葬儀のお布施の相場とマナーがわかる!続く4つの法要の相場も紹介

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2. 葬儀のお布施の相場はどのくらい?

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

では、具体的にお布施の相場はいくらくらいなものでしょうか。

もちろん金額メニューは存在していません。

僧侶に直接聞くのも失礼ですが、聞いてみたところで「お気持ちで構いません」と言われてしまいます。

 

僧侶に「皆さんはいくらぐらい包まれていますか」と聞けば良いと言う人もいますが、「人それぞれですから何とも言えません」と言われてしまうことが多いようです。

どの様な聞き方というよりは、金額を言ってくれるかどうかは僧侶によるということです。

 

葬儀業者に聞けば良いということもありますが、それは檀家ではなく派遣僧侶をお願いする場合のケースです。

その場合は業者に聞くまでもなく、最初からメニューに料金が明記されています。

 

実際のところ檀家として僧侶やお寺とのお付き合いがあると、葬儀のお布施の金額は檀家同士の情報などからわかるものです。

親しい檀家や檀家総代に聞けない場合は、わからずに困っていることを率直に僧侶にお話すれば教えてくれます。

 

でも、そうはいっても葬儀のお布施の相場はどのくらいなのか知っておきたいものです。

 

2ー1.読経料(お通夜・葬儀・告別式・初七日)

最近の日本消費者協会による「葬儀についてのアンケート調査」の結果では、葬儀のお布施相場は47万円とされています。

この金額は全国平均の金額で、読経料(お勤め)と戒名料・お車代・御膳料が含まれています。

 

読経料(お勤め)には、通夜と葬儀・告別式と火葬炉前での読経が含まれています。

読経料(お勤め)だけの相場では、20万円前後ということになります。

九州では低め、中部・関東では高めということで15万円から50万円くらいの幅があります。

 

読経料(お勤め)について誰にも聞くこともできず、全くかわからない場合は20万円を目安と考えておけば失礼に当たることは無さそうです。

 

2ー2.葬儀のお布施と戒名料は別な物?

戒名料(かいみょうりょう)とは、御戒名料、御法名料、御法号料とも言われるものです。

僧侶に戒名をつけてもらった謝礼としてお渡しするお金のことになります。

 

従って葬儀のお布施と戒名料とは別なものです。

ただ僧侶にお渡しする際に、お布施と戒名料を一緒にすることは多いです。

 

また、戒名はお金を払うようなものではないとして、戒名料というように分けずにお布施に含ませてしまうこともあります。

それは喪主と僧侶やお寺との間のことなので、こうでなければいけないというものではありません。

 

ところで、そもそも戒名とは生前に仏門に入った証しとして授けられるものです。

しかし現在では、亡くなった後に僧侶により故人に適切な戒名が決められるようになっています。

 

その戒名にはランクがあります。

ランクが高い戒名を付けてもらうと、戒名料の金額も高くなります。

最上位のランクは、「院殿居士(院居士)」や「院殿大姉(院大姉)」です。

続いてのランクとして、「院信士」や「院信女」です。

上位のランクは、「居士」や「大姉」です。

一般のランクは、「信士」や「信女」となります。

 

この戒名料は宗派により異なりますし、地域によつても違いがあります。

戒名料の相場といっても、20万円から100万円というように幅があり過ぎて目安になりません。

しかし宗派別に整理すると目安になる金額がわかってきます。

 

真言宗・天台宗の場合

信士・信女:30万円から50万円くらい

居士・大姉:50万円から70万円くらい

院信士・院信女:80万円くらいから

院殿居士・院殿大姉:100万円くらいから

 

曹洞宗の場合

信士・信女:30万円くらいから

居士・大姉:50万円から70万円くらい

院信士・院信女:100万円くらいから

院殿居士・院殿大姉:100万円くらいから

 

臨済宗の場合

信士・信女:30万円から50万円くらい

居士・大姉:50万円から80万円くらい

院殿居士・院殿大姉:100万円くらいから

 

日蓮宗の場合

院信士・院信女:30万円から50万円くらい

院殿居士・院殿大姉:100万円くらいから

 

浄土宗の場合

信士・信女:30万円から40万円くらい

居士・大姉:50万円から60万円くらい

院信士・院信女:70万円くらいから

 

浄土真宗の場合

浄土真宗では戒名ではなく法名といい、葬儀をするといただけるものです。

お寺によっては不要の場合もあるようです。

釋・釋尼:20万円くらいから

院釋・院釋尼:50万円くらいから

 

2ー3.お車代や御膳料はどうなる?

葬儀のお布施の他に「お車代(お車料)」や「御膳料」があります。

広い意味からするとお布施と言えるのかもしれませんが、現実的にはお布施とは別にお渡しします。

 

お車代は、葬儀の場に足を運んでいただいた交通費にあたるものです。

ですから喪主側で葬儀の場所に僧侶を送迎する場合や、お寺で葬儀をする場合には必要がありません。

金額は5,000円から1万円といわれますが、僧侶のお住まいと葬儀場との位置関係からタクシーなりで来ていただいた際の料金から見積ることができます。

 

御膳料は、精進落としなどの食事に僧侶が出席されない場合にお渡しするものです。

僧侶が会食に出席される場合には必要がありません。

金額は5,000円から1万円程度が多いようですが、会食で用意する料理の内容から金額を判断しても良いでしょう。

ただし多少は多めの金額とします。

 

お車代も御膳料も白い封書に表書きをしてお渡しします。

封筒でなく半紙に包んでお渡しても構いません。

水引などは必要はありません。

 

2-4.相場よりお布施金額を抑える方法はあるか?

菩提寺がない場合は、葬儀業者と相談して希望金額のお布施の僧侶を手配いただくことが可能です。

後から問題とならないように、お布施の金額について葬儀業者とハッキリと決めてから僧侶の派遣をお願いすれば大丈夫です。

最近では、かなり格安のお布施の金額で来ていただける僧侶もいらっしゃいます。

 

菩提寺がある方は、事前に僧侶に相談することが大事です。

菩提寺のお寺とは、長いお付き合いが続くので葬儀のお布施の金額ではないお支払いの方法もあります。

例えば葬儀のお布施は少ない金額にさせていただき、お墓の管理費として毎年一定額お支払いするなどです。

 

はっきりとした料金表を開示しているお寺もありますし、分割払いで良いお寺もあります。

率直に僧侶やお寺に相談してみることが、一番早くて確実です。

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