友人葬はどんな葬儀??今から知っておきたいマナーと費用とは?

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あまり耳にすることがない友人葬ですが、一般的な葬儀に参列するつもりでいるとその独特のルールに驚くことになります。

もともとは創価学会の方達だけが行っていた葬儀の形ですが、最近は創価学会でなくてもあえて友人葬を執り行う方がいて、将来的には今よりも一般的な葬儀と認知されるかもしれません。

 

特にご家族や親族、親しい友人など身近な人が創価学会である場合、友人葬に参列する機会もあるでしょうから基本的なことだけでも知っておいてもしもの時に備えましょう。

 

— この記事の目次 —

1.友人葬はどんな葬儀?

2.友人葬までの流れ

3.友人葬の流れ

4.友人葬は費用を抑えられる!

5.友人葬の3つのメリットとは?

6.忘れてはいけない!友人葬のデメリット

7.知っておくべき友人葬のマナー

8.友人葬でよく聞く4つの質問にお答えします!

まとめ

1.友人葬はどんな葬儀?

出典元:http://www.irasutoya.com/

 

友人葬は創価学会で執り行われている葬儀スタイルです。

そのため、一般的には馴染みが薄く聞いたこともないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は友人葬はどのような葬儀なのか、一般的な葬儀と何が違うのかなど友人葬について詳しく説明していきます。

 

1-1.友人葬の始まりはいつ?

今では様々な種類の葬儀スタイルが確立していて故人や遺族が望む形の葬儀を執り行うことができるようになりました。

基本的には家族葬や直葬、一日葬、社葬、お別れ会といった形でそれぞれの葬儀に名前もついています。

いわゆる一般葬は時代のニーズにあった葬儀とはいえなくなってきたことが影響しているのでしょう。

 

このように選べる葬儀が確立していく中で1991年に創価学会の会員の間で自然発生したといわれているのが友人葬なのです。

 

1-2.友人葬の3つの特徴

友人葬にはどのような特徴があるのでしょうか。

友人葬ならではの3つの特徴をご紹介します。

 

・南無妙法蓮華経を唱えるのに僧侶は呼ばない

友人葬では、不思議なことに南無妙法蓮華経を唱えるのにも関わらず僧侶は呼びません。

では、誰が読経を行うのかというと、導師となる儀典長を中心として参列している創価学会の会員全員で読経を行うのが一般的です。

 

創価学会の会員ではない自分が友人葬に参列するには読経ができなればならないのかと心配された方、どうぞご安心ください。

これは強制的に行われるものではありません。

創価学会の会員ではない方は読経を行う機会なんてまずありませんし、やったことがないというのも当然のことです。

できないことを無理にやる必要はなく、創価学会の会員と一緒に読経する必要はないのです。

 

ちなみに、儀典長(ぎてんちょう)とは創価学会に存在する冠婚葬祭行事を執り行う幹部のことです。

友人葬の場合、葬儀は創価学会の会員が中心となって執り行われるものなのです。

 

・友人葬で僧侶を呼ばない理由

もともと創価学会は日蓮正宗を信仰しており、葬儀では日蓮正宗の僧侶が読経を行っていました。

しかし、1991年に日蓮正宗の信徒団体から破門されてしまったことから独立し、それに合わせて儀典長が僧侶の役割を担うことになったという背景があります。

 

・戒名はつけない

友人葬の場合、戒名はつけません。

生前の名前がそのまま俗名となり、弔います。

 

1-3.一般的な葬儀と友人葬との大きな違い

一般的な仏教の葬儀では、宗教儀礼を行うことは故人が成仏できるように、あの世へ迷わず行けるようにという意味がありますし、戒名を付けるのにも、故人のあの世での名前となり故人があの世で困らないよう、幸せに暮らしていけるようにという意味があります。

だから宗教儀礼を行うことが普通なのです。

 

しかし、創価学会の考え方はこれらとは大きく異なっています。

葬儀の際に僧侶が読経を行うようになったのは、江戸時代の檀家制度が制定にともなって普及したといわれています。

それまでは、僧侶が読経を行うという慣例はありませんでした。

 

そもそも、仏教の開祖である釈迦は僧侶がお経をあげないと故人が成仏できない、戒名をつけるべきであるといった教えは説いていないため、僧侶による読経や戒名は不要であると考えているのです。

 

また、一般的な仏教の葬儀では、成仏してもらうため故人が生前信仰していた宗派に合わせて葬儀を執り行いますが、創価学会ではこういった考え方は仏教の本義に合っていないと考えているため、故人が成仏することと葬儀の形式は関係ないとしています。

そのため、葬儀ではこれをするべきなどといった形式は重視せずに心を込めて故人の冥福を祈るということを重要視しているのです。

 

そして、一般的な葬儀と大きく異なる点としては、お布施でしょう。

一般的な仏教の葬儀では、読経を行っていただいた僧侶にお布施を渡すのが普通ですよね。

しかし、友人葬の場合はそもそも僧侶を呼ばないのでお布施は不要ですし、創価学会では無償で故人の冥福を祈るという方針であるため、葬儀を取り仕切ってくれる儀典長へのお礼も不要なのです。

 

また、一般的な葬儀と友人葬とでは祭壇も異なります。

一般的な葬儀では通常白木を使用した「白木祭壇」を用いるのが普通ですが、友人葬ではしきみという常緑樹を使用した「しきみ祭壇」や白の生花を使用した祭壇を用います。

 

1-4.忘れてはならない納骨・お墓事情

友人葬の場合、戒名をつけませんので、お寺には納骨できません。

おそらくお寺に相談しても断られるか、改めて僧侶による読経を行ったうえで戒名をつけることになる可能性が高いでしょう。

その場合、僧侶にお布施や戒名料を支払うことになります。

 

通常は、創価学会が所有する墓地に納骨するか、宗教を問わない墓地にお墓を建てることになります。

お墓にこだわりがなければ納骨堂を利用するのも良いでしょう。

創価学会の納骨堂はもちろんのこと、宗派を問わない納骨堂を利用することもできます。

 

また、位牌についても通常は拝むものとしています。

しかし、創価学会ではそもそも位牌は儒教の風習を仏教が取り入れたことが始まりで、それはあくまで名札のようなものであり、拝むものではない。

そして、故人が成仏することとも関係はないと考えています。

 

そのため、創価学会では基本的に葬儀の後に位牌は処分しています。

 

1-5.法事・法要の考え方

一般的に法事・法要は故人を偲び、故人の冥福を祈るために行われています。

しかし、創価学会の見解はこれとは少々異なります。

 

日蓮大聖人は、法事を行わなければならない、法事を行わないと成仏できないとは説いておらず、あくまでも各人の日々の勤行や唱題が最高の追善回向であると教えられているため、法事・法要は絶対に行うべきであるとは考えていません。

 

ただし、法事・法要を否定しているわけではありません。

法事・法要を希望していれば、普段あまり会うことのできない親族が集まって、自宅で勤行・唱題を行い、故人を偲ぶ機会とするのが良いと考えいます。

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