焼香・線香の浄土真宗での作法は?西・東・高田・興正派それぞれ解説

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6.浄土真宗でのお線香の作法は?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

浄土真宗でのお線香の扱い方は、他の宗派とはちょっと違っています。

ここでは、そのやり方や由来についてお伝えしたいと思います。

他に、浄土真宗で使われる香炉についても見てみましょう。

 

6.1 お線香の置き方は?

お線香は、灰の中に立てるのが一般的ですね。

しかし浄土真宗では、灰の上に寝かせます。

やり方としては、まずお線香を2~3本に折ります(香炉に横にして入るような長さにする)。

そして火をつけ、余分な火を収めたら、火のついている方を左側にして、灰の上に置いてください。

 

お線香を普通の灰の上に寝かせると火が消えやすく、お線香が燃え残ってしまうため、藁灰(わらばい)という通気性のよい灰を使うこともあります。

藁灰は逆に、お線香を立てるのには向いていません。

 

どんな香炉を使用するかは宗派・流派により違います。

浄土真宗などの真宗系の宗派では、「土香炉(どこうろ)」を使用することが多いです。

 

土香炉はたいてい青磁でできており、西本願寺派で使用される丸みのあるものを玉香炉、東本願寺派で良く使用される透かしのあるものは、透かし香炉と言います。

浄土真宗で使われる香炉は他に、金属製の金香炉がありますが、これは寺院で主に使用されるものです。

また、お線香を折らずにそのまま置くことのできる、長香炉と言う香炉がありますが、最近では仏具店や後飾り祭壇で、浄土真宗用として見かけるようになってきています。

 

6.2 本数は何本?

浄土真宗では1本のお線香を数本に折りますので、使用するのは1本だけです。

 

6.3 浄土真宗でのマナーの由来は?

お線香を折って置くというのは、他の宗派にない浄土真宗独特の方法です。

この方法は「燃香」と言います。

これは、浄土真宗の本山で常香盤(じょうこうばん)を使用していたことに由来しているものです。

 

寺院では仏前で常に香を焚き続けており、これを「常香」または「不断香」と言います。

この常香に使用するのが常香盤です。

常香盤の使い方は、まずつづら折りのような溝の入った型を灰の上に乗せ、へこませます。

 

へこんだ部分に抹香を入れ、型をはずすと、抹香がつづら折りの形に置かれた状態になっていますので、それに火をつけて燃やします。

この方法では、抹香を9時間燃やし続けることができるのです。

お線香を使う(立てる)のは江戸時代になってからのやり方であり、浄土真宗では本来のやり方に近づけるため、線香を寝かせているのです。

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