葬式の流れ/日程や時間は?形式や宗教、地域による違いなど解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

身内が亡くなってお葬式を執り行うことになったり、訃報が届いて急にお葬式に参列するというのは誰にでも起こりえます。

そんなもしもの時に、お葬式の流れを少しでも把握しておき、慌てないようにしたいものです。

 

お葬式はお通夜や告別式のことだけではなく、危篤の知らせを受け、ご逝去されてからすぐに準備を始めなければならず、火葬が終わっても四十九日の法要やお香典返しなど、やらなければならないことが続いていきます。

この記事では、そんなお葬式全体での日程や儀式の流れ、お葬式の形式や宗教・地域による流れの違いを解説いたします。

 

— この記事の目次 —

1.危篤・逝去~四十九日(忌明け)までの流れは?

2.お葬式の形式で流れは違う?

3.お葬式が行われるタイムスケジュールは?

4.お葬式の日程はどう決まる?

5.喪主や遺族・親族、参列者それぞれのお葬式の流れ

6.お葬式でのお焼香の流れは?

7.仏式以外のお葬式の流れは?

8.まとめ

1.危篤・逝去~四十九日(忌明け)までの流れは?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

最初に、危篤の状態から四十九日法要までの流れをざっと見ていきます。

お葬式までは目まぐるしいですが、やるべきことを書き出してチェックしていきましょう。

 

1.1 危篤・逝去からご遺体の搬送

日本ではほとんどの方が病院で亡くなりますので、病院から危篤の知らせが届くことが多いでしょう。

もし危篤の知らせが届いたら、故人と会いたい人、三親等までの親族や、故人とつながりの深い友人に連絡を取ります。

もしできれば、ご遺体に着せる着替えやメイク用品などを念のため持っていきましょう。

 

病院で亡くなった場合、死亡判定を行った後エンゼルケアが行われます。

エンゼルケアとは遺体をアルコールなどで清拭したり、遺体から体液などが出ないように処置することで、このときに着替えやメイクを行います。

メイクをするかどうかは病院によります。

 

着替えは病院で浴衣を購入して着せることが多いですが、着せたい服があるなら看護師に聞いてみてください。

また、生前に葬儀社と打ち合わせ済みで、湯灌の儀を行う、または死に装束を着せることなどが分かっている場合は浴衣や寝間着で良いでしょう。

病院によっては末期の水(まつごのみず・故人ののどを潤すために筆や脱脂綿などで唇を拭く儀式)を行うこともあります。

これは病院側で準備しますので、指示に従って行いましょう。

 

エンゼルケアを行っている間に会社や学校などに連絡しておいてください。

また、死亡診断書を受け取ったり、葬儀社または搬送サービスを決定し電話をします。

死亡診断書は役所の手続きや相続などで必要になりますので、コピーを5~6枚とっておいてください(葬儀社がコピーしてくれることもあります)。

形式としては、用紙の右側が死亡診断書、左側が遺族が記入して役所に提出する死亡届となっています。

 

ご遺体は病室または病院の霊安室に移動することになりますが、病室は次の患者のために空けなければなりませんし、霊安室もせいぜい2時間程度しかご遺体を預かることができないという事情があり、病院でしばらく預かってもらうというのは難しいです。

そのため、早めに葬儀社または搬送サービスにご遺体を安置してもらう必要があります。

自家用車でも自宅などに搬送できないことはありませんが、体液が出る可能性もあるのでお勧めしません。

また、病院から葬儀社を紹介されることがありますが、割高です。

 

自宅で死亡していると思われる場合は、救急車を呼び、死亡確認をしてもらいます(法律上医師以外は死亡判断できないため)。

現場を保存し、死因を特定するためには遺体をその場所から動かさないようにしてください。

 

病院に搬送するか、警察に連絡するかは救急隊員の指示に従いましょう。

警察では死因の解明のために必要に応じて検案や解剖を行い、遺族は事情聴取をされます。

その場合、死亡診断書の代わりに死体検案書を受け取りますが、様式は死亡診断書と同じで、左に役所に提出する死亡届があります。

 

1.2 お葬式の準備~お葬式

遺体を安置し、葬儀社が決まったら正式に喪主を決め、お葬式の形式や宗教(宗派)を決めましょう。

お葬式の形式は直葬、一日葬、家族葬、一般葬、社葬などがあり、これによって流れは大きく変わります。

この流れについては2章で詳しく解説いたします。

 

