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お葬式の作法を仏教7宗派・神道・キリスト教2宗派で詳しく説明

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4. 仏教の7宗派による作法の違いを総まとめ

出典元:https://www.irasutoya.com/

 

仏教といっても様々な宗派があります。

日本で古くから成立していた伝統的な宗派は在来仏教と呼ばれています。

現在ではこの在来仏教の宗派の数は13とも14ともいわれています。

さらに宗派の中でも、地域による違いや個々のお寺や僧侶の考え方による違いもあります。

 

ここでは在来仏教の中でも代表的な宗派である7つの宗派のお葬式の違いをまとめてみました。

 

4-1.真言宗のお葬式について

真言宗は、平安時代に弘法大師(空海)によって開かれた「密教」を基盤とする宗派です。

真言宗のお葬式は、故人を大日如来が支配する「密厳浄土(みつごんじょうど)」に送り届けるための儀式とされています。

 

その真言宗のお葬式の特徴は、「灌頂(かんじょう)」と「土砂加持(どしゃかじ)」という儀式があることです。

灌頂:故人の頭に水をそそぎかける密教特有の儀式で、仏の位にのぼることができるとされています。

土砂加持:洗い清めた土砂を火で焚いてから故人にかけて納棺することで滅罪生善(めつざいしょうぜん)と呼ばれます。

 

真言宗の葬儀のながれ

①:僧侶による法要前の密教の行法

塗香(ずこう)、三密観(さんみつかん)、護身法(ごしんぼう)、加持香水(かじこうずい)

②:三礼(さんらい)

礼文を唱えて仏・法・僧へ礼拝をすること

③:表白(ひょうびゃく)・神分(じんぶん)

大日如来などに故人の滅罪を願うために、感謝を捧げて加護を願うこと

④:声明(しょうみょう)

仏典に節をつけて唱えること

⑤:授戒作法

故人が仏僧に帰依することを宣言すること

⑥:引導の儀式

表白・神分により故人に不動灌頂・弥勒三種の印明を授ける

これにより故人は即身成仏が果たされることになる

⑦:墓前作法

故人に破地獄の真言と金剛杵(法具)を授け、血脈(けちみゃく)が授与される

⑧:焼香

僧侶が諷誦文(ふじゅもん)を唱える

その間に参列者が焼香を行う

⑨:出棺

僧侶が導師最極秘印という印を結ぶ

僧侶が指を3回鳴らした後に出棺する

 

真言宗のお葬式での焼香の作法

焼香の回数:3回

おしいただく所作:額の高さまで香をおしいただく

 

4-2.天台宗ではお葬式はどうなる?

天台宗は大乗仏教に分類されている宗派で、平安時代に最澄によって開かれました。

天台宗は「全ての人は皆仏の子どもである」という考え方をとっていて、天台宗の経典は法華経になります。

 

日本の在来仏教の中でも歴史が古く、良く知られた宗派です。

 

天台宗の葬儀の特徴は3つの重要な儀式があることです。

それは法華経を唱える「顕教法要」、祈願をする「例時作法」、印と真言で故人を弔う「密教法要」です。

 

天台宗のお通夜のながれ

①:僧侶により臨終の誦経、通夜の誦経がおこなう

②:水やお香を使って故人の身を浄める「剃度式(ていどしき)」をおこなう

 

天台宗の葬儀のながれ

①:列讃(れっさん)

導師により故人が阿弥陀如来に迎えられて仏となるように祈りが捧げられる

穏やかな曲が流され、打楽器が鳴らされる

②:奠湯(てんとう)または奠茶(てんちゃ)

列讃の後に棺を閉ざして、お茶を供える

③:引導

導師により故人に引導が渡される

線香などによって空中に梵字が描かる

④:読経と回向

導師が故人を称え弔辞などを唱えた後に読経をする

葬儀の最後として回向文を唱える

 

天台宗のお葬式での焼香の作法

焼香の回数:3回

おしいただく所作:右手に左手を添えて額に香をおしいただく

なお、天台宗では焼香の所作については厳密に決められていません。

焼香の回数も1回でも良いとされています。

 

また、天台宗では数珠も特徴的です。

天台宗の数珠は、丸い玉を連ねた一般的な数珠と異なり、楕円形のかたちをした平たい玉を連ねた数珠を使います。

 

4-3.浄土宗のお葬式の作法は?

