お葬式の礼儀はここがポイント|これだけで安心の6項目を徹底説明

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5. 知っておくべきお葬式の焼香についての礼儀

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

お葬式では焼香をすることになります。

何気なくしてしまいがちな焼香ですが、焼香にも作法やマナーがあります。

以下にお葬式における焼香について説明します。

 

5-1.お葬式の焼香の作法とは

お葬式の焼香の作法は決まっています。

宗教によっても違いがありますので注意が必要です。

 

焼香のやり方

お葬式会場の規模や様式によって3通りのやり方があります。

 

立礼焼香(りつれいしょうこう)

椅子席の式場で行われる一番多い焼香のやり方です。

故人から関係の深い順に、椅子から立って祭壇の前に進みます。

自分の順番で立ったまま焼香をしますので立礼焼香といいます。

 

座礼焼香(ざれいしょうこう)

お葬式の会場が畳の場合におこなわれる焼香のやり方です。

自分の順番になったら、祭壇までは中腰で移動します。

祭壇では正座して焼香をするので座礼焼香といいます。

 

回し焼香(まわししょうこう)

お葬式の式場が狭い場合などにおこなう焼香のやり方です。

回ってきた焼香炉を自分の前に置き、焼香が終わったら次の人に回します。

焼香炉を順番に渡しながら焼香をするので回し焼香といいます。

 

宗教による焼香の作法の違い

仏教のお葬式

遺族や僧侶、祭壇に向かって一礼します。

右手の親指、人差し指、中指で抹香をつまむようにして香炉にかけます。

数珠を左手にかけていますが、合掌の際は両手にかけます。

霊前に向かって深く一礼した後、遺族や僧侶に再び一礼します。

線香で焼香する場合は1本ずつ立てます。

線香の火は手で払って消します。(息で吹き消すことは厳禁です)

 

神道のお葬式

神道では焼香をしません。

玉串または榊を奉奠するのが一般的です。

喪主は榊を奉奠しますが、最近では一般参列者は玉串を奉奠することが多いです。

玉串とは、榊の枝に紙垂(しで)という紙片をつけたものです。

なお、神道のお葬式では、拍手は音を立てない「しのび手」で行います。

順番①:神職から玉串を受け取り、右手で玉串の根元を上から持ち、左手で葉先を支えるように持つ。

順番②:軽く一礼してから神前へ進み、一礼して葉先を神前に向ける。

順番③:次に反対に右手で葉先を持ち、時計回りに180°回して根元を神前に向ける。

順番④:玉串を玉串台の上に置き、二礼二拍手一礼をして、再び一礼して元の席に戻る。

 

キリスト教のお葬式

キリスト教では焼香をしません。

キリスト教のお葬式では焼香の代わりに献花をするのが一般的です。

献花では生花が使われますが、仏教のように菊は使いません。

なお、献花は日本だけの風習でキリスト教徒の人もそうでない人も故人とのお別れのために行います。

順番①:右手に花がくるように下から支えて受け、左手で花の根元を上の方から掴むよう持つ。

順番②:献花台の前まで進み、牧師、遺族へ一礼する。

順番③:右手を引き、茎を祭壇へ向け、そのまま祭壇へ捧げる。

順番④:合掌して黙祷、お祈りをし、牧師、遺族へ一礼して下がる。

 

5-2.焼香の順序は礼儀にしたがう必要がある?

お葬式での焼香は、故人との関係の深い順にします。

喪主から始めて、遺族、一般参列者のように会場の上座からの順番となります。

 

お葬式会場の席順は、一般的には以下のようになっていますので焼香もその順番となります。

お葬式会場の右側に喪主、遺族、近親者、親族の順番に着席

左側に世話役代表、世話役、友人、知人、職場関係者などが着席

後ろに一般の参列者が着席、または会場担当者の指示に従い列になって並ぶ

 

自分の座席が分からないからといって、勝手に葬儀会場の座席に座ったりすると、焼香の順番を乱すことにもなります。

分からない場合は、会場担当者に尋ねて指示に従いましょう。

 

5-3.宗派による焼香の作法の違いって?

仏教には様々な宗派があり、焼香の作法にも焼香の回数とおしいただく所作に違いがあります。

相手の宗派の作法ですることが丁寧ですが、自分の宗派に沿ったやり方でも問題ありません。

 

具体的には以下のような違いになります。

天台宗の焼香の回数: おしいただきながら1回から3回

浄土宗の焼香の回数: おしいただきながら1回から3回

真言宗の焼香の回数: おしいただきながら3回

臨済宗の焼香の回数:おしいただきながら 1回

浄土真宗本願寺派の焼香の回数: おしいただかずに1回

真宗大谷派の焼香の回数: おしいただかずに2回

曹洞宗の焼香の回数: 1回目はおしいただき、2回目はおしいただかない

日蓮宗の焼香の回数: 決まりはないがおしいただきながら3回が多い

 

ただし、焼香の作法については、所作を厳格に考えるよりも心を込めることの方が大切です。

相手の宗派も自分の宗派もわからない場合には、1回で問題ありません。

また焼香の順番が前の人や周りの人と同じ所作をするというのでも構いません。

 

お葬式会場の参列者の人数と儀式の時間によっては、焼香は1回のみにするようにと指示されることもあります。

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