葬儀の作法はこれで完璧!服装や時間、お焼香などマナーの全てを解説

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葬儀は人生で行われる行事としては大きなもので、さまざまなしきたり・作法があります。

こうしたしきたりや作法は、故人を悼み、遺族をいたわるために引き継がれてきた決まり事であり、とても大切なものです。

また、悲しみなどで感情的に不安定になりやすい葬儀においては、作法を知り、守ることは余計なトラブルを招かないためにも重要だと言えます。

 

この記事では、こうした葬儀の作法についての知識を、トータルで身に着けられるようにまとめてあります。

葬儀を営む際、また葬儀に参列する際にお役立ていただければ幸いです。

 

— この記事の目次 —

1.作法の前にまず葬儀の流れを把握しましょう

2.葬儀での服装や持ち物の作法は?

3.お香典やお布施の相場はいくら?

4.受付係の決め方やマナー、受付での参列者の作法は?

5.お焼香のマナーや順番は?

6. 神式・キリスト教式での葬儀の流れやマナーは?

7.その他に気をつけるべき葬儀での作法は?

8.まとめ

1.作法の前にまず葬儀の流れを把握しましょう

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

作法について解説する前に、葬儀の流れを確認しておきましょう。

葬儀において、どういうことがどんな順番で行われるかという内容や流れを知ることで、この後の作法の説明も理解しやすくなります。

では葬儀の流れについて、喪主や遺族、親族、一般参列者の順に見てみましょう。

※近年では葬祭場で行われることが多いため、葬祭場での通夜・葬儀・告別式として解説しています

 

1.1 喪主や遺族の通夜・葬儀・告別式の流れは?

お通夜

お通夜はだいたい18時くらいから行われることが多いです。

喪主や遺族は、お通夜の2時間前には到着し、着替えがある場合は控室で済ませ、受付を置くならその準備や、葬儀社との打ち合わせをしておきます。

また、僧侶にお布施をお渡ししましょう。

 

お通夜の30分前には受付を開始し、喪主は参列者に挨拶してください。

15~20分前になったら喪主・遺族ともに着席します。

僧侶が入場したら開式です。

 

読経の間、司会または僧侶の指示に従って喪主から順にお焼香を行います。

読経と法話が終わり、僧侶が退席したら(1時間くらい)、喪主が挨拶して閉式です。

その後は通夜ぶるまいとなりますが、最近では行われなかったり、お茶やお菓子などで簡単に済ませたりすることも多いようです。

※オードブルや寿司などを別室に置いておき、お焼香の終わった参列者が軽く箸をつけて帰る形の通夜ぶるまいもあります

 

通夜ぶるまいの開式の挨拶や乾杯の音頭、閉式の挨拶などはすべてを喪主がする必要はなく、他の遺族・親族や世話役などが行うことも多いようです。

通夜ぶるまいは21時までには終了し、その後は仮宿泊または帰宅します。

宿泊した場合は朝食を葬儀・告別式の開始時間までに済ませてください。

地域によっては出立ち料理などの朝食が葬儀のプランに入っていることもあります。

 

葬儀・告別式

次の日は葬儀・告別式です。

葬儀・告別式の開始時間は10~11時が多いです。

お通夜のときと同じように、早めに会場に行き、会葬御礼や会葬礼状、必要であれば当日返し(葬儀当日にお渡しするお香典返し)などを準備しましょう。

お布施をまだ僧侶にお渡ししていない場合は、開式前に済ませておきましょう。

 

開始時間になると、僧侶が入場し、司会が開式を告げて儀式や読経、弔事や弔電の奉読、お焼香などが行われます。

読経が終わると僧侶は退場して司会が閉式を告げ、その後は故人との最後の対面となります。

葬儀・告別式閉式のときに、喪主の挨拶が入る進行の仕方もあります。

また、閉式(または喪主の挨拶)の前に、初七日法要を前倒しで行うやり方も近年増えてきています(式中初七日)。

 

出棺・火葬・お骨上げ

故人との最後の対面では、柩の中に生花や副葬品(故人が愛用していたものなど)を入れていきます。

そして柩の蓋を閉めるときに「釘打ちの儀」を行いますが、近年では省略されることも多いです。

柩を運ぶのは故人と関係の深い男性6人、位牌は喪主、遺影と骨壺は遺族や親族が持ちます。

 

