真言宗のお焼香やお線香の作法は?数珠の持ち方・おりんの回数も解説

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7.真言宗のお経や法具はどんなもの?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

ここでは、真言宗で重要とされている般若心経(はんにゃしんぎょう)、光明真言、密教法具について見てみましょう。

密教法具は修行者でないと扱えませんが、ちょっと興味深いものです。

般若心経や光明真言は誰でも唱えることができますので、覚えてみてもよいかもしれませんね。

 

7.1 般若心経とはどんなお経?

般若心経は、西遊記にも出てくる玄奘(げんじょう)三蔵が、インドから原典を持ち帰ったものです。

日本には飛鳥時代に伝わったと言われています。

とても有名なお経で、真言宗や他の宗派でも読まれ、一般の人にも広く親しまれています。

 

短い経文(タイトルを除くと262文字)の中に仏教の本質がみごとにまとめられており、そのため理解は難しいとされています。

その内容は、この世界にあるあらゆる事象は実体がないもので、実体がないものにとらわれる必要はなく、それに気づくことが智慧の完成であり、悟りへの道だと説いたものです(※さまざまな解釈があります)。

 

般若心経の本文の最後の方には「咒(しゅ)」という言葉が出てきます。

これは呪の異字体(同じ意味を持つが、字体が違う言葉)です。

呪はのろうという読み方だけでなく「まじない」とも読みます。

咒とはマントラ=真言のことで、真言宗で般若心経を重要視しているのはここにも理由があるようです。

 

7.2 光明真言の意味って?

光明真言(こうみょうしんごん)は真言宗ではとても大切なお経で、たった23文字しかありません。

しかしこれを唱えると災いを取り除くことができると言われるほどの真言なのです。

梵字で書かれており、読みは以下の通りとなります。

 

おん あぼきゃ べいろしゃのう

まかぼだら まにはんどま

じんばら はらばりたや うん

 

「おん」は仏様への呼びかけです。

「あぼきゃ」とは不空成就如来、「べいろしゃのう」は大日如来、「まかぼだら」は阿閦如来(あしゅくにょらい)、「まに」は宝生如来、「はんどま」は阿弥陀如来をそれぞれあらわすと言われています。

最後の「じんばら はらばりたや」は光明を放ちたまえという意味で、「うん」は最後をあらわす言葉です。

真言宗でも智山派では「はらばりたや」が「はらはりたや」となります。

他の宗派でもまた、唱え方が異なることがあります。

 

7.3 密教法具とは何に使うもの?

真言宗などの密教では「密教法具」を使用します。

密教法具の種類には、「金剛杵」(こんごうしょ)や「金剛鈴」(こんごうれい)などがあります。

金剛杵には形状によって独鈷杵(とっこしょ)・三鈷杵・五鈷杵などがあります。

 

<金剛杵(三鈷杵)>

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

<金剛鈴>

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

葬儀で行う塗香や加持香水のときにも、塗香洒水器や散杖などの法具を使用しています。

 

金剛杵はインドの武器を元にしており、行者が修行をするときに、これを持って身を守っていたものです。

独鈷杵は仏様と一体となることを表し、三鈷杵は身口意の三密修行に使われ、五鈷杵は大日如来の五智を表わします。

金剛鈴は修行が始まる前に鳴らして仏様を呼び、終わるときにも鳴らして仏様をお送りするのに使用します。

塗香洒水器や散杖は場や対象物を浄化するための法具です。

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