葬儀の服装(女性編)/コートやブーツはOK?その他マナーもご紹介

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3.葬儀の女性の服装、小物はどうする?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

喪服以外に小物も、葬儀では気を使わなければなりません。

小物類は光る素材を使っていることも多いので、注意が必要です。

靴やバッグ、アクセサリー、腕時計、その他の小物について、どのようなものが相応しいのか、見ていきましょう。

 

3.1 靴・バッグは革でもよいの?

コートの項目で、殺生を連想させるものはマナー的には良くないとお伝えしました。

では、革の靴やバッグも使わない方がよいのでしょうか?

結論から言うと、使っても大丈夫です。

 

靴・バッグは革や合成皮革を使ったものが多いですので、マナー違反ではありません。

本来は靴もバッグも布製のものが正式とされています。

バッグは布製のものが一般的ですが、靴は雨の日などのことを考えれば無理に布製を購入する必要はないでしょう。

ただ、スエード製のものは賛否両論といったところで、心配なら避けた方がよいかもしれません。

 

葬儀で使用するバッグは、色は黒で素材は布または革や合成皮革です。

エナメルなど光沢のあるものや装飾的な金具が目立つもの、刺繍などの装飾が派手なもの、ショルダーバッグ等は避けましょう。

デザインはフォーマル専門店で売られている、小ぶりのものが一般的です。

 

しかしそれではあまり物が入らないため、最近ではマチのあるものや、大きめのものも販売されています。

また、サブバッグとして黒のトートを持つのもOKです。

お手伝い用のエプロンや替えのストッキング、ナプキンなどを入れるために持つ方は多いですね。

 

女性の葬儀の靴は、黒のパンプスで、ヒールは太めで3~5cmくらいのものを選ぶとよいでしょう。

オープントゥ・サンダル・ウェッジソールなどはマナー的に不可です。

ストラップ付きは違反ではありませんが、着脱しにくいのであまりお勧めしません。

履く場合は金具は銀のものが良いでしょう。

 

靴も光沢のある素材やリボンなどの装飾のあるもの、模様のあるものは避けてください。

火葬の待ち時間や会食などで靴を脱ぐ可能性もありますので、インソールも目立つ色は選ばないようにしましょう。

 

3.2 アクセサリーや腕時計は必要?

葬儀でつけてもよいアクセサリーは、真珠のネックレスです。

真珠は「月の涙」「人魚の涙」とも言われ、涙の象徴とされています。

エリザベス2世女王陛下が葬儀の際に身に着けたため、それ以来使われるようになりました。

 

それ以前のイギリスでは、モーニング・ジュエリー(葬儀や服喪のときに着けるジュエリー)としてジェットという黒い石を使っており、日本の皇室でも弔事にはジェットを使用しています。

日本の皇室の正装は英国式を採用しているためなんですね。

しかし、良質のジェットはあまり出回っていませんので、葬儀に身に着けるなら真珠の方がよいでしょう。

 

黒蝶真珠やグレー味の真珠なども、最近では葬儀に着けていく方も多いようです。

黒蝶真珠は、芸能人が葬儀に使用して以来一般の方にも広まりました。

しかし良質の黒蝶真珠や、色味のある真珠は値段が高めです。

 

黒珊瑚やブラックオニキスも着けてよいとされています。

黒珊瑚は非常に高価ですが、ブラックオニキスは産出量も多く安く手に入ります。

また、白い真珠以外の高価な石を身に着ける場合、若い方だと生意気と思われてしまうことがあるようです。

 

ネックレスの長さは40cm、真珠の粒の大きさは7.5~8mmがフォーマル向けとしては主流です。

弔事では「不幸が重なる」ことを避けるための縁起担ぎがありますので、1連のものを選んでください。

ネックレスを着けなければいけないという決まりはありませんが、着けている方は多いです。

 

イヤリングやピアスは、「ネックレスと一緒に着けても良い」「ネックレスを着けないなら着けてもよい」「着けない方がよい」という3つの意見があるようですね。

洋装のマナー自体が日本では新しいものなので、このように明確な決まりがない場合があるのです。

地域性や家のしきたりもありますから、迷った場合は年配の方などに相談してみましょう。

イヤリング・ピアスを着ける場合は、真珠は一粒で、耳についている(ゆらゆら揺れない)ものを選びましょう。

 

他に身に着けてよいアクセサリーは、結婚指輪のみです。

しかし、地域や家風によってアクセサリーはすべてダメというところ、つけるのがマナーというところなど様々ありますので、やはり先に年配の方などに相談しておくことをお勧めします。

腕時計は、金色などの派手な色やデザイン、カジュアルなもの(Gショックなど)は外していきましょう。

 

3.3 数珠の色に決まりはあるの?

数珠は男性用・女性用で分かれており(共用を販売しているお店もあり)、それによって色味が違っています。

女性用はピンク、紫、透明、白、赤などが多いですね。

 

ピンクや赤は華やかですが、マナー違反ではありません。

しかしローカルルールで、女性は白や透明を使う、赤の珠や房の数珠は慶事に使うといった場合もあります。

念のため目上の方に確認しておきましょう。

 

数珠には、宗派ごとの本式の長い数珠と略式の短い数珠がありますが、葬儀では略式を持っている方が多いです。

数珠はフォーマル売り場やスーツの専門店、ホームセンターなどで販売されています。

百均では見た目が安っぽいものが多く、あまりお勧めしません。

 

3.4 その他の小物選びのポイントは?

お香典やお布施を入れるのには袱紗(ふくさ)を使います。

袱紗は紫のものだと慶弔両用ですので、これを1枚持っておくと便利です。

お布施を入れる場合は、台付きの袱紗だと僧侶にお渡ししやすいですね。

他に持って行くものはハンカチや傘などですが、これも黒を選ぶのが基本です。

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