柩を運ぶ人数が足りない場合は、葬儀社に相談してください。

柩を霊柩車に乗せたあと、喪主が挨拶します(告別式閉式の際に挨拶した場合はなし)。

この後は霊柩車、マイクロバス、自家用車、ハイヤーなどに分乗して火葬場に向かいます。

火葬場への同行者(=精進落としに出席される方)は、事前に決めておきます。

 

火葬場が式場に併設されている場合は、柩は台車で、火葬に立ち会う方は歩きで火葬場に行くことができます。

到着したら火葬炉の前で僧侶が炉前読経を、立ち会いの方はお焼香をし、火葬となります。

火葬の間は待合室で軽食または昼食をいただいて過ごしますが、施設によっては精進落としができるところもあります。

 

火葬は1時間半~2時間程度かかるのが一般的です。

火葬が終わると、お骨を骨壺に入れる儀式であるお骨上げをします。

お骨上げは箸を使って骨壺に入れていく儀式です。

 

還骨法要・初七日法要・精進落とし

お骨上げが終わったら、葬祭場に戻ります。

初七日法要や精進落としが終わっていない場合は、還骨法要・初七日法要(戻り初七日)・精進落としを行います。

還骨法要は、自宅に四十九日まで置かれる後飾り祭壇(中陰壇)に遺骨をお迎えする儀式ですが、初七日法要を式中で済ませている場合は省略されます。

 

火葬後に式場を使えない葬祭場の場合は、外部の施設を利用してこれらを行います。

精進落としでは、僧侶が上座でその隣が葬儀委員長や世話役代表、親族代表、その次に故人との関係性の近い方から上座から順に座り、喪主や遺族は末席です。

しかし近年では家族葬も多く、葬儀委員長や世話役などがいないことや、親族が上座に座りたがらないなどがあり、喪主や遺族が上座になることもあります。

 

精進落としの開式の挨拶や閉式の言葉は喪主や親族代表が行います。

献杯の挨拶はどなたが行っても構いません。

 

1.2 親族は火葬場に行くべき?

ここでは、親族の方の葬儀の流れをご説明します。

親族の方は訃報が届いたら、お悔やみを述べ、遺族の方に何か手伝えることがないか尋ねてみてください。

他の親族へ、遺族の代わりに訃報連絡をするのも良いですね。

すぐ駆けつけるかどうかや参列するかどうかは、故人や遺族との関係の近さや物理的な距離などを踏まえて決めます。

 

どういった葬儀にするのか、お香典や供花などについて決めているかを遺族に聞き、迷っているようであれば相談に乗ってあげましょう。

お通夜よりも前に駆けつけるときは平服で大丈夫ですが、お通夜に直接参列する場合は喪服を着用します(2章で解説します)。

通夜・葬儀・告別式の流れは喪主や遺族と同様です。

 

告別式が終わると出棺→火葬となりますが、火葬場へは参列者全員が行くわけではありません。

どこまでの親族が火葬場に同行するのかは、故人との関係性や地域性・家のしきたりなどによって違ってきます。

しかし事前に決めてあることが多いと思いますので、遺族の方に行ってほしいと言われたら立ち会うようにしましょう。

 

1.3 一般参列者は通夜と告別式どちらに参列する?

一般参列者の場合は、最近ではお通夜にのみ参列することが多くなってきました。

以前は、お通夜は親族など故人の血縁関係の方が、線香を絶やさずにご遺体のそばで過ごすもので、一般参列者は告別式の方に参列していました。

しかし近年では、仕事などの関係で昼間に参列することが難しいため、お通夜での一般の方の参列が増え、葬儀・告別式は遺族や親族のみが参列するという形に変わってきています。

 

一般参列者の葬儀(お通夜)の流れとしては、訃報を受けたら喪服で参列し、記帳とお香典のお渡しを済ませ、お焼香をします。

受付では会葬御礼を配っていることもあります。

その後、通夜ぶるまいを勧められたら、できれば参加しましょう。

通夜ぶるまいは供養になると考えられているため、少しでも箸をつけて帰るのがマナーです。

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