通夜の食事時、主催者側が完璧に実施するためのお作法7ポイント

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みなさんは、いざ親族の方が急に亡くなった際、葬儀や通夜について困ることが多々存在すると思います。

葬儀の流れや準備については、葬儀屋である程度の手配ができると思いますが、通夜の食事は、メニューや飲み物について、量や値段に悩むことがあると思います。

 

通夜での食事は、故人を偲ぶために実施していますが、来られた方に失礼なことがあったら、集まってもらった友人の方々や、故人に対して申し訳ないという気持ちになってしまうと思います。

通夜の食事については、事前理解し、内容を把握しておくことで、とてもうまく進めることができます。

様々な事例や経験をもとに、通夜の食事についての情報と解決策をまとめましたので、ぜひ葬儀前にご活用ください。

これできっとあなたは、通夜の食事を滞りなく終えることができ、故人に対しての弔いが上手くいくことでしょう。

 

— この記事の目次 —

1.葬儀時の通夜食事でまず押さえるポイント

2.失礼のない通夜振る舞いの食事とは?

3.失礼のない火葬時の食事とは?

4.失礼のない初七日法要後の食事とは?

5.通夜食事時に失敗しない立ち振る舞い

6.イレギュラー出席者のケースとその対処法

7.葬儀において、宗教や文化の違いで気をつけること

8.まとめ

 

1.葬儀時の通夜食事でまず押さえるべきポイント

1-1 通夜での食事はなんのためにするの?

出典元:http://www.hanahanakaikan.com/prepare/flow/vigil.html

皆さんはお葬式に行った時、ほとんどの場合は、喪主の方からお食事が振舞われると思います。これは一般的に「通夜振る舞い」と言われます。なぜこのような食事の席があるのか皆さんはご存知ですか?

 

通夜は文字通り、「夜を通して、故人を偲び、いっしょに別れをともにする会」なのですが、夜を通す際、どうしても長い時間過ごすことになり、そのお伴として、食事が出てくることになりました。

そのため、故人のためというよりは、いっしょに別れを惜しむ方々のためとも言えます。

地域によっては、お香典とは別に料理をもってくる習わしがあったり、めざまし代わりに食事を持参する地域もあるようです。

 

通夜に出席した際に出てくる料理は、お寿司やお刺身、お肉等が現在の主流ですが、この習慣も、30~40年前から始まったと言われています。

それ以前では、河童巻きや稲荷ずし、天婦羅等、精進料理に近い料理が並んでいました。葬式前の精進中であれば、当然かもしれません。

現在では、多様化が進み、様々な形式の料理が並ぶようになっており、大きく変化してきています。

 

今まで基本的に仏教(日本式)での通夜振る舞いについてお話しましたが、その他宗派(海外式)はどのように行われるのでしょうか?

 

代表的な「キリスト教」では、故人を偲んで簡単な食事会や茶和会などが開かれます。

ただし、お酒は出ません。

日本式とは違い、故人を偲ぶ文化やお酒が出ない点等、やはり内容が全然違います。

日本の文化と同じと考えて出席するといろいろな違いが出るため、注意が必要です。

 

1-2 通夜での食事で主催者側が気をつけることは?

出典元:http://www.sogi-custom.com/area/kanagawa.html

通夜振る舞いについて、背景等を理解することができたと思いますが、ここからは実際に式を催す側の視点に立ってお話したいと思います。

もし急に近親者で不慮事態が発生した場合、通夜振る舞いについて、どのような準備をしておくべきでしょうか?

 

① どのような食事を用意するべきか?

現在では、精進料理のようなものを出さなければならないという文化は特になく、魚、肉含めて様々な種類の料理を出せることが一般的です。

予算としては、2,000円から4,000円が相場になりますので、出席される方の身分や年齢等も考慮した上で決定するのが良いです。

出されるメニューについては、一般的に大きく2つに分かれます

 

・オードブル

出典元:http://www.hatukaritei.co.jp/yasuragi.html

一般的には、お寿司のオードブルやサンドイッチのオードブルとなりますが、その他にも、天婦羅やから揚げ等が入ったオードブルを出すこともできます。

また、最近では、中華風オードブルや、洋風オードブルも存在します。斎場によって頼める店舗が決まってくると思いますので、選択肢の中から選ぶのが最適です。

 