浄土宗の鎌倉時代に法然上人により開かれた比較的新しい宗派です。

浄土宗の本尊は阿弥陀如来です。

全国に七大本山があり、総本山は京都の知恩院(華頂山知恩教院大谷寺)です。

 

浄土宗の経典は「浄土三部経」で、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏を唱えれば必ず極楽浄土に往生できる」という教えが広く知られています。

 

浄土宗のお通夜のながれ

①:安置

故人を北枕に寝かせる

その際に顔には白い布を被せ、胸元に守り刀を置く

②:線香とろうそく

線香とろうそく火を、お通夜の間は絶やさぬように焚き続ける

③:枕経

僧侶が読経する(行わない場合も多い)

 

浄土宗の葬儀のながれ

浄土宗の葬儀は序分、正宗分(しょうじゅうぶん)、流通分(るつうぶん)の三部構成でおこなわれます。

正宗分が中心的な儀式であり、以下のようなことがおこなわれます。

①:奉請(ぶじょう)

②:懺悔

③:剃度作法・十念

④:三帰三竟(さんきさんきょう)

⑤:戒名の授与

⑥:開経偈(かいきょうげ)

⑦:誦経(ずきょう)

⑧:発願文(ほつがんもん)

⑨:摂益文(しゅうやくもん)

⑩:念仏一会(ねんぶついちえ)

⑪:回向(えこう)

 

浄土宗のお葬式での焼香の作法

焼香の回数:3回

おしいただく所作:右手に左手を添えて額に香をおしいただく

 

浄土宗の焼香の回数には決まりはありませんが3回が基本です。

おしいただく所作は、片方の手の3指で香を軽く摘まみ仰向けにします。

もう片方の手で香を持った手を下から添えて、額に押しいただいてから香炉の灰にくべます。

 

4-4.特徴のある浄土真宗の作法とは?

浄土真宗とは、法然の弟子であった親鸞聖人により開かれた宗派です。

親鸞聖人の死後いくつかに分派しましたが、現在では「本願寺派」と「大谷派」の2つの門派が主流となっています。

本願寺派:本願寺(西本願寺)を本山とする門派で正式名称は「浄土真宗本願寺派」

大谷派:真宗本廟(東本願寺)を本山とする門派で正式名称は「真宗大谷派」

 

浄土真宗の本尊は浄土宗と同じ阿弥陀如来です。

浄土真宗の経典も浄土宗と同じ「浄土三部経」で以下のように「南無阿弥陀仏」を唱えます。

本願寺派:高い音で上がり調子に「なんまんだーぶ」

大谷派:低い音で下がり調子に「なんまんだぶ」

 

浄土真宗のお葬式の大きな特徴は、故人への供養として行われるのではないということです。

浄土真宗では、亡くなると同時に阿弥陀如来によって極楽浄土に迎えられるとされているので、成仏を祈る必要がないためです。

そのため浄土真宗のお葬式では故人に祈るのではなく阿弥陀如来に祈ります。

他の宗派のように引導や授戒などはありません。

 

浄土真宗(本願寺派)の葬儀のながれ

①:僧侶による読経

②:僧侶による焼香

③:遺族や参列者による焼香

④:出棺式

⑤:火葬・拾骨

⑥:回向・法要

⑦:勤行(ごんぎょう)

 

浄土真宗(大谷派)の葬儀のながれ

葬儀式第一

①:棺前勤行

②:葬場勤行

導師による読経

導師による焼香

遺族や参列者による焼香

葬儀式第二

③:出棺式

④:火葬・拾骨

⑤:回向・法要

⑥:勤行(ごんぎょう)

 

