葬儀の供花|送り方・名前・相場・花の種類・並び順やお礼の仕方は?

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8.葬儀の供花についてのよくある疑問にお答えします

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

この章では、供花についてのよくある疑問にお答えしていきたいと思います。

供花を辞退していたときにはどうすればよいのかや、供花を送るのが間に合わなかったときの対処法、葬儀後の花の行方、葬儀での花の使われ方の種類についてお伝えします。

 

8.1 供花を辞退していたら送ってはいけない?

近年では、家族葬など質素なお葬式を望む遺族が多くなり、お香典や供花、供物を辞退することも増えています。

もし供花を辞退している場合は、送らないのがマナーです。

 

辞退と聞いても、「それは建前上言っているだけであり、そう言われても送るのが実はマナーで、他の人は送っているかも知れない」と考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし供花の辞退はそうした遠慮からしているわけではないので、遺族のご意向を尊重しましょう。

とはいえ喪家によっては、親族の供花のみ受け付けている場合もありますから、親族の方は念のため担当葬儀社や他の親族に確認してみてください。

 

8.2 供花を送るのが間に合わなかったときは?

供花を送るのがお通夜に間に合わなかったときは、葬儀・告別式に飾ってもらえます。

お通夜に参列したときに葬儀社に依頼して、葬儀・告別式に供花を出すことも可能です。

 

葬儀・告別式にも間に合わなかったときは、ご自宅に送りましょう。

初七日から四十九日までの間に届くようにすればOKです。

この期間であれば、後飾り祭壇(中陰壇)に供花を飾ってもらうことができます。

 

後飾り祭壇とは、故人が成仏するまでの期間である四十九日の間、遺骨や仮位牌(白木位牌)を安置するところです。

また、ご自宅に弔問した方がお参りするところでもあります。

四十九日が過ぎると故人は成仏しますので(忌明け)、後飾り祭壇は片付け、本位牌を仏壇へ、遺骨はお墓や納骨堂に安置されます。

 

※三十五日を忌明けとする地域もあります

※納骨の時期は喪家によります

 

8.3 葬儀が終わったら花はどうなる?

葬儀では供花や祭壇の花など、たくさんの花が使われますが、その花はお葬式が終わった後はどうなるのでしょうか?

これらの花は基本的には、「別れ花」として柩の中に入れられます(別れ花については8.4参照)。

それでも花祭壇だったり、供花がたくさんあったりすると花は余ってしまいますよね。

 

余った花は、葬儀社が遺族や参列者に、花束にして配るのが一般的です。

地域によっては花を持ち帰ってくださいとのアナウンスがあり、参列者が自分で選んで抜き取る形のところもあるようです。

 

ところで、葬儀の花を持ち帰ることについては、良いとする意見と良くないとする意見があります。

良いとする意見では、葬儀の花を飾ることによって供養になる、功徳をいただけるといった考えがあるようです。

また、長生きした方の葬儀の花はあやかることができるとも言われています。

持ち帰った花を飾れる場所についても、「仏壇」「喪家の仏壇のみOK」「葬儀の後に墓参りに行き、そこにお供えする」など地域によっていろんな説があります。

 

良くないとする意見では、「葬儀の花は故人にお供えした(あげた)ものだから」というものがあります。

仏壇やお墓に供えた花を、他人が持ち帰ることはできないのと同じような捉え方と言えるでしょう。

また、供花は故人の魂そのものなので、持ち帰ることができないとする考えもあるようですね。

 

その他には、単純に葬儀=不吉として、それに関連するものは持ち帰りたくないという方もいらっしゃいます。

葬儀の花を持ち帰るかどうかは個人の考え方次第ですが、地域の風習を踏まえて対応するのがよいでしょう。

 

8.4 供花以外の葬儀の花にはどんなものがある?

