東京の火葬場パーフェクトガイド!近郊の火葬場もご案内します!

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4.東京の火葬場は混んでいる?

出典元:https://www.ac-illust.com/

 

東京の火葬場が混んでいるというのは、本当なのでしょうか。

ここでは稼働率などのデータと、混んでいると言われる理由、自治体の対策や実際に混んでいる場合はどうするかについてお伝えしたいと思います。

 

4.1 東京の火葬場の稼働率や受け入れ人数は?

東京には火葬場が26あり、そのうち8つが離島の火葬場です。

離島全体の年間火葬人数は400体ほどですので、混んでいるというのは残り18の火葬場についてのことになるかと思います。

東京都の年間の火葬人数は約11万体ですから、18の火葬場でそれを担っていることになります。

 

2013年のデータによれば、瑞江葬儀所は98.4%の高い稼働率です。

火葬場は70~80%を超えると予約を取りにくくなりますから、瑞江葬儀所はかなり混雑していると言えるでしょう。

火葬炉が20基あるにもかかわらず、1日の受け入れ人数が25人のみというのが大きなネックになっているようです。

瑞江葬儀所では火葬回数が多くできる種類の火葬炉ですので、炉が原因ではないと思われます。

 

また、臨海斎場の稼働率も72.7%ですので、こちらも混雑しています。

臨海斎場の年間受け入れ人数は8,750人ですが、臨海斎場を運営している五区(港区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区)の年間の死亡者数(≒火葬人数)は19,000人を超えていますので、足りていません。

 

臨海斎場を使わない(使えない)方は、高いけれど交通が便利な桐ヶ谷斎場や代々幡斎場を利用していると思われます。

その桐ヶ谷斎場などの民営の火葬場は、稼働率が40~60%にとどまっています。

しかし民営は、10万円を超える高級火葬炉が全体の40%を占めていることを考えると、混んでいないと言い切ることは難しいでしょう。

 

一方、多摩地区では南多摩斎場が96.6%なのをはじめ、八王子市斎場が83.8%、瑞穂斎場が76.5%と軒並み高い稼働率です。

日野市営火葬場は60.4%ですが、1日5件しか受け入れておらず、式場もないからではないでしょうか。

また、青梅市火葬場とひので斎場が40~50%なのは周辺の市を含め、人口自体がそれほど多くないことが影響していると思われます。

 

立川は人口が少なめなのに立川聖苑の稼働率は70%を超えていますが、周辺から火葬に来る方が1,000人近くいることが理由のようです。

こうして見てみると、一週間~10日待ちが当たり前というのは大げさにしても、東京都の火葬場が混んでいるのは事実と言えるでしょう。

 

4.2 混雑しているのには理由がある

実際に混んでいる以上に大きく報道されているのは、報道自体が読者・視聴者を増やすために、過激な取り上げ方をせざるを得ない面があることがあげられます。

また、混んでいる実感が大きいとすれば、その他にも理由があります。

八王子市斎場の予約状況をネットで見ることができますので、そちらで確認してみましょう。

 

八王子市斎場は9時半・12時半・14時半に火葬が行われますが、今日(2017/09/30)から友引の日をはさんだ4日間は、12時半と14時半はすべてうまっています。

しかし9時半は3~5件空いている状況です。

東京では告別式→火葬の順で葬儀が行われるため、お昼~15時くらいまでが混んでしまうのです。

直葬(火葬のみ行う葬儀)は全体の1割くらいしかありませんし、親戚などが火葬場に同行することを考えると、朝早い時間の火葬を選ぶのは難しいでしょう。

 

また、火葬場併設の式場はマイクロバスでの移動がなく、金銭的にも身体的にも負担が少ないです。

そのため、火葬場併設の式場の予約は一週間待ちのところが多く、そういった流れで「火葬場が混んでいる」という話になってしまった可能性もあります。

東京の火葬場では、瑞江葬儀所と日野市営火葬場以外は式場があります(立川聖苑は隣接の建物が市営式場)。

 

また、臨海斎場以外は友引が休みとなっているため、年間の稼働日数が250日くらいなのも理由の一つと言えます。

亡くなる日は一定しているわけではありませんし、冬場などは集中してしまう時期もあるでしょう。

関西では、1月1日以外は稼働していることが多いです。

 

それと多摩地区では武蔵野市、三鷹市、調布市、小金井市、小平市、東村山市、国分寺市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、西東京市 の12市は火葬場を持っていません。

民営の多磨葬祭場が年間1万人以上も火葬できているため、なんとかなっていますが、これも混雑している原因の一つと言えるでしょう。

火葬がなかなかできないというのは遺族に負担をかけますし、このままでは災害時に東日本大震災のときのような問題が起きる可能性は高いです。

東日本大震災では2,000人以上の方が火葬できずに仮埋葬され、その後掘り出されて火葬されたのです。

 

4.3 自治体では対策を始めている

東京では2003年に臨海斎場を開場し、年間8,750人の受け入れが可能となりました。

都内ではほとんどの火葬場が友引の日は休館ですが、臨海斎場では友引も火葬を行っています。

また、隣県ではいくつか新しい火葬場を建設中です。

 

埼玉県川口市では、川口市赤山歴史自然公園内に「川口めぐりの森」という火葬場を建設しています。

2018年4月に開場予定です。

同じく埼玉県の越生町では火葬場を改修中で、火葬炉が現在5基のところ、6基になります。

2019年8月に完成予定です。

 

神奈川県相模原市では、相模原市営第二斎場を建設中で、2024年に開場予定です。

千葉県習志野市では、四市複合事務組合第2斎場を建設中で、2019年10月に完成予定となっています。

 

4.4 火葬場が空いていないときは?

では、火葬場が空いていないときはどうすればよいのでしょうか。

時間をずらすことが可能なら、朝早くか、もし夕方にも火葬を行っているなら夕方以降にすれば予約が取りやすいです。

また、式場料金を安くしたいという理由で火葬場併設の式場を考えているなら、近くの公営式場に切り替えると待つ日数は少なくなります。

 

他には、近隣の地域の火葬場を利用するという手もあります。

その場合、火葬料金が市民外(組織外)となりますので、高くなることの方が多いでしょう。

また、マイクロバスを利用することになるかもしれず、1台チャーターすると3万~5万くらいかかります。

それに、移動時間が長いと年配の方などには負担が大きいでしょう。

 

火葬場がそのまま空くのを待っていてもよいのですが、安置料金、ドライアイス代がかかります。

全体的な費用に関して言えば、市民葬・区民葬を行っている自治体は多く、葬儀の費用を軽減できますので、お住まいの役所に問い合わせてみましょう。

他には区や市の指定葬儀式場を使用することで安く葬儀を行えたり、火葬料金を補助する制度もあります。

 

羽村市では、瑞穂斎場を使用したときは6,100円~7,200円、その他の火葬場を使用すると11,100~12,200円の助成金が出ます。

また、葬祭費の補助金制度は多くの市区町村で行っていますので、葬儀を終えたら必ず申請しましょう。

これらのメリット・デメリットを考え合わせて、どの辺で妥協するか決めるとよいですね。

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