また、宗教による流れの違いは7章をご覧ください。

先祖代々の宗教・宗派と故人や遺族の信仰が違う場合には、菩提寺や親族などを含めて、どの宗教・宗派でお葬式を行うかよく話し合う必要があります。

 

次に葬儀社と打ち合わせをして、お葬式の日程を調整し、祭壇・棺・骨壺・供花・供物・遺影写真・通夜ぶるまい・精進落とし・返礼品・席順などについても決めましょう。

写真の他に棺に入れる物も考えておきます(燃えない物は入れられません)。

他に、火葬場に同行する人数や自家用車の数を考え合わせ、マイクロバスが必要であれば葬儀社に手配してもらいます。

 

火葬をするには、役所に死亡届を提出する際に同時に火葬許可申請書を提出し、火葬許可証を受け取らなければなりません。

この手続きは葬儀社が代行してくれます。

 

通夜(葬儀・告別式)の前には、納棺を行います。

納棺自体は葬儀社にお任せすることができますが、「納棺の儀」「湯灌」などを行う場合は遺族が同席します。

納棺の儀はご遺体を清め、必要であれば死に装束などに着替えさせたり、死に化粧をして棺に納めることです。

病院で清拭が済んでいることが多いので、清めるのは形式的に行うことになるでしょう。

 

湯灌はぬるま湯でご遺体を綺麗に洗う(入浴させる)儀式となります。

「納棺の儀」「湯灌」は必ず行わなければならないというわけではありません。

自宅ではなく安置施設に安置した場合、納棺の儀ができない場合もあります。

 

菩提寺の僧侶との打ち合わせは喪主または遺族が行い、戒名の種類や戒名・お布施の相場、通夜ぶるまい・精進落としに出席されるかどうかなどを確認しましょう。

葬儀社が後飾り祭壇(白木祭壇・白木位牌)を自宅に設置しますが、これは四十九日まで仮祭壇として使用するものです。

自宅にご遺体を安置している場合は枕飾り(枕元に置く簡易な祭壇)も置かれます。

 

お葬式は、お通夜→通夜ぶるまい→葬儀・告別式→火葬→還骨法要→初七日法要→精進落としというのが基本的な流れです。

この流れは地域性や喪家の都合で変わります。

 

1.3 初七日法要~四十九日

初七日法要は以前はその名の通り、亡くなった日(または前日)から数えて七日目に行われる法要でした。

しかし現代では七日目に再度集まるのが難しいため、お葬式の当日に繰り上げて初七日法要を行うのが主流となっています。

お葬式の式中に行われる場合(式中初七日)と、火葬が終わった後に葬祭場に戻って、還骨法要・初七日法要を続けて行う場合とがあります。

その後には精進落としが行われるのが一般的です。

 

お葬式後にやることは下記のようになります。

 

・葬儀社や病院への支払い

・勤務先などへの挨拶

・本位牌や仏壇の準備

・役所での手続き

・香典返しの準備

・四十九日法要(忌明け法要)の準備

 

本位牌は作成に2週間ほどかかりますので、早めに手配しましょう。

役所の手続きとしては、年金や健康保険・介護保険・社会保険・児童手当・住民票の停止や解消、障害者手帳の返却、世帯主の変更などがあり、これらはすべて死亡後14日以内に行うものです。

 

他に、忘れないうちに葬祭費の支給(お葬式の費用を自治体が一部負担する制度)の手続きも行いましょう。

香典返しを四十九日過ぎに到着させるためには、2週間前には手配した方がよいです。

 

四十九日法要は菩提寺と早めに打ち合わせしましょう。

菩提寺がない場合は葬儀社に相談し、場所、料理、引き物などを決めます。

<< 次ページへ続きます >>
1 2 3 4 5 6 7 8

人気の検索キーワードTOP10


いま話題の家族葬 人気の検索キーワード
[家族葬 DIY葬の費用]  [密葬と家族葬の違い]  [家族葬とは]  [家族葬 参列]  [密葬 家族葬 違い]  [小さなお葬式]  [家族葬 通夜]  [家族葬 お香典マナー]
葬儀のマナー<参列者> 人気の検索キーワード
[社葬に参列]  [葬儀屋さん一覧]  [葬儀 受付 マナー]  [神道 葬儀]  [葬儀 流れ]  [葬儀 数珠 選び方]  [通夜 告別式 違い]  [お悔やみ申し上げます 使い方]  [冠婚葬祭 マナー]  [直葬とは]  [葬儀 マナー]  [告別式 マナー]  [葬儀 流れ] 

お葬式?これだけ読めば大丈夫!

人気記事ランキング


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket