葬儀の見積もりを取る前に知るべきこと!追加料金不要ってホント?

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2.葬儀は現地集合・現地解散のツアー

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

見積書を比較・検討するためには、それに書いてある項目について知っておく必要があるでしょう。

どんなものが葬儀に必要なのかをまず把握してみましょう。

この章では、葬儀に必要なものとその相場についてお伝えします。

 

2.1 ご遺体は別行動、行き先は葬祭場と火葬場

葬儀は複数の人が葬祭場や火葬場に移動して行われます。

葬儀や火葬が終わったあとも葬祭場に戻って、還骨法要や初七日法要、精進落としを行ったりしますので、そこでも複数人で移動することとなります。

葬儀は、複数人で移動し、移動した先でイベントを行う現地集合・現地解散のツアーのようなものです。

 

そのツアーを主催するのは葬儀社です。

イベントや移動に費用がかかるのはもちろんのこと、葬儀社やその他の人件費がかかり、場所を借りれば借りる費用がかかる・・・といった具合なのです。

普通のツアーと違うのは、ご遺体も移動するということですね。

ご遺体は寝台車や霊柩車で別に移動しなければなりません。

それではそのツアーに必要なものを、次に列挙していきましょう。

 

2.2 葬儀に必要なもの一覧

移動費用

寝台車・霊柩車・ハイヤー・マイクロバス

亡くなられた場所(病院など)~安置場所、安置場所~葬祭場、葬祭場~火葬場などご遺体を搬送する費用がかかります。

また、参列者が移動するときにハイヤーやマイクロバスが必要になる場合は、オプションに入ります。

こちらは3章で詳しく解説いたします。

 

宿泊費用

ご遺体の安置・処置や管理にも費用がかかります。

安置費用、ドライアイス代、納棺の儀、棺代などがこれにあたります。

 

儀式にかかる費用

枕飾りセット、後飾り祭壇、葬祭場使用料、祭壇、祭壇周り、位牌、遺影写真、焼香セット、受付セット、人件費、施工運営管理費、看板、門灯造園、火葬料金、待合室使用料、骨壺など

枕飾りセットは自宅に安置した場合に使用します(浄土真宗を除く)。

後飾り祭壇は四十九日まで使用する仮祭壇です。

 

食事

通夜ぶるまい・精進落としの飲食費、配膳人の人件費です。

 

2.3オプションとして選べるものは?

死に化粧、湯灌、エンバーミングなどは必ずしも必要というわけではありませんので、オプションとして選ぶことができます。

また、役所の手続き代行はセットプランに入っていることが多いですが、オプションの扱いのこともあります。

他には通夜返礼品・会葬返礼品・会葬礼状・香典返し・供花・供物などもオプションとして依頼することが可能です。

 

2.4 それぞれの費用の相場は?

・祭壇

葬儀の祭壇は白木の祭壇と花祭壇があります。

以前は花祭壇は高いものでしたが、今は菊を主体とした安価な花祭壇が主流で、セットプランでも白木の祭壇は少なめです。

プランに含まれる花祭壇は家族葬では200,000~300,000円くらいとなります。

葬祭場によっては、祭壇がもとから設置してあるところもあります。

 

・葬祭場(式場)使用料

葬祭場の会場の大きさなどによって違います。

公営と民営があり、公営は安いことが多いです。

民営は葬儀社所有のもの、互助会所有のもの、葬祭場のみを経営しているものなどがあります。

 

葬祭場を所有している葬儀社や、互助会系の葬儀社に葬儀を依頼すると、そこが所有する葬祭場を使うことになる可能性が高いです。

つまり、そういった葬儀社を選ぶとその時点で、葬祭場を自由に選ぶことはほぼできなくなると言えます。

その葬儀社なり互助会なりの葬祭場が、要望に合っていればそちらを選ぶのも良いでしょう。

 

葬祭場使用料はそこを運営しているところの取り分となります。

また、全国均一のセットプランでは50,000円分くらい含まれている場合が多いです。

これをオーバーすると追加料金となります。

 

・遺影写真(額を含む)

祭壇や自宅の仏壇のあるところに飾る遺影写真です。

葬儀社のプランにはほとんど含まれており、大きい額と小さい額の2つを作ることが多いようです。

相場は15,000~30,000円くらいです。

 

・供物

供花は親戚などでまとめて出すこともありますが、供物はプランに入っている、またはオプションとしてついていることが多いようです。

5,000~10,000円くらいとなります。

 

・焼香セット

祭壇の前に置く、焼香台のセットです。

相場は5,000~6,000円くらいですが、祭壇に含まれることも多いようです。

 

・受付事務用品

受付用の香典帳(記帳カード)やボールペン、筆ペン、お盆(お香典を乗せるもの)、返礼品の引換券などの一式です。

相場は4,000~5,000円くらいです。

人数の少ない葬儀では、受付は作らないことが多いでしょう。

 

