真言宗のお焼香やお線香の作法は?数珠の持ち方・おりんの回数も解説

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3.焼香・線香の意味や基本的なやり方は?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

真言宗でのお焼香のやり方を説明する前に、まずお焼香の基本を確認しておきましょう。

ここではお焼香の意味や、焼香・抹香・線香の違い、お焼香やお線香を焚くときの基本的なマナーをご紹介いたします。

 

3.1 お焼香をする意味とは?

葬儀などでお香を焚くというのは、もともと古代インドにあった習慣です。

古代インドでは供養としてお香を焚くほか、ご遺体を香料を溶かした液体で清めたりもしていました。

お釈迦様の時代には香木を積み重ねた上に棺を置き、火葬を行ったと言います。

また、普段からお香を焚いたり身体に塗るなどすることが礼儀とされていたのです。

 

香を焚くことと葬儀が結びつけられたのは、インドが香木の産地であることや、遺体の虫除け、それに腐敗からくる臭いを防ぐことなども理由にあったと考えられています。

また、お香には身を清めたり、場を清浄にする力があるとされてきました。

これが仏教にも取り入れられ、新たな意味がつけくわえられたのです。

仏教的な意味としては、故人の冥福を祈るために供養として焚く、極楽浄土の香りになぞらえて焚く、仏教の教えが、香りが広がるように行き渡ってほしいという祈りをこめて焚く、などがあります。

 

3.2 焼香・抹香・線香の違いは?

葬儀で使われる香は、焼香や抹香です。

葬儀では長方形で中央に一つ仕切りのある、角香炉と呼ばれる香炉を用い、右に焼香か抹香、左に灰と焼香用の炭を置きます。

焼香は香木を刻んで数種類混ぜたもので、五種類、七種類、十種類などのものがあります。

一般的によく使われるのは沈香、白檀、丁子、鬱金、龍脳の五種のものです。

 

抹香は香木を粉末状にしたもので、葬儀の際のお焼香として使われるほか、お寺で長時間お香を焚くための常香盤などにも使われます。

常香盤とは、灰の上につづら折り状の溝を型で作り、そこに抹香をのせて焚く香炉です。

この香炉では9時間もの間お香を焚き続けることができます。

 

お線香は、お香を混ぜた樹皮などを練って細長い棒状にしたもので、家庭でよく使われています。

江戸時代に中国からお線香を作る技術が伝わりましたが、扱いやすく長時間焚くことができるため庶民にも浸透していきました。

お線香は供養や香りを楽しむ用途の他、時間を測るためにも使われました。

 

3.3 お焼香やお線香を焚くときの作法は?

葬儀などでお焼香をするときは、まず数珠を準備し、房を下にして左手で持ちます。

自分の順番が来たら焼香台に向かってください。

途中、遺族に一礼します。

 

次に祭壇に向かって合掌、一礼してください。

右手の親指・人差し指・中指で焼香または抹香をつまみ、額に近づけます。

その後炭の火にくべてください。

回数は宗派によって違います。

 

お焼香を終えたらもう一度祭壇に向けて合掌・一礼し、戻る途中で遺族にも一礼して、席に戻りましょう。

お焼香で、額に近づける動作を「押しいただく」と言います。

浄土真宗ではこの動作を行いません。

 

 

お線香も宗派によって本数が違ったり、立てずに横に寝せる場合がありますので、それぞれのやり方に従ってください。

線香の火を収めるときは口で吹かずに、反対の手であおぐか、線香を持った手を垂直に下げるなどの方法をとりましょう。

仏教では口は災いの元とされ、息を吹きかけて線香の火を収めるのはタブーとなっています。

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