注意点としては、故人の友人で既に食べられないものやアレルギー食品がわかっていれば、事前にメニューから除外する等の気遣いは必要かもしれません。

 

・お茶と茶菓子

出典元:http://takahashikiyomi.com/manner/cat18/

通夜振る舞いの席であまり出されることがないメニューですが、通夜振る舞いを親族のみで実施する地域においては、近所の方が参列した際に振舞われるケースがあります。

メニューとしては、お饅頭が一般的ですが、中には茶菓子のオードブルが出てくることもあります。

あまり住んだことのない地域で通夜振る舞いを実施する際は、地域の状況や、斎場の方と相談した上で決定するのが一番良いです。

 

② 出席者への気遣いに関する注意点

通夜振る舞いは、基本的に列席者へお声掛けをすることで、余程の事がない限り出席するケースが多いです。

出席された際は、1人1人の席を回り、挨拶と感謝の言葉を掛けていくことが、主催者の良い立ち振る舞いです。

 

お酒をよく飲まれる方は、お酒の力でついつい飲みすぎてしまい、同じ方とずっと喋ってしまうことがあります。

また酔っ払い過ぎてしまい、お開き時の挨拶でうまくしゃべれないことにもなってしまいます。

喪主として、飲みすぎないことが最も注意すべき注意点かもしれません。

また、あまり無理をさせず、常に帰りやすい雰囲気を演出することも主催者側のマナーの一つとも言えます。

 

1-3 シチュエーションによって変わる葬儀の食事

出典元:http://kisslog2.com/archives/44811541.html

仏式で行われる葬儀で食事をする機会は、主に3回あります。

ここでは、その種類と、通夜での食事との違いについて解説していきます

 

1-3-1 通夜振る舞い

通夜振る舞いは、現在多くのお葬式で行われている行為で、一般的な方法です。

行われるタイミングとしては、通夜での焼香後に行われます。

 

開始時は、喪主からの挨拶から始り、約1~2時間程度でお開きとなるケースがほとんどです。

出席人数については、地域によって異なりますが、出席人数の約6~7割の方は出席します。

 

喪主の方は、挨拶後乾杯をすることとなりますが、行う際は、「献杯(けんぱい)」というのがお作法です。

行う際も、杯を高く上げることなく、控え目に行い、杯の打ち合いは行わないよう注意してください。

 

1-3-2 火葬時の食事

告別式、葬儀終了後、火葬が行われ、その際に出されるのが、「火葬時の食事」です。

地域によってはこの時間を利用し、「精進落とし」の料理を食べる風習もありますが、ここでは、火葬をしている間に出される料理についてお話します。

 

昔は、火葬を行う際、約4時間程度かかる場合もあったみたいですが、現在では火葬設備も進歩し、1~2時間程度で終了します。

本食事は、時間帯が重要になり、昼間を挟む際は、お寿司などのごはんを出す必要がありますし、それ以外の時間であれば、茶菓子や軽食を出す必要があります。

 

1-3-3 初七日法要後の食事

まず「初七日法要」という言葉があまり聞きなれないと思いますが、実際にどういった意味があるのでしょうか?

 

仏教の世界では、故人が極楽浄土へ行けるよう、七日ごとに法要を行う習慣があります。

その最初の七日目が特別な意味を持つため、「初七日法要」があります。

最終的に四十九日を迎えるまで法要を行い、その後正式にあの世に旅立つということになります。

 

残された人たちは、四十九日を迎えるまで、肉や魚を断ち、野菜中心の生活を行うという習慣がありました。

せめてその期間だけでも生き物を殺さないで生活しようという考え方から来た風習だそうです。

そして、この風習から来た料理が「精進料理」です。

初七日法要から四十九日法要にかけて順々に元の食事生活に戻していくということになります。

 

現在では、その風習も薄れてきており、初七日法要はほとんどが葬式といっしょに済ませてしまうというのが一般的です。

また食事のメニューについても、風習事態が薄れてきているため、精進料理を出すのではなく、お寿司やオードブルを出すことが一般的になっています。

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