる場所は「民間霊園」「公営霊園」「寺院霊園」の3種類あります。

それぞれ費用や環境、宗旨などの特徴もありますから、迷う人も多いのではないでしょうか。

 

霊園選びは、自分たちだけでなく、孫子にまで関わってくることですから、じっくり考えて選ぶようにしましょう。

ここでは、霊園を選ぶときのポイントやとくに東京の霊園事情などをご紹介します。

さらに、最近都市部で人気を集めている「あえて墓を作らない埋葬方法」についてもご紹介します。

 

— この記事の目次 —

1.霊園を下見するときの確認事項とは

2.霊園の種類と特徴とは<民間霊園>

3.霊園の種類と特徴とは<公営霊園>

4.霊園の種類と特徴とは<寺院霊園>

5.霊園に墓を建てるまでの流れ

6.東京の霊園事情とは

7.大きく変化している墓への考え方

まとめ

 

1.霊園を下見するときの確認事項とは

出典元:https://www.photo-ac.com

 

お墓を建てるとなると、まず霊園を確保しなくてはなりません。

「墓地を買う」というと「土地を購入する」と思いがちですが、厳密には「墓を建てる土地を使用する権利を買う」ことです。それを「永代使用料」といいます。

 

霊園の永代使用料や管理料は、地域や運営形態によって大きな幅があります。

都心では公営でも100万~300万と大きな金額になるので、下見をするときにもポイントをしっかり押さえて、慎重に選ぶようにしたいものです。

 

1.1 宗旨・宗派によって規制もある霊園

公営霊園では、宗旨・宗派による規制を心配する必要はありません。

しかし、寺院墓地や宗教法人が経営する民間霊園では、宗旨・宗派によって規制がある霊園もあるので、注意しましょう。

 

「宗教不問」では一切宗教は問われません。しかし、「〇〇宗」では特定の宗旨・宗派に限られるため、その宗教に改宗、帰依する必要があります。

 

1.2 重要視したい交通アクセス

交通のアクセスは、お墓参りのしやすさに直結します。

足腰が丈夫なうちや車を運転できている間は気にならなくても、高齢になるとお墓参りが大きな負担になることが出てきます。

 

安いからといって、あまりにも不便なところにある霊園にしてしまうと、自然とお墓参りの足が遠のいてしまいます。

そのぶんお墓のお手入れもできなくなますし、荒れたお墓はわびしいものです。

 

現地見学の時には、送迎サービスがあるかもしれません。

しかし、購入後のことを考えて、あえて公共交通機関を利用することも大切です。

先々のこと、継承する子供たちのことも考えて交通の便、アクセスをしっかりと確認しておきましょう。

 

・自宅から墓地までの所要時間はどのくらいか。

・公共交通機関が使えるか。その場合の所要時間はどのくらいか。

・無料送迎バスなどのサービスはあるか。どれくらいの間隔で運行されているか。

・タクシーを使う場合の料金の目安。

・霊園の中に急こう配や階段があるかどうか。

 

1.3 トータルで考えたい費用のこと

霊園はあくまでも「永久に使う権利」を得ることです。

この権利は、子供や孫などの承継者に受け継ぐことができ、受け継ぐときには新たな使用料は発生しません。

また相続税もかかりません。

 

一方で、墓地として使用する契約をしているので、それ以外の目的で使うことはできませんし、転貸や転売もできません。

また、墓地が不要になったからといって永代使用料の返還はされないのが一般的です。

 

霊園の永代使用料は、土地と同じように交通の便の良いところ、広い区画は高くなります。

相場は一概には言えませんが、公営霊園は、寺院や民間の霊園よりも割安です。

ただし、東京の青山霊園のように公営であっても、都心の一等地にある場合には、土地代が高いぶん高額になります。

 

また永代使用料を払っても、毎年管理料を支払う必要がります。

公営なら数千円、民間なら1~2万円が相場です。

 

寺院霊園の場合は「護持会費」として決められた金額を支払う必要があります。

これらを滞納してしまうと、永代使用権を取り消すという契約事項が盛り込まれています。

 

さらに、お墓を建てなくては意味がありません。

墓石は日常的な買い物ではないので、なかなか相場がわかりにくいものです。

墓石代の全国平均は165万円ほどだと言いますが、必ず明細が入った見積書を出してもらい、複数の石材店で比較検討をするようにしましょう。

 

1.4  霊園内だけでなく周囲の環境もチェック

お墓は、屋外にあることが前提となっています。

たとえば、海が見えたり、富士山が見えたりするだけでも心和ませてくれるでしょう。

また日当たりや風通しなどもお墓の劣化に直接関係してくるので、チェックしておきましょう。

 

水はけや地盤のチェックも必要です。

地盤のゆるい所や窪地では、水がたまりやすくなっており、地下部の納骨棺が水浸しになってしまう心配があります。

 

また「墓地建設反対」といった看板など、周辺住民とのトラブルをうかがわせるような要素はないかといったことも重要です。

 

1.5 気持ちよく墓参りをするための設備

霊園によって設備の充実度はさまざまです。

最も基本的なチェックポイントは、次の通りです。

 

・駐車場の広さは十分にあるか。

・駐車場からお墓までの間が遠くないか。急こう配や長い階段などがないか。

・墓所と水場は近いか。

・水桶やひしゃくなどの備品はきちんと整備されているか。

・生花や線香の売店、休憩所、法要のための施設は整っているか。

 

とくに毎回利用する駐車場と水場が充実していることは重要です。

また、お年寄りや車いすを利用しても行けるようなバリアフリーの霊園かどうかも、先のことを考えると需要なポイントとなります。

 

1.6 長いお付き合いだからこそ大切な管理

管理が行き届いているかどうかというのは、墓地を運営する寺院や企業の姿勢と経営状態を表しているものです。

年に一度納める管理費がきちんと運用されているかどうか、また長いお付き合いにもなるので、管理が行き届いていないとお墓も荒れてしまいます。

 

・管理スタッフは常駐しているか。

・霊園内の緑地や歩道などの共用部分はきちんと手入れされているか。

・トイレや水場、休憩所はきちんと掃除が行き届いているか。

・墓参用具が壊れていたり、古くなっていたりしないか。

 

などをチェックしましょう。

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