焼香・線香の浄土真宗での作法は?西・東・高田・興正派それぞれ解説

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3.お焼香の正しい作法や種類・順番は?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

この章では、一般的なお焼香の作法について見ていきましょう。

まず基本的なお焼香のやり方をお伝えします。

次に、遺族にとっては気がかりにもなる、お焼香の順番について解説していきましょう。

どういった順番で行うのが一般的なのかや、トラブルを回避するための「止め焼香」についてもご紹介いたします。

 

3.1 一般的なお焼香の作法とは?

お焼香は最前列の喪主から始まり、故人と縁の深い順に行います。

左手の親指以外の4本の指に数珠を通して持ち、自分の順番が来たら、祭壇の前にある焼香台に向かいます。

遺族に一礼、その後祭壇にむかって合掌、一礼してください。

 

焼香台の上には、焼香用の香炉(角香炉)があり、右に焼香または抹香、左に灰と炭が入っています。

右手の親指・人差し指・中指で焼香(または抹香)をつまみ、灰の上の炭にくべてください。

 

宗派によってはくべる前に、額に焼香をつまんだ指を近づける動作をします。

これを「押しいただく」と言います。

また、くべる回数は宗派によって違います。

お焼香を終えたらもう一度祭壇に向かい合掌・一礼、その後遺族にも一礼し、自分の席に戻ってください。

 

3.2 立礼・座礼・回し焼香って?

立礼焼香(りつれいしょうこう)は一番多く行われているお焼香の方法です。

順番が来たら立ち上がって祭壇(焼香台)に向かい、遺族に一礼します(遺族は礼を返します)。

その後、祭壇に向けて合掌・一礼し、お焼香をしたらもう一度合掌して一礼してください。

戻るときには遺族に再び一礼し、席に帰ります。

 

座礼焼香(ざれいしょうこう)は畳敷きの会場で行われる方法です。

畳敷きの会場は最近ではだいぶ少なくなりましたが、一部寺院会館や、公共の施設ではまだ見られます。

基本のやり方は立礼焼香と同じですが、祭壇に向かうときに中腰になる点が違います。

 

まず焼香台前の座布団のところまで中腰で向かい、遺族に一礼し、座布団に座ります。

祭壇に向けて合掌・一礼してからお焼香を行い、終えたらもう一度合掌・一礼してください。

座布団から下り、遺族に一礼して再び中腰で席に戻ります。

 

回し焼香とは、会場が狭い場合に香炉を順番に回して行う方法のことです。

まず、香炉が回ってきたら一礼して両手で受け取り、祭壇に向かって合掌・一礼します。

その後お焼香を行い、もう一度合掌・一礼して、次の人に香炉を両手で渡してください。

椅子席の場合は、香炉を支えるため合掌できませんので、片手だけで拝み、一礼すれば大丈夫です。

 

3.3 お焼香をする順番は?止め焼香って?

お焼香は、故人と血縁関係の深い方で、かつ家単位の順番で行うのが一般的です。

喪主が最初ですが、葬儀委員長を置く場合は、喪主より先に葬儀委員長がお焼香を行います。

それ以外は「必ずこの順番でなければならない」といった決まりはありません。

お焼香の順番は地域や家によっても違いますので、結局は喪家の考えで行うのが正解となるでしょう。

 

葬儀では故人により近しいと思われた方から、祭壇に近い列で右→左の順に席に着きますので、基本的にはお焼香もその順にならいます。

一例を挙げると、故人の配偶者や子供、子供が家庭を持っていればその家族、故人の兄弟姉妹・・・といった順となります。

 

順番でもめごとが起きそうな場合は、先に焼香の順位表や席順を作成し、意見をまとめておきましょう。

葬儀社の方は遺族・親族の関係性や力関係などは分かりませんので、問題が起きないように調整するのは遺族の役目です。

場合によっては親戚に先を譲るなど、臨機応変に立ち回る必要があるでしょう。

 

一般参列者の多い葬儀では、誰が先にお焼香をするか、といったもめごとを避けるために「止め焼香」を行うことがあります。

止め焼香とは、親族の代表の一人が最後にお焼香を行うことで、「お焼香は順不同で行っています」ということを示すものです。

喪主の次に血縁関係の深い方が行うことが多く、順番としては親族の一番最後、または一般参列者がすべてお焼香を終えた後となります。

 

3.4 代表焼香や指名焼香、来賓焼香とは?

代表焼香は、一般参列者の多い葬儀において、お焼香に時間がかかりすぎると判断した場合に行われる方法です。

一般参列者の中から代表を選んでお焼香を行ってもらうのですが、例えば故人の職場関係の方から一名、町内会から一名、その他の団体などから一名選ぶといった具合です。

 

また、地位のある方を呼んでお焼香をしていただくことを、指名焼香または来賓焼香と言います。

国会議員や市町村長、地方議員や会社の重役の方などに依頼します。

この場合は、司会がその方の名を呼んで、お焼香していただくのが一般的です。

 

3.5 喪家の宗派の方法に合わせるべき?

仏教でも宗派によってお焼香のやり方が違いますが、基本は自分の宗派の方法に従って行いましょう。

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