供え花/マナーや仕組み、注文する時絶対確認するべきポイントは?

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3.仏壇やお墓に供え花を飾るときの注意点は?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

この章では、供え花を飾るときの注意点について見ていきましょう。

どういった花がよいのかや、供え花に向かない花などを解説いたします。

 

3.1 色や本数はどうする?

仏壇やお墓の供え花の色は、3色か5色となります。

3色なら白・黄・紫、5色なら白・黄・赤・ピンク・紫がよいとされています。

本数は3・5・7などの奇数がよいでしょう。

色の数や本数を奇数にする理由は、奇数は陰陽道で「陽の数」、偶数は「陰の数」となっており、奇数が縁起が良いとされるからだと言われています。

 

3.2 供え花に向かない花は?

供え花に向かないとされるのは、棘のある花です。

棘は殺生をイメージさせるため供えてはいけないとされています。

棘のある植物はバラやボケ、サンザシ、アザミなどです。

生花店などで販売されているバラの棘は全部取ってあったり、手に持つ部分だけ取ってあったりすることが多いです。

 

また、毒のある花も、毒を供えることになるので供え花には不向きとされています。

毒のある花は、キョウチクトウ、スイセン、アジサイ、スズラン、ヒガンバナ、チューリップ、アネモネなどです。

毒のある花は意外と多いですね。

 

ほかには匂いの強い花がNGと言われています。

よい香りでも強すぎると気分が悪くなることもありますので、そういった意味合いで避けられているようです。

キンモクセイやスイセン、クチナシ、ウメ、ジンチョウゲ、モモ、ロウバイ、フリージアなどは香りが強いです。

 

バラは本来香りが強いですが、切り花用に香りの弱い品種が販売されていることが多いようです。

ユリの中でもカサブランカやヤマユリなどの品種は香りが強いですが、切り花として売られているものは香りの元であるおしべが取ってある場合があります。

ユリのおしべは香りの元であるほか、花粉が落ちやすく、くっつくとなかなか汚れが落ちないので、あるなら先に摘んでおくと良いでしょう。

 

それからツバキなど花全体がいっぺんに落ちるものは首が落ちることを連想させ、縁起が悪いと言われています。

こうして見るとお供えできない花は多く、盆棚に飾るものともかぶったりしていますね。

ユリやカラーなどは菊と同様、お葬式や法事に使われる定番の花ですので、供え花として飾っても特に問題はないと言えるでしょう。

 

3.3 季節ごとのお勧めの供え花は?

春の花としてはアイリス、キンセンカ、カーネーションなどがあります。

カーネーションは仏花として販売されている定番の花で、ほぼ一年中手に入ります。

 

夏の花では、ヒマワリやグラジオラス、トルコギキョウなどとなります。

トルコギキョウも仏花の花束によく入っています。

 

秋の花はリンドウ、ケイトウ、ナデシコなどがあります。

リンドウも仏花としてよく見かける花です。

 

3.4 仏壇での供え花の飾り方は?

仏壇の花立ては一つまたは二つですが、普段は一つで大丈夫です。

法事など特別な行事の時には、二つで対になるように左右同じ位置に置きます(ロウソク立ても二つになります)。

その場合飾る花は、二つの花立てに同じものにします。

 

花の向きは仏壇側でなく、自分の方に向けて飾りましょう。

理由としては「仏様の慈悲をあらわしているから」「仏様のいるところを飾るのが目的だから、後ろ向きにはしない」「仏壇は浄土をあらわし、見ている側が浄土に想いを馳せるために花を供えるから」などがあるようです。

また、上から見たときにひし形に整えると良いと言われています。

これは神事で使われる榊(さかき)の形になぞらえているのだそうです。

 

3.5 お墓の花立てにちょうどいい長さで飾るには?

生花店などで販売されている供え花は、「仏花」と「墓花」という種類で分けられていることがあります。

仏花は仏壇に、墓花はお墓にお供えする花で、それぞれ長さが違います。

仏壇に置く花立てはそれほど大きくないので、仏花は30~40cmくらいが多いです。

 

お墓の花立ては形や大きさがさまざまですので、それに対応できるよう、長めの50~55cnくらいとなっています。

お墓参りで花を持って行くときは、花立てのだいたいの大きさを伝えて生花店でちょうどいい長さに切ってもらうか、花切はさみを持って行くとよいでしょう。

 

3.6 仏壇やお墓には造花を供えてよい?

仏壇にはできれば生花が望ましいとされていますが、最近は造花にする方も増えてきているようです。

花を世話するのを忘れて、枯れた花や腐った花をそのまま仏様にお供えするのはよくありませんから、そういったことがないのが造花のメリットです。

また、花代を節約することもできます。

仏壇に造花を供えることに関しては賛否両論となっていますが、その家の事情に合わせてどちらにするか決めるのがよいのではないでしょうか。

 

また、お墓に造花を供えてよいかどうかは、地域によります。

九州などの地域では造花を供えるのが一般的です。

九州など南の地方では気温が高く、花がすぐだめになったり、ぼうふらがわきやすかったりなどがあり、合理的な理由でそうなっているようですね。

そのため生花を禁止している墓地もあります。

 

3.7 花を長持ちさせるには?

花を長持ちさせるのは、花立てに生ける前に「水切り」を行います。

水の中に茎の部分をつけながら、茎を斜めにはさみで切ってください。

こうすることで水を吸収しやすくします。

切れ味の悪いはさみを使うと茎がつぶれてしまい、水を吸いにくくなるので注意してください。

 

切り花用の延命剤を使うとだいぶ持ちが違います。

また、水はこまめに替え、替えたときには再び水切りを行いましょう。

茎が腐りにくくなるよう水は入れすぎず、3~5cmくらいにし、水に浸かる部分の葉は取っておいてください。

 

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