神道の法事まとめ!仏教とは全然違うお作法やマナーに注意しよう!!

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7.お墓参り編

出典元:http://www.irasutoya.com/

 

お墓参りも仏教と神道とでは違います。

ここでは神道のお墓からお墓参りまで詳しく説明していきます。

 

7-1.神道はお墓を奥つ城(おくつき)と呼ぶ

仏教でいうお墓は神道では奥つ城(おくつき)といい、神の宮居という意味があるそうです。

仏教ではお墓は墓地や寺院に建てられますが、神道は死を穢れとしているため、神社に奥つ城は建てません。

通常、奥つ城は宗教不問の墓地や霊園に建てるのですが、最近は事業主体が神主となる神道専用の墓地が増えていて希望に合わせて奥つ城を建てる場所を選ぶことができるのです。

 

さて、仏教のお墓と神道の奥つ城(おくつき)とではお墓の形が違います。

奥つ城はどのような形であるかご存知ですか?

 

そもそも、お墓は「和型」「洋型」「デザイン型」の三つの形に分けることができ、「和型」は「仏式」と「神式」にさらに細かく分けることができるのです。

神道の奥つ城は基本的には和型の神式を選ぶのが一般的です。

 

一番上の石が長方形なのは仏式と同様ですが、石の頭の部分は平らではなくピラミッドのように先が尖った形になっているのが奥つ城(おくつき)の大きな特徴で、これは三種の神器の一つである天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を表しているといわれています。

 

また、手前の左右には長方形の花立があり、その中心に八足台(お供え物を置く台)のような形の石があるものが一般的な奥つ城の形となります。

 

神道ではお焼香はしないので、仏教のお墓のように香炉はありません。

しかし、これらの特徴はあくまでも一例であって奥つ城の形は地域によって異なりますし、基本的にはこの形でないとお墓は建てられないという決まりもありません。

 

そもそも、お墓は宗教的に意味があるものではなく、ご先祖様を祀るという習慣から建てられたのが始まりであるといわれています。

最近では仏教なのに洋風なデザインのお墓を建てたり、お墓の形も様々でデザイン型に分類される形にも注目が集まっています。

 

デザイン型では望んだ形のお墓を建てることができます。

例えば、生前サッカーが好きだった故人のためにサッカーボールの形をしたお墓を建てたり、ハートや楽器の形をした可愛らしいお墓を建てている方もいます。

しきたりや慣習よりも故人らしさを重視したお墓であるといえるでしょう。

 

そして、お墓に刻まれた文字についても仏教と神道とでは違いがあります。

仏教のお墓では「〇〇家之墓」や「南無阿弥陀仏」などが一般的ですが、神道の場合は「〇〇家(之)奥津城」や「〇〇家(之)奥都城」、「〇〇家先祖代々霊位」とするのが一般的です。

 

また、仏教でいう戒名は神道では諡(おくりな)もしくは霊号といいます。

諡(おくりな)は名前の後ろにつける性別や年齢を表すものです。

幼児 子供 青年 大人 老人
男性 稚郎子(わかいらつこ) 郎子(いらつこ) 彦(ひこ) 大人(うし) 翁(おきな)
女性 稚郎女(わからつめ) 郎女(いらつめ) 姫(ひめ) 刀自(とじ) 媼(おうな)

 

これらの後に「命(みこと)」か「神」をつけます。

生前の名前が「〇〇太郎」さんであれば、「〇〇太郎翁命(〇〇たろうおきなのみこと)」となるわけです。

この諡(おくりな)は墓石の側面に刻まれます。

 

仏教のお墓には、墓標(ぼひょう)といって名が細い木の板が立てられているのをよく見かけますよね。

これには、亡くなった方の名前や没年などが刻まれています。

 

もちろん神道にも代わるものがあり、「霊標(れいひょう)といいます。」

霊標は、帰幽日(きゆうび)や享年が刻まれる板石で、奥つ城の横に設置されます。

 

帰幽日とは故人が亡くなった日のことで、命日(めいにち)といいます。

そして、享年とは故人が亡くなった時点の年齢のことです。

 

同じお墓でも宗教によってこれだけの違いがありますので、覚えるのは大変だと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、困ったり迷ったら一人で悩まず神主さんに相談するようにしましょう。

 

7-2.仏教とは違う!神道のお墓参りに持参すべきものとは?

仏教のお墓参りの必需品といえば、お線香とお花、生前故人が好きだったお菓子などがあげられると思います。

では、神道の場合はどうなるのでしょうか。

 

神道のお墓参りでは、お供え物として榊(さかき)・水・洗米・塩・お酒を用意します。

神道ではお線香はあげませんので、不要となります。

 

また、お花についても仏教では四十九日を過ぎていない場合は白を基調とした淡い色のお花で、以降は白の他に黄や紫、赤が一般的で、菊やりんどう、グラジオラスなどのお花を選ぶことが多いですが、神道では榊(さかき)をお供えします。

 

お墓参りに必要なのはお供え物だけではありません。

お墓参りに行く際は以下を参考にしてくださいね。

 

お墓参りに持っていくべきもの

・バケツ

・柄杓(ひしゃく)

・ホウキ

・ゴミ袋

・スポンジやタワシ(歯ブラシ)

・軍手

・ロウソク

 

お墓参りに行く日に特に決まりはありませんが、霊祭・祖霊祭やお盆、お彼岸といった日にお墓参りをする方が多いようです。

お墓参りに行ったらお掃除グッズをしっかり持参して隅々まできれいにしましょう。

 

7-3.お墓参りの流れと服装をご紹介!

お墓参りの流れ

①まずは奥つ城周りのお掃除から

ホウキで周りを掃き掃除したり、雑草を抜きましょう。

 

ここで活躍するのが、持参したホウキや軍手、ごみ袋です。

掃除したときに出たゴミは持参したゴミ袋へ入れておきます。

 

②墓石をキレイにする

墓石にお水をかけたら苔や汚れを落としていきます。

持参したスポンジやタワシなどを使いますが、強くこすると墓石を傷つけてしまいますので、優しくこすりましょう。

隅など掃除しにくい部分は歯ブラシを使うと便利です。

 

③お供えと拝礼

奥つ城とその周辺がキレイになったら、用意したロウソクに火を付けて花立に榊(さかき)をお供えしましょう。

次に水・洗米・塩・お酒をお供えします。

 

お供えが終わったら二礼二拍手一礼で礼拝をします。

 

お参りが終わったらゴミは持ち帰りましょう。

また、お供え物に食べ物を持参した場合はその場でいただくか、持ち帰ります。

置いていくと腐ってしまい、ご先祖様に失礼ですし周りにも迷惑をかけてしまいますので、注意してくださいね。

 

お墓参りに相応しい服装

霊祭などの際にお墓参りをするのであれば、そもそも霊祭に相応しい服装であるため気にする必要はありません。

しかし、お墓参りだけという場合にはどのような服装が相応しいでしょうか。

 

霊祭・祖霊祭のように、厳しい決まりはありません。

あまりにも派手な服装でなければ普段着でもOKです。

服装にこだわるよりもご先祖様をお参りする気持ちを大切にしましょう。

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