葬儀には供花以外にもいろいろな形で花が使われています。

どういった形式があるのか、またその内容について見てみましょう。

 

一本花

お通夜までの間、安置されたご遺体の枕元には「枕飾り」を置くというしきたりがあります。

一本花(いっぽんばな)は枕飾りに置かれるものの一つです。

枕飾りは小さな台に白い布をかけ、そこに香炉と線香、燭台、花立て(一本花)、おりん、水、一膳飯、枕団子を置いて、簡易な祭壇とするものです。

 

花立てに一本(一輪)だけ木や花を供えるのを一本花と呼んでいます。

一本花は名前に「花」がついていますが、実際に使われるのは常緑樹の樒(しきみ)が多いです。

樒の他には、菊やユリ、水仙のほか椿やケシ、柾木(まさき)が使われることもあります。

 

枕花

枕花は故人の血縁関係の中で比較的近しい方や、故人と特に親しかった方が送る花です。

安置されたご遺体の枕元に置かれ、供花のように名札ではなく、メッセージカードをつけます。

篭アレンジメントなど供花よりは小ぶりなスタイルが多く、一基または一対で送ります。

 

飾られた枕花は、葬儀式場に持って行って柩の近くに置かれたり、そのまま置いておき葬儀後に自宅の後飾り祭壇に供えられたりします。

しかし近年では、ご遺体は自宅や一部安置施設を除き、冷蔵保管されるのが一般的なため、安置場所に枕花を置くことができない場合も多くなっています。

 

枕花に使われる花は通常洋花で、白を中心としてカーネーションや蘭、トルコキキョウなどの色花を添える形がよく見られます。

枕花の相場は一基5,000~20,000円くらいです。

 

花輪

お悔やみの気持ちを表す花には他に「花輪」があります。

花輪は直径1.8mほどの大きな輪にこれを立てるための足をつけたもので、輪の部分は造花で埋められます。

高さは3.3mほどもあり、足の部分の布には送った方の名前が記入されます。

 

個人よりは子供一同や友人一同など複数名で、また会社などの単位で送られることが多いです。

葬儀会場の外に並べられ、故人との関係性が近い方のものほど、入口に近いところに置かれます。

開店記念などには華やかな色合いの花輪が送られますが、弔事の花輪の花は白や黒、紫、青、緑などです。

 

相場は10,000~20,000円ほどです。

近年ではスペースや景観の問題で葬儀には使われなくなってきており、葬儀会場で花輪を禁止していることも多いです。

 

花祭壇

葬儀で使われる祭壇は、以前は白木祭壇(輿をかたどった形の白木の祭壇)が大部分を占めていましたが、近年では花で全体をデザインした花祭壇が主流となってきています。

花祭壇に使われる花は菊やカーネーション、蘭、ユリなどで5~10種類使われ、色は白をはじめとしてピンク・紫や黄色などが多いです。

花の種類・色を故人の好きだったものにしたり、故人の人柄や思い出を表現したデザインにしたりすることも可能です。

相場は一般的な大きさの祭壇では600,000~800,000円くらいとなります。

 

献花

献花はキリスト教式や無宗教の葬儀で行われる儀式で、参列者が順番に、祭壇前の献花台に花を一輪捧げていきます。

仏式のお焼香に相当するものと言えるでしょう。

使われる花は、茎の長い白いカーネーションや白い菊が多いです。

 

やり方は、まず自分の順番が来たら係の方から花を受け取りますが、右手で花の方を下から支え、左手は茎の方を上から持ちます。

そして祭壇に向かい遺族に一礼してから、祭壇の前に進み一礼してください。

花を右回転させて茎の方を祭壇に向け、献花台に置きます。

花を置いたら祭壇に向かって一礼または黙とうしてください。

遺族に一礼してから自分の席に戻って終了です。

 

別れ花

別れ花とは、葬儀・告別式の後に柩に花を入れる儀式のことです。

別れ花に使われる花は供花や花祭壇の花で、葬儀社の方でこれらから抜き取って、篭などに入れて用意しておきます。

花を入れるのは喪主からで、その後は故人に近しい順番に入れていきます。

このとき、副葬品を同時に入れることもできます。

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