お葬式の作法を仏教7宗派・神道・キリスト教2宗派で詳しく説明

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2. 喪主・遺族がお葬式で必要な作法とは?

出典元:https://www.irasutoya.com/

 

最初に喪主や遺族にとってのお葬式のマナーについて説明します。

言うまでもなく喪主や遺族はお葬式を滞りなく、また故人や参列者に礼を欠くことの無いように進めていかなければなりません。

そのためにしなければならないことがたくさんあります。

ここでは喪主や遺族がお葬式で注意するべきことや作法についてまとめて説明します。

 

2-1.お葬式の前にしておく7つのこと

喪主や遺族には、お葬式の前に決めておくことや確認すべきことがあります。

それを以下に7つの項目にわけてまとめておきます。

 

①:お葬式の形式を決める

お葬式には仏教の作法によるものの他に神道やキリスト教などの作法に従うものもあります。

仏教といっても宗派により作法に違いがあります。

キリスト教でもカトリックとプロテスタントでは作法が違ってきます。

どういった宗教形式のお葬式にするのか、遺族でよく確認しておくことが必要です。

基本的には故人が生前信仰していた宗教の形式でおこないます。

喪主や遺族が故人と違う宗教を信仰している場合もありますが、故人が信仰した宗教が優先されます。

 

②:納骨先を確認する

故人の遺骨を埋葬する先を確認します。

納骨先は菩提寺になる場合が多いです。

菩提寺とは 先祖代々のお墓があるお寺で、そこで葬儀や法要をいとなむことになります。

ちなみにお寺の信徒になっている家のことを檀家といいます。

菩提寺がない場合には、霊園などの埋葬先をさがさねばなりませんので葬儀業者とよく相談しましょう。

また、菩提寺には早急に連絡をして葬儀の段取りや戒名について相談を始めましょう。

 

③:お葬式の参列者の人数を想定しておく

これからお葬式の案内を出したり、会場の手配や会葬礼状など様々な準備をしたりする際に参列者の人数が重要になってきます。

もちろん正確に把握することは不可能ですが、だいたい何人くらいの参列者を想定したお葬式にするのか心積もりをしておきましょう。

その数字が曖昧のままでは、不足なものがあったり余るものが出たり、お葬式をスムーズに進めるのに障害になってしまいます。

 

④:葬儀業者を決める

お葬式を進めるにあたり、準備や手配から行政への申請代行処理までしてもらうのが葬儀業者です。

故人をお通夜まで安置する場所へ搬出や搬入もしてもらわなければなりません。

あらかじめ依頼する葬儀業者が決まっていれば良いですが、そうでない場合は数社に連絡して見積りや内容を比較・検討してから決めることが望ましいです。

しかし現実問題としては時間的なこともあり葬儀業者の比較検討は難しいと思います。

臨終を確認していただいた医師や病院で葬儀業者を紹介してもらう場合もあります。

あるいはこのサイトに掲載されているような葬儀業者に連絡してみるのも良いでしょう。

さらに、故人が生前に葬儀業者と契約して積み立てをしていることもありますので自宅の契約書類などの確認も必要です。

 

⑤:お葬式の予算を決める

お葬式の予算を決めておきましょう。

その予算で葬儀業者と具体的なお葬式の内容を決めていきます。

予算には祭壇や棺、参列者への返礼品などお葬式に必要な費用の他に、お布施や戒名代や会食などの費用も必要になります。

お葬式の費用の中には、思っていた金額と大きく異なる金額のものもあります。

後々、思い違いが起きないように一つ一つ葬儀業者としっかり話をしておきましょう。

 

⑥:喪主を決める

お葬式の喪主を誰が務めるのか、決まりがあるわけではありません。

一般的には故人と最も縁の深い人が喪主となります。

具体的には配偶者や親や子です。

未成年の子供が喪主になるような場合には、親族のひとりが後見人として補佐することになります。

補佐といっても実質的には後見人が喪主の役割を果たすことになります。

注意が必要なのは喪主とは別に施主がいる場合です。

施主とはお葬式の費用を負担する人です。

ほとんどの場合は喪主と施主は同じ人がつとめます。

 

⑦:お葬式まで故人を安置する場所を決める

病院などで亡くなった場合には、すぐに搬出するように求められます。

故人の自宅に安置できる場合は良いですが住宅事情などから難しい場合もあります。

そうした場合には葬儀業者と相談し、斎場などの安置場所を決めて手配しなければなりません。

斎場などの安置所は、宿泊施設としての認定を受けていないところが多いので、故人に朝まで付き添うことができないこともあります。

故人にどう付き添っていたいのかを遺族の間でよく確認してから、安置所を選定するようにすると良いでしょう。

 

2-2.お通夜での作法とは?

家族などの故人の近しい人でおこなう仮通夜では、喪主や遺族が気を付けるべき作法のようなものは特にありません。

ただし、身内だからといってあまり気を楽にし過ぎてはいけません。

あくまでも厳粛な気持ちでお通夜に臨むようにしましょう。

仮通夜での着座順は、故人との血縁が近い人から順に故人の近くに着くようにします。

 

一方で、一般の参列者がみえる本通夜や半通夜では、喪主や遺族は正式な儀式に臨む心構えと準備が必要です。

ポイントは服装と喪主のあいさつで、次のようになります。

 

服装

喪主や遺族は喪服を着用します。

一般的に準喪服が主流となっています。

お通夜での服装に関しては、以下の記事に詳しく説明されていますので参照してください。

お通夜の服装のマナー|喪主・遺族・参列者の3つの立場で総チェック

 

挨拶

以下の例のように、お通夜に参列いただいたことへのお礼の言葉をお通夜の最後に簡潔に述べます。

通夜振舞いがある場合は、通夜振舞いの終わりの挨拶としてでも良いでしょう。

その際、葬儀・告別式の案内も添えても良いでしょう。

「本日は遠路ご多忙のところ、通夜に参列くださり、心からお礼申し上げます。

なお、明日の葬儀・告別式は〇〇にて〇〇時よりとり行いますので、なにとぞよろしくお願い致します。」

 

2-3.葬儀・告別式で気を付ける作法は?

喪主や遺族の葬儀・告別式における大切な作法は、参列者への応対になります。

言い換えますと、受付含めて他のことは親族や葬儀業者、葬儀会場の担当者などに指示して任せておきましょう。

喪主や遺族は葬儀・告別式に参列いただいた人に心を込めた会釈や挨拶をすることが必要です。

 

服装

喪主は正喪服を着用します。

故人から3親等までの親族も正喪服の方が良いとされています。

葬儀での喪服について更に詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

喪服のマナー最新保存版!葬儀の服装や身だしなみはこれで完璧!

 

挨拶

喪主は葬儀・告別式の中でも参列者に挨拶をしますが、告別式の最後に参列いただいたことへのお礼を述べます。

以下の挨拶例を紹介します。

その際に、故人の思い出などを述べても良いのですが、簡潔で手短に述べるようにします。

「遺族を代表して一言ごあいさつを申し上げます。

本日はご多忙のところ、ご会葬、ご焼香を賜りまして、心よりお礼申し上げます。

亡〇〇もみなさま方にお見送りいただき、さぞかし喜んでいることと存じます。

(故人の想い出などを入れる場合はここ)

遺されました私たちにも故人同様に、ご指導・お付き合いを賜りますようお願い申し上げます。

簡単ではございますが、これをもちましてお礼のあいさつとさせていただきます。

本日は誠にありがとうございました。」

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