・運営スタッフ、設営スタッフ

スタッフの人数にもよりますが、50,000円くらいからです。

全部で運営管理費用となっていたり、設営スタッフは設営費用となっている場合もあります。

施行運営管理費として、打ち合わせからの経費をまとめて計上していることもあり、その場合は葬儀の準備や運営にかかる費用(葬儀一式費用)の10%程度です。

 

・司会進行のスタッフ

30,000円くらいとなります。

 

・会葬礼状

葬儀社のプランには入っていることが多いです。

30~100枚単位で、5,000~15,000円くらいです。

10名以下の葬儀なら特に必要としないこともあります(喪家による)。

 

・骨壺(骨箱や覆いを含む)

葬儀社のプランには入っていることが多いです。

相場は10,000~20,000円くらいで、ランクアップすることもできます。

民営火葬場ではその火葬場で購入しなければならないことがほとんどです。

公営の火葬場では火葬料金に含まれていることもあります。

 

・火葬料金(待合室使用料含む)

火葬場では火葬料金と待合室使用料がかかります。

待合室使用料は、火葬(1~1時間半くらい)の間に使う部屋の使用料のことを指し、控室利用料などとも呼ばれます。

火葬料金・待合室使用料は火葬場によって金額が大きく異なるのが特徴です。

 

公営の火葬場の場合、火葬料金・待合室使用料は、死亡者または喪主が住民登録をしている市区町村では住民料金となる(安くなる)ことがほとんどです。

いくつかの市町村や区で合同で火葬場を運営していることもあります。

お住まいの市区町村名と「火葬場」「料金」で検索すると、お近くの火葬場が検索結果に出ますので、料金がいくらか見てみてください。

 

使用する火葬場によっては火葬料金が高額になる場合があります。

火葬料金が高額になる可能性が高い地域は、以下の通りです。

 

・東京23区

・狛江市、調布市、三鷹市、武蔵野市、小金井市、国分寺市、小平市、東大和市、東村山市、西東京市、東久留米市、清瀬市

・埼玉県:八潮市、草加市、川口市、鳩ヶ谷市、蕨市、戸田市、和光市、朝霞市、新座市、志木市

・神奈川県:横浜市の一部、鎌倉市、逗子市、葉山町

 

葬儀社紹介業のプランでは火葬料金として15,000円くらい含まれている場合が多いです。

これをオーバーすると追加料金となります。

 

・マイクロバス代

火葬場までのマイクロバス代です。

こちらは30,000~50,000円くらいとなります。

セットプランには含まれない場合が多いです。

 

・通夜ぶるまい(お清め)や精進落としの費用

通夜ぶるまいは2種類の形式があります。

まず、お焼香の終わった順に別室の通夜ぶるまいの会場に向かい、大皿から自分で小分けしてとって口にして帰るといった形式です。

一般参列者(親戚など近しい関係でない方)は少しだけ食べて早々に帰ることが多いです。

そのため、参列者の人数の2/3くらいで見積もっておきます。

 

一人あたりでは2,000~3,000円くらいで良いでしょう。

アルコールや飲み物は少し多めにして、お寿司や唐揚げ、天ぷら、サンドイッチ、オードブルなどを並べます。

 

一人ずつ席を設けて通夜ぶるまいを行う形式では、一人当たり5,000~8,000円くらいを見積もっておくと良いでしょう。

どちらの形式でも、葬祭場などの会場を使用する場合は、サービス料10%、配膳スタッフが一人当たり10,000円ほどかかります。

 

精進落としは一般の参列者はいませんので、通夜ぶるまいよりは人数が少なめとなるでしょう。

大皿ではなく、一人一人に料理が出される会席の形式となります。

一人当たり5,000円~が相場で、それ以外にサービス料10%、配膳スタッフが一人当たり10,000円ほどかかります。

 

これらの費用は葬儀社が取り次いでいますが、葬儀社の取り分ではありません。

見積もりには一緒になっている場合と、別になっている場合があります。

 

・会葬返礼品や当日返しにかかる費用

会葬返礼品とは、参列された方全員にお配りする粗品です。

参列してくださったことに対する謝意としてお渡ししますので、お香典をお持ちになっていなくても一人に一つ配ります。

一人当たり500~1,000円くらいが相場です。

 

当日返しとは、通常四十九日を過ぎてから送る香典返しを当日に返してしまうやり方です。

こちらの相場は一人当たり2,500~3,000円くらいとなります。

高額のお香典については、後で追加でお返しをするのが一般的です。

 

・寺院関係費用

寺院関係費用とは、お布施(通夜・葬儀及び式中の繰り上げ初七日法要などの読経代)、戒名代、交通費としてお車代、飲食をされない場合は御膳料などを合計したものです。

だいたい200,000~3000,000円くらいが相場ですが、戒名などのランクによってはもっと高くなります。

 

いずれにしても、菩提寺の相場に合わせるのが基本です。

菩提寺がない場合は、葬儀社に僧侶派遣サービスを依頼します。

こちらは150,000円くらいが相場です。

 

これ以外にも、葬祭場によっては警備・誘導係、大きな葬儀では祭壇周り飾り・案内板・式場看板・テント・門灯造園等装飾・家紋提灯・高張 などが必要になることがあります。

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