神式葬儀のマナー。知っておくべき基本知識と作法まとめ

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特定の宗教を信仰している人でなければ、葬儀と言うと仏式を思いうかべる人が大半ではないでしょうか?

日本には、仏式のお葬儀を行う方が大半ですが、「神式」を先祖から代々行っている家系もいらっしゃいます。

そこで今回、神式の葬儀とはどういったものでどんな準備が必要なのか、必要なあれこれをまとめました。

ご自身の家系が神式でなくても、知り合いがお亡くなりになられて神式の葬儀に参加する可能性もあるため、是非一度確認しておきましょう。

1.神道はどんな宗教?

【画像】http://blog.goo.ne.jp/aotyann_2008/e/76c8c273b3f5c23aa66bd8dcadc58bbf

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初詣に神社に参ったり、入試の合格を祈願したり、日常のちょっとしたことで神社にお参りすることはよくあります。

なんとなく神様を祀るのが神社、仏様を祀るのがお寺と思ってはいても、神道がどんな宗教かを詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。

まずは神道について簡単にご説明します。

1-1.神社の神様は人が崇拝する「何か」

神道はいろいろな神様をお祀りする日本固有の宗教です。

1000年以上の歴史を持つ神社もあれば、ほんの100年ほどの神社もあります。

山を祀っている神社もあれば、岩を祀っている神社もあり、御神体も神様も様々です。

山にも岩にも神様がいて、もちろん山でも岩でもない太古からの神々もおられます。

そして生きている人間まで祀ってしまうのです。

司馬遼太郎さんの随筆で有名になったポンぺ神社というところがあります。

幕末に来日して西洋医学を5年間日本人に教え、帰国したオランダ人医師がポンぺです。

このポンぺ・フォン・メールデルフォートに教わった荒瀬幾造という門人の1人が、感謝と尊崇をこめて自宅の庭に祠を作って祀りました。

キリスト教徒のオランダ人が、日本で神として祀られてしまったわけです。「お祀りする」という行為には、歴史や文化が問題なのではなく、感謝と尊崇の念が大切だというわかりやすいたとえになっているのです。

1-2.神道には経典や戒律が無い

一般的に宗教というと、いろいろな教えを説いた経典や、信者ならではの身の処し方についての戒律があります。

神道には経典や戒律がありません。

古事記や日本書紀には、日本の成り立ちと神々についての多くが書かれていますが、それはあくまで参考書のようなもので、教祖の言葉を記した経典のようなものとは違います。

参拝の前に身を清めること、拝礼は基本二礼二拍手一礼すること、おおまかにやるべきことはこの2つぐらいです。

お祈りの言葉や日常のあれこれなど、守るべき厳しい戒律はありません。

求められるものがあるとすれば、「浄明正直」だけで、「浄く明るく正しく直く」生きることだけです。

そのためにあれをしなければならないとか、食べてはいけないものなどもありません。

普通に日々を生活していくことが大切にされているだけです。

いろいろな神様があっちこっちにいて、その神様を粗末にしないようにすることが神道の基本です。

こうなると宗教というよりは、日本人の考え方の基本の部分に根差している、大きな下地のような感じになります。

特別熱心な仏教徒でなくてもなんとなく仏様がなじんでいるように、神道の考え方もなんとなくなじんでいるのです。

2.誰でも神式葬儀ができます

【画像】 http://momiji-takatsuki.com/plans/plan1/

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神社に何の関係も無かった人が、いきなり神式で葬儀を営むのは難しいと考える人も多くいます。

仏式ならば普通に葬儀社に頼めばなんとかなるけれど、神式だとそもそも熱心な信者でなければ、お願いすることもできないと思ってしまうのです。

実際には特別に信心深くなくても、特定の神社の氏子(うじこ)でなくても、仏式で葬儀をするのと同じように、神式で葬儀をすることはできるのです。

2-1.神道と仏教の関係

神道はもともと日本固有の原始宗教であり、祭祀の原型でもあります。

仏教より前に神道がありましたが、6世紀に日本に仏教が伝わり、広まっていく過程で神道と混じり合っていきました。

例えば、仏教では、人は死ねば仏になり極楽で暮らすことが本来なのですが、神道の場合はご先祖様として家族を見守ってくれているといった解釈となります。

この「見守ってくれているご先祖様」は、実は神道の考え方なのです。

どちらも混じってあまり問題ないあたりはいかにも日本的です。

神道と仏教はつかず離れずで並立していましたが、江戸時代に徳川幕府が檀家制度を取り入れました。

誰もが皆どこかのお寺の檀家となり、基本葬儀は寺が行うというものです。

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