供え花/マナーや仕組み、注文する時絶対確認するべきポイントは?

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2.法事での供え花の特徴は?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

法事では祭壇や仏壇、お墓に供え花が飾られます。

これらの花の特徴について見ていきましょう。

 

2.1 四十九日までは「白あがり」

命日から数えて四十九日の間を仏教では「中陰」と言い、これは次に生まれ変わるまでの期間とされ、この間に死者は裁きを受け、生まれ変わる世界が決まると言われています。

また、この期間には中陰壇(後飾り祭壇)が自宅に設置され、遺骨、白木位牌、遺影、香炉、ロウソク、花が置かれます。

そして四十九日には、四十九日法要が営まれます。

※三十五日までを中陰とする場合もあります

 

四十九日の間や四十九日法要の供え花は、「白あがり」といって白やグリーンの花を飾るのが一般的です。

しかし、仏教では「この色を使ってはいけない」という決まりはないので、慣習としてのマナーのようですね。

色のついたお花でも淡い色の方が良いとされていますが、故人の好きな花を飾るなどする方も多いです。

 

菊やユリ、胡蝶蘭、カーネーション、トルコギキョウなどがよく使われます。

トルコギキョウはグリーンの種類があります。

四十九日法要をお寺の本堂などの葬儀会場で行う場合は、5,000~10,000円くらいのアレンジメントを一対用意する(送る)のが一般的です。

これはお寺で準備してくれることもありますので、問い合わせてみましょう。

 

2.2 四十九日以降の年回忌などの供え花は?

年回忌などの法要には、祭壇に供え花を飾ります。

四十九日法要までは白上がりですが、それ以降の法要は色のついた花を使って問題ありません。

前項にご紹介した花の白以外のものに加え、デルフィニウム、デンファレ、スターチス、キキョウやリンドウ、スイートピーなどがよく使われます。

お寺などの葬儀会場で行う場合は、四十九日法要と同じく5,000~10,000円くらいのものを一対用意します。

 

2.3 お盆やお彼岸の供え花は何を選べばよい?

お盆

お盆の供え花は、初盆(新盆)のときは白を基調とした淡い色の花を選びます。

お盆の時期はほとんどの地域で8月13日~16日くらいとなっていますが、東京(多摩地区の一部を除く)と神奈川や函館、静岡や金沢の旧市街地などでは7月13日~16日くらい、沖縄や奄美などが8月20日前後、東京の多摩地区などでは8月1日となっています。

四十九日の間にお盆に入ってしまう場合は、初盆は次の年になるのが一般的です。

 

2.1で解説いたしましたが、仏教では四十九日の間、死者はまださ迷っている状態です。

お盆は浄土から死者の精霊をお迎えする行事ですから、まだ成仏していない死者はお迎えできないため、初盆が次の年になるのです。

しかし中陰の期間が三ヶ月にわたるのを避ける風習から、三十五日に法要を行うことで、初盆を亡くなられた年に行うことができる場合もあります。

 

初盆以外では、五色の供え花がよいでしょう。

仏教では「白・黄・赤・青・黒(紫)」の五色で如来の智慧や精神を表現しており、さまざまな色を使うのはこれが理由の一つと言われています。

仏花として販売されているものでは、白・黄・赤・ピンク・紫の五色が多いです。

 

また、お盆には盆棚という先祖を迎えるための祭壇を準備しますが、それにも供え花(盆花)が置かれます。

地域によって種類は異なりますが、キキョウやミソハギ、ハギ、オミナエシ、ケイトウ、センニチコウ、ヒャクニチコウ、ヤマユリなどが供えられることが多いです。

 

他にホオズキも故人があの世から帰ってくるときの提灯に見立てて供えられます。

盆花には、金の蓮の花の造花を使うところも多いようですね。

 

お彼岸

お彼岸の期間は春分の日(3月20~21日くらい)と秋分の日(9月22~23日くらい)の前後3日間、それぞれ計7日間です。

お彼岸にはお墓参りをしたり、お寺では彼岸会が行われたりしますが、これは日本独自の風習です。

「彼岸」の語源の「パーラミター(波羅蜜多)」は悟りの世界(仏様の世界)のことを表しており、本来お彼岸は、彼岸の世界に行けるように「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という善行を実践する期間でした。

お彼岸に墓参りなどの供養が行われるようになったのは、春分や秋分の日の太陽は真西に沈むことから、先祖のいる西方の極楽浄土が連想され、それと結びついたのが理由だと、一説には言われています。

 

お彼岸の供え花に関しては、「入り花を折らぬ」「入り花を立てない」という言葉があります。

お彼岸の始まる日を「彼岸の入り」、春分・秋分の日を「中日(ちゅうにち)」、お彼岸の終わる日を「彼岸明け」と言いますが、この「入り花を折らぬ」という言葉は、彼岸の入りにお花を供えてはならないという意味です。

つまり、お彼岸に入ってから慌てて準備するのではなく、その前からお墓を大切にして綺麗にしておきなさいという心掛けのことなんですね。

 

そのお彼岸の供え花は、特に種類や色などの決まりはないですが、亡くなられて日が浅いご遺族は白を中心として淡い色を選ぶ方が多いようです。

日が経っている場合は故人の好きだった花や、仏花として販売されている鮮やかな花もよく選ばれています。

 

仏壇に供えるものは3,000~5,000円で、アレンジメントが良いでしょう。

お墓に供えるものは800~1,000円くらいで、一対(同じものを二束)用意しましょう。

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