浄土真宗のお葬式での焼香の作法

焼香の回数:1回(本願寺派)、2回(大谷派)

おしいただく所作:しない

 

なお、香典袋の表書きにも浄土真宗特有の作法があります。

浄土真宗では「即身成仏」といって、人は亡くなるとすぐに仏になるという教えです。

従って香典袋の表書きには「御霊前」ではなく「御仏前」と書きますので注意が必要です。

 

4-5.臨済宗の作法について

臨済宗は「禅宗」の一つに分類される宗派で鎌倉時代に伝わったとされています。

禅を通して自分自身に向き合い、見つめることから悟りを開くという考え方がなされています。

 

臨在宗の葬儀のながれ

①:剃髪(ていはつ)

実際に髪を剃るのではなく、導師が剃刀の刃を当てる素振りのみ

②:懺悔文(ざんげもん)

③:三帰戒文(さんきかいもん)

④:三聚浄戒(さんじゅうじょうかい)

⑤:十重禁戒(じゅうじゅうきんかい)

⑥:香を焚く

⑦:入棺の念誦

⑧:山頭念誦(鼓ばつ)

⑨:導師による引導の法語

 

臨在宗のお葬式での焼香の作法

焼香の回数:1回だけ

おしいただく所作:しない

ただし臨済宗では焼香の所作について、明確な決まりがある訳ではありません。

焼香の回数も2回や3回の場合もありますし、おしいただく所作もする場合があります。

臨済宗の焼香の所作は、1回でも良い、おしいただかなくとも良い、と理解すると良いでしょう。

 

4-6.曹洞宗の作法は難しい?

曹洞宗も「禅宗」の一つに分類される宗派で、中国の禅宗五家の1つが日本に伝わり鎌倉時代に広く広まりました。

曹洞宗の本山は永平寺と總持寺です。

曹洞宗は、専ら坐禅に徹する「黙照禅」であることが特徴になります。

 

曹洞宗のお葬式は、故人がお釈迦様(釈迦如来)の弟子になるために行うものとされています。

そのため「授戒(じゅかい)」と「引導」が曹洞宗のお葬式の中心となります。

授戒:故人がお釈迦様の弟子になるために必要な戒名と戒法を授けること

引導:悟りを開くために、仏の道へ導くこと

 

曹洞宗の葬儀のながれ

①:剃髪の儀式

②:授戒

酒水(しゃすい)

懺悔文(さんげもん)

三帰戒文(さんきかいもん)

三聚浄戒(さんじゅうじょうかい)

十重禁戒(じゅうじゅうきんかい)

血脈授与(けちみゃくじゅよ)

③:入棺諷経(にゅうかんふぎん)

④:龕前念誦(がんぜんねんじゅ)

⑤:挙龕念誦(こがんねんじゅ)

⑥:引導法語

⑦:山頭念誦(さんとうねんじゅ)

⑧:出棺

 

曹洞宗のお葬式での焼香の作法

焼香の回数:2回

おしいただく所作:1回目には額におしいただき、2回目にはおしいただかない

 

4-7.日蓮宗の作法はどういうもの?

日蓮宗とは、日蓮聖人を開祖とする宗派で、経典は法華経です。

「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」の7文字のお題目に法華経の功徳が込められているとして、お題目を繰り返し唱える修行が重要とされています。

そのため日蓮宗のお葬式でも「南無妙法蓮華経」というお題目が唱えられます。

 

日蓮宗の葬儀のながれ

①:総礼

②:道場偈

③:勧請

④:開経偈

⑤:開棺

⑥:引導

⑦:参列者全員による読経

⑧:参列者全員による唱題(お題目を唱える)

儀式の順番はお寺や地域により多少異なることがあります。

 

日蓮宗の「開棺」では、導師が棺の蓋を叩きながらお経を読み、祭壇に供え物を捧げます。

「引導」では、導師が払子(ほっす)を振り引導文を読みます。

 

日蓮宗のお葬式での焼香の作法

焼香の回数:1回から3回(日蓮宗の導師は3回)

おしいただく所作:しない

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