斎場・葬儀場・火葬場の違いと利用法を分かりやすく解説いたします!

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7.海外の斎場にはどんなものがあるの?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

では最後に、海外にはどのような斎場があるか、ちょっと見てみましょう。

スウェーデン、インド、アメリカの斎場をご紹介いたします。

 

7.1 世界遺産の森の火葬場

スウェーデン、ストックホルムには「スコーグスシュルコゴーデン(森の墓地)」と呼ばれる施設があります。

ここは世界遺産にも指定された、斎場兼共同墓地です。

1940年に完成した施設で、20世紀の建物としては初めて世界遺産に登録されました。

 

この斎場はスウェーデン初の火葬場として計画されてコンペが開かれ、グンナール・アスプルンドとシーグルド・レヴェレンツという2人の建築家が選ばれました。

完成までに25年かかっており、斎場であり墓地であると同時に、一つの芸術作品となっています(その間に他の場所に初の火葬場ができている)。

施設は火葬場、斎場、礼拝堂(5ヶ所)、共同墓地、ビジターセンターです。

 

広大な敷地に芝生が綺麗に敷き詰められ、ゆるやかな丘と池、森の中に静かに眠るお墓があります。

大きな十字架のモニュメントが特徴的で、礼拝堂は光と闇のコントラストが美しく計算されています。

ここは斎場としてだけでなく、観光地としてや、ストックホルムの住民がピクニックに訪れる場所としても親しまれているのです。

 

7.2 ヒンドゥー教の聖地ガンジス河の火葬場

ガンジス河沿いの街、聖地バラナシ(ベナレス)では、ガンジス河の河原で火葬が行われています。

遺体はまず聖なる河、ガンジスの水で洗い清められます。

その後オレンジ色の屍衣に包まれて河原の火葬場まで運ばれます。

 

遺族が支払う薪代は日本円にして4~7万円くらいです。

遺体に触れるのはカースト制度(インドの身分制度)外の不可触民の火葬人だけとなっています。

薪は高価なのは白檀、安価なのはマンゴーの木で、ときには牛糞を使う遺族もいるそうです。

 

聖なる火から種火をもらって火をつけ、火葬が終わると灰はガンジス河に撒かれます。

2歳未満の乳児や妊婦、蛇にかまれて死んだ人は火で罪を清める必要がないため、そのまま河に水葬となります。

自殺者、犯罪者などは火でも罪を清めることができないため、土葬となります。

 

インドは広くて人口も多く、遺体をすべてガンジス河畔で野焼きするわけにはいきません。

しかしバラナシで死ぬと、苦しいこの世から解脱して生まれ変わらずに済むと考えられているため、死期が近づいた人たちが集まってくるのです。

 

7.3 ジョンレノンが火葬された墓地

ビートルズのジョンレノンは1980年に殺害され、ファーンクリフ墓地で火葬されました。

ファーンクリフは1863年にニューヨーク州に作られた墓地で、ファーンクリフ墓地協会が1902年に設立されています。

 

アメリカでは、最後の審判の時に死者が復活するというキリスト教の考え方に基づき、土葬が行われてきましたが、だんだんと火葬が増加し、今ではアメリカ全土で50%が火葬となっています。

ファーンクリフに火葬場が最初からあったのかどうかは分かりませんが、科学者のニコラ・テスラが1943年に火葬された記録があります。

アメリカでの火葬は1940年代では2~3%、ジョンが亡くなった1980年でもたった10%です。

 

ジョンは宗教にとらわれないことを信条としており、キリスト教は消滅するなどとたびたび発言して物議をかもしていました。

こうしたことや、妻が日本人のオノヨーコさんということもあって、当時としては珍しい火葬が選ばれたのかもしれません。

ファーンクリフ墓地にはジョンの遺骨は埋葬されておらず、散骨されたか、オノヨーコさんが持っていると言われています。

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