お葬式の時間はどのくらいかかる?気になる疑問と6つのマナーを紹介

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一口にお葬式と言っても、お通夜であったり、葬儀・告別式、火葬や繰り上げ初七日法要であったりも含まれます。

一般にはこれらにかかる時間は個々のお葬式で違い、なかなか読み難いものです。

 

しかし参列者にとっては、行き帰りの時間や他の都合もありますので、おおよその時間は事前にイメージしておきたいと思います。

 

そこで一般的な仏式のお葬式の場合を例にして、所要時間と流れをタイムスケジュールにしてご紹介していきます。

また、遅刻したらどうすべきかや、途中退席できるかなどのお葬式の時間に関する必須のマナーも説明します。

 

— この記事の目次 —

1. お葬式の流れについておさらいしましょう

2. お葬式のお通夜にかかる時間をみてみましょう

3. お葬式の葬儀にかかる時間は意外にも短い?

4. お葬式の告別式にはどのくらい時間がかかる?

5. お葬式の火葬には決まった時間がかかります

6. お葬式の繰り上げ初七日法要にかかる時間が重要な理由とは?

7. 忘れてならないお葬式の精進落としにかかる時間とは

8. まとめ

1. お葬式の流れについておさらいしましょう

出典元:https://www.photo-ac.com/

 

最初にお葬式そのものをおさらいしておきましょう。

お葬式に限らず、人生にまつわる儀礼や儀式は時代とともに変化するものです。

現在のお葬式はどうなっているのでしょうか?

 

1-1.現在のお葬式事情とは?

明治時代になり、衛生面の必要性もあって人が亡くなったら火葬にすることが法律で定められました。

そのためお葬式の流れや日程は、火葬の日程から逆算されて決められるようになってきています。

 

お葬式自体も全体的に簡素化や短期間化の流れがあります。

それは現在の少子高齢化や地域社会のお付き合いの変化を受けてのものです。

火葬式(直葬)や家族葬といった新しいお葬式の形態も登場してきています。

 

また現在のお葬式では、葬儀業者が悲しみと多忙を極める喪主や遺族をサポートしてくれるのも大きな特徴です。

喪主や遺族は、最初に葬儀業者を選定して、細かいことはお任せするケースが一般的となっています。

 

1-2.一般的なお葬式の流れはこうなっています

一般的な仏式のお葬式の流れは以下のようになっています。

主な儀式としては「お通夜」、「葬儀」、「告別式」、「火葬」となります。

「繰り上げ初七日法要」と「精進落とし」は喪主や遺族の意向により行われない場合もあります。

 

逝去日

病院・施設などから安置所へ搬出

安置と葬儀日程を決める

僧侶や関係者への連絡

 

2日目

納棺

お通夜

 

3日目

葬儀

告別式

火葬

お骨上げ(収骨)

繰り上げ初七日法要

精進落とし

 

火葬式(直葬)や家族葬では、お通夜・初七日法要などの儀式の一部を省略したり簡略化しています。

注意しなければならないのは、法律により火葬は死亡後24時間経過していないとできないことです。

つまり病院から火葬場へ直行はできませんので、いくらお葬式を簡素化したいと言っても逝去日から2日間は必要です。

 

1-3.神道のお葬式の流れは?

神道にもお葬式にあたる儀式があります。

お通夜にあたるのが「通夜祭(つやさい)」です。

通夜祭では「遷霊祭(せんれいさい)」または「御霊移し(みたまうつし)」が行われ、故人の霊を霊璽に移す儀式が行われます。

 

遷霊祭の翌日に行われる、葬儀にあたる儀式が「葬場祭(そうじょうさい)」になります。

告別式にあたるのが、独立した儀式ではありませんが「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」をおこなう部分で、葬場祭に引き続いて行われるのが一般的です。

玉串奉奠では、一般の参列者が一人一人玉串を捧げます。

 

葬場祭の流れは以下のようになります。

一同手水の儀:参列者が手水で清めます

修祓の儀:祓所にて斎主が参列者を祓い清めます

開式の辞

献饌の儀:斎員が供物を供えます

祭詞奏上・誄歌奉奏:斎主が斎詞を読み上げます。また伶人が誄歌を演奏します

弔辞拝受・弔電奉読:弔辞、弔電を読み上げます

玉串奉奠:斎主・喪主・遺族・親族の順に玉串を奉奠し、拝礼をします

 

引き続き告別式にあたる儀式になります。

玉串奉奠:一般の参列者が玉串を奉奠し、拝礼をします

撤饌の儀:斎員が供物を下げます

閉式の辞

 

なお、神道では葬儀は自宅か斎場、葬儀場などで行います。

それは神社は聖域なので、聖域では葬儀などを行わないためです。

葬場祭を斎場など別の場所で行う場合は「発柩祭(はっきゅうさい)」という儀式を先に行います。

 

1-4.キリスト教にもお葬式はあるの?

キリスト教にもお葬式に相当する儀式があります。

キリスト教では、人の死は終わりではなく永遠の安息を得るものという考え方がなされます。

お葬式にあたる儀式はキリスト教の各教派によって内容が異なります。

 

カトリックの場合

キリスト教の最大教派のカトリックの葬儀の儀式は「葬儀ミサ」と言います。

故人の生前での罪を詫びて許しを請い、安息が得られるように祈ります。

そのため葬儀ミサの内容は、神が故人を受け入れ慰めを与えてくれるように祈る「感謝の典礼」が中心となります。

 

なお、カトリックではお通夜にあたる儀式は「通夜の集い」とよばれています。

 

カトリックの葬儀ミサと告別式の流れは以下のようになります。

入堂・聖歌:聖歌のなか、神父が入堂します

開祭:神父がキャンドルに点火、棺に聖水を注いで献香をします

言葉の典礼:聖書を朗読し、聖歌を斉唱します。神父が説教をした後に祈りを捧げます

感謝の典礼:遺族がパンとぶどう酒を捧げます

赦祷式(しゃとうしき):キリストの来臨と復活を祈ります

告別式:聖歌を斉唱し、告別の祈りと結びの祈りをします。弔辞の拝受、弔電の奉読、献花を行います

 

プロテスタントの場合

プロテスタントでは、死後は天に召され神に仕える者になるという考え方がなされます。

そのため葬儀は、故人の冥福を祈るのではなく神に祈りを捧げる儀式になります。

 

カトリックと違い、プロテスタントでは教会によって考え方や儀式の内容が違います。

またプロテスタントの儀式では、葬儀と告別式を区別せずに一連の儀式として行われます。

 

一般的なプロテスタントの葬儀・告別式の流れは以下のようになります。

入場:オルガン演奏の中、牧師・棺・喪主・遺族の順に入場します

聖書朗読:牧師が聖書を朗読し、遺族と参列者は祈祷して賛美歌を斉唱します

追悼説教(ついとうせっきょう):牧師が故人の略歴を紹介し聖書の教えを説きます

祝祷(しゅくとう):参列者全員が神の祝福を願って祈ります

弔辞拝受・弔電奉読:弔辞、弔電を読み上げます

献花:全員で賛美歌を斉唱して、牧師・喪主・遺族・一般会葬者の順に献花をします

 

なお、プロテスタントではお通夜にあたる儀式は「前夜式」と呼ばれています。

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