焼香のマナー!作法や順番、宗派の違いなど恥をかかない焼香の全て

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葬儀や通夜で必ず行われる焼香ですが「焼香ってどうやるんだっけ?」「この宗派での焼香って何回?」などと悩まれることはありませんか?

 

焼香は葬儀や通夜などでしか行わないことですから、忘れてしまうことは多々あります。

また、宗派ごとに違う焼香の仕方をすべて覚えておくことなどできませんよね。

 

ここでは焼香の仕方や宗派による違いを説明します。

それに合わせて服装や焼香でのマナーを徹底的に詳しく説明します。

 

恥をかくことのないよう、また、故人を弔うためにも正しい焼香のマナーを身に付けましょう。

 

— この記事の目次 —

1. 焼香とは何か?意味や由来

2. 恥をかかないために、焼香の作法とマナー

3. 意外に大事な焼香の順番

4. シチュエーションごとに変わる焼香のやり方

5. 焼香時の細かいマナー

6. 焼香についてよくある質問

7. まとめ

1. 焼香とは何か?意味や由来

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

葬儀や通夜などの法要で行われるのが「焼香(しょうこう)」です。

葬儀を経験した方なら一度はやったことがあると思います。

 

そもそも「焼香」とはいったい何をする行為なのでしょうか?

まずは、「焼香」の意味や歴史的な由来を説明していきます。

まず、焼香について詳しく知ることで、より故人への弔いの気持ちを葬儀で表せるようにしていきましょう。

 

1.1. 焼香の意味

焼香とは香を焚いて拝むことを言います。

仏教の葬儀や法要なら必ず行われるものです。

実際には故人や仏様に拝むときに、粉状に細かくしたお香(抹香といいます)を香炉の中に落とし香を焚きます。

 

「焼香」には心と体の穢れ(けがれ)を落とすという意味があります。

仏様や故人に拝む際に、自分の心と体の穢れも落として拝むようにしましょう。

そういった考えからお香が焚かれるようになりました。

 

葬儀や法要での焼香の時には抹香を使います。

しかし、焼香以外の時にはお香が1本になった線香を使います。

 

抹香と線香の使い方の違いは、「焼香」の時かそれ以外の時かという点です。

焼香の時に間違って線香に火をつけたりしないように注意しましょう。

 

1.2. 焼香の由来や歴史について

焼香の始まりは、約2,000年前のはるか昔のインドでのことです。

当時はお釈迦様がまだこの世にいらした時です。

お釈迦様の元にはたくさんの人がお釈迦様の話しを聞きに集まりました。

 

もちろん当時はエアコンなどの空調設備などありません。

インドですから気温も暑いです。

そして、お釈迦様のお話しを聞きに来る人たちは、決して裕福な人たちではなく、どちらかというと階級の低い肉体労働を行う人たちでした。

 

すると、お釈迦様が話をする部屋は体臭や汗の臭いで充満してしまいます。

臭いがすごくなると、話しを聞きに来た人たちは話しどころではなくなってしまいます。

そこで、この臭いの問題を解決するために使われたのがお香だったのです。

 

お香を焚くことで体臭や汗の臭いを和らげることできます。

臭いが和らぐことで、話し聞きに来た人たちは話しを聞くことに集中できるようになりました。

 

前項で、お香を焚く目的を「自分の心や体の穢れを落とすため」とお話ししました。

これは元々、自分の臭いを落とすためだったのです。

当時は臭いを落とすことが目的でしたが、現在では心と体の穢れを落とすという表現に変わっていったのです。

 

1.3. お香の意味 なぜお香をあげるのか

お話したようにお香を焚き始めるきっかけになったのは、体臭や汗の臭いを和らげるためでした。

現在では、心と体の穢れを落とすためとされています。

しかし、お香をあげる理由は他にもたくさんの諸説があります。

 

ここで、そのお香を焚く理由の諸説を紹介します。

どれが正しいとか間違っているというのではなく、知識として読んでください。

 

遺体の臭いを消すため

現在ではエアコンなどの空調設備が開発されて、室内の温度は快適な温度に調整することができます。

それに加えて遺体の温度が上がらないようにドライアイスで遺体の温度を調整することができます。

そのため、亡くなられてから数日後の火葬でも遺体は腐敗することもなく、もちろん遺体から臭いがでることなく、維持することができます。

 

しかし、空調設備やエアコンがなかった時代に、夏場の暑い時期には遺体の状態が悪くなることもありました。

遺体の状態が悪くなると臭いがでることもあります。

お香を焚くことで、この遺体が出る臭いを和らげることできました。

 

食香

仏教では、亡くなられた人間の魂は匂いを食べると言われています。

特に、お香のような良い匂いは好んで食べるそうです。

故人にもお香のいい匂いを食べさせてあげることが、供養の一つとされてきました。

 

逆に悪い霊はいい匂いを嫌うそうです。

いい匂いであるお香を焚くことは、悪い霊を近づけないようにするという意味もありました。

 

また、食香とはちょっと異なりますが、地域によってはお香は故人が成仏するための道しるべと言う地域もあります。

お香の煙は浄土へつづく道だと言い、故人の魂が迷うことなく成仏できるようにお香を焚く地域もあります。

 

この場合は通夜までずっとお香は絶やすことなく焚き続ける必要があります。

昔は、何人かが交代しながら線香番といってお香を絶やさぬように故人と一緒にいましたが、現在では一晩中絶えることなく焚き続ける線香も開発され、夜の間も寝ないで線香番をすることも少なくなりました。

 

仏様とお香

仏教はいい匂いを好みます。

特にお香の臭いは良いとされ、浄土の世界はお香のような良い匂いで満ち溢れているそうです。

お香を焚くことで仏様に良い匂いを届けることができるといわれます。

 

また、浄土の世界のような良い匂いで満ち溢れている世界を、故人の周りに再現するためにお香を焚くとも言われています。

いずれにしても仏教ではお香のような良い匂いはとても良いことだと教えられています。

 

後付けのような話ですが、お香を焚き匂いが広がる様子を、仏教は世界の隅々まで広がるようだとする諸説もあります。

仏教を重んじる人たちにとっては、お香の匂いのように隅々まで仏教が広がって欲しいという希望がこめられた諸説